相沢こうた (あいざわ耕太) 八王子市議会議員

相沢こうたの使命

こんにちは、八王子市議会議員の相沢こうたです。

7月

〇関東地方は異例の早い梅雨明けで6月末からずっと暑い日が続いていますが、この暑さをもたらしている太平洋高気圧の影響で湿った空気が九州・四国・西日本方面に継続的に流れ込むなどして、九州から四国、西日本では記録的豪雨に見舞われ7月13日現在で死者が200人近くに及ぶ大災害となってしまいました。台風でも地震や津波でもなく、大雨がこれほどまでの災害をもたらすものなのかと、自分自身今まで雨に対する考え方が甘かったこともあり、変わり果てた街の様子が報道される度に只々驚くばかりです。被災地では大雨以降梅雨が明けて連日猛暑の中の復興作業に当たられています。熱中症などの二次災害が発生しないことを祈っています。

〇この豪雨の少し前、6月19日7時58分に大阪府北部地震が発生しました。この地震でも4人の死者が出てしまいましたが、中でも高槻市で登校途中の小学生が倒れてきたプール沿いのブロック塀の下敷きになり死亡した事故は、あまりにも悲惨な出来事でした。倒壊した壁は、元々あった高さ1.9mの壁の上に、目隠し目的でブロックが8段分(1.6m)積み上げられたものでした。建築基準法施行令により定められたブロック塀の高さ基準2.2m以内を遥かに超えていた上に、高さ1.2m以上のブロック塀に設置が求められている控壁もなかったため、2015年11月に防災アドバイザーが壁の危険性を指摘していたにもかかわらず、同市教育委員会の職員2名が2016年2月に目視や打音による簡易検査を行い問題なしと判断していたということが後に判明しました。 明らかに人災です。
高槻市の事故を受け、文部科学省は全国の小学校・中学校設置者に対して敷地内のブロック塀についての緊急点検を実施するように緊急の要請を行うことを決定し、八王子市でも学校をはじめとした市の施設のブロック塀について調査を実施しました。

・八王子市の調査結果によりますと、2.2mを超えるコンクリートブロック塀があった施設は、小学校8校(第二小、第五小、第九小、椚田小、上壱分方小、元木小、川口小、東浅川小)、中学校5校(第二中、第四中、第六中、椚田中、楢原中)、学校以外の施設8施設(川口児童館、こども科学館、滝ケ原運動公園管理棟、緑町霊園、甲の原霊園、旧保健センター西寺方分室、北野事務所、補修センター)です。学校に関しては7月末までに撤去し仮囲いを設置、来年2月までに正式なフェンス設置の予定。その他施設は8月末までに撤去し10月末までにフェンス設置の予定になっています。
高さ以外の条件で不適合だと判断した施設は、小学校17校、中学校3校、学校以外の公共施設14ヶ所となっており、これらについても準備が整い次第、撤去し新たなフェンス設置の予定となっています。

相沢こうたの使命
相沢こうたの使命

・今回の事故はきちんと道路の右側の歩行者通行帯を歩くというルールを遵守して登校していた子どもが被害にあってしまった、とても悲しい出来事であったことから、文部科学省が全国に一斉の改善指示を出すという経過に至り、おそらくどこの行政も八王子市と同様の対応を早急に取ると想像できます。一人の犠牲を受けて類似事故撲滅に向けて迅速に対応した例となります。被害にあってしまったお子さまは大変気の毒ですが、事の重大さを国が瞬時に見極めて動いた訳で、理想は犠牲者が出る前に改善できなくてはならないことですが、犠牲者を最小限に食い止めたいという国や行政の意志は伝わってきます。

・この事例に比較して思うのですが、高齢者による過失運転の事故は今まで相当数発生し、この犠牲となって尊い命がたくさん奪われているのに、決定的な対策が取られないのは何故なのでしょうか。そう感じるのは私だけではないはずです。高速道路や一般道で異常な低速運転をしている車、狭い路地ですれ違いに苦慮している車、駐車場での車庫入れ時に意図する方向に後退させられない車など頻繁に見掛けますが、そのドライバーは高い確率で高齢者です。更に高速道路逆走のニュースなどを見ると、その運転手のほとんどは高齢ドライバーです。高齢者が全てそうだという訳ではありませんが、運動神経や反射神経、注意力など運転に必要な対応力が全般に渡って、若い時分より低下してしまうのは仕方のないことで、これらが他人を巻き込む大きな事故に発展しないよう、全国的に山ほどの事故事例があるのですから本腰を入れて取組むべきことだと思います。現在は免許更新の際に認知症の確認がされていますが、それだけでは足りないと考えます。例えば、80歳を超える方は半年に一度は検査を受けることを法律で義務付けてこれを怠った場合は直ちに免許証を停止するとか、高齢者が運転してよい車種を安全装備が完備された車のみにするとか、これだけ事故が多いのだからもう少し厳しくすべきだと思うのです。高槻市のブロック塀の倒壊対応で、国はやる気になればすぐに動ける、ということを証明した訳ですから、高齢者の自動車運転についてどれだけの重大さを持って捉えるかというところなのではないかと思います。
年配者の方は「そんなに厳しいことを言うなよ」と思われるかも知れませんが、今までそれぞれに努力され社会で活躍されて時間を積み上げて築いてこられた重みのある人生を、最後につまらない事故で台無しにする必要はないと思うのです。そういった観点から考えると、ご自身で判断しにくいことを総体的に見て正しい方向に誘導してあげるということも国や行政の仕事なのではないかと思うのです。

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