相沢こうた (あいざわ耕太) 八王子市議会議員

相沢こうたの使命

こんにちは、八王子市議会議員の相沢こうたです。

8月

・今年も8月12日の御巣鷹山慰霊登山に行って参りました。今年は事故から32年目を迎えますので33回忌の節目に当たるということもあったのでしょうか、報道によると慰霊登山者数は近年では多かったということでした。私の家内の叔母にあたる方が自己の犠牲者であったことから家内と所帯を持って以降、ここに来るようになりました。このあたりの事は昨年(2016年9月)のトップページに詳しく「思い」を含めて書かせていただきましたのでご覧ください。

毎年、多くの様々な社の報道の方々が取材をしておられ、墜落現場の碑があるところまで登ると毎回話し掛けられ、今年も数人の記者の方とお話しをしました。「今更新たな発掘も無いでしょう?」とお聞きすると、最近の取材のテーマは「事故・事件の惨劇を如何にして風化させず語り継いで行けるのか」といったものに変わりつつあるとのことでした。家内は事故の時には幼く犠牲になった叔母のことも全く覚えていないと思いますし、いつしかその叔母の年齢よりも上になってしまいました。私は全くの部外者ですし、連れて行っている子どもたち3人はここで何があったのかということすらもまだ理解出来ていないのだと思います。それでも出来るだけ毎年登って手を合わせているのは何故なのだろうか、ということになるのですが、私はそこにはあまりこだわらなくてよいのだと思っています。

太平洋戦争を直接体験した人たちが少なくなり、戦争の悲劇を語り継げなくなってしまうことに危機感を抱いている話題はここ10年くらい多く耳にします。私も太平洋戦争をはじめ様々な戦争は知らない世代ですが、江田島に残されている人間魚雷・回天にて出陣した兵士をはじめとした様々な遺書などや、知覧の特攻隊の遺書などは衝撃的な印象を持ったまま心に残っています。長崎や広島の原爆資料館で見聞きしたことについても同様ですし、火垂るの墓やはだしのゲンといった作品を通した悲しい訴えもいつまでも変わらず自分の心に強く印象に残っています。

人間は愚かな生き物で間違えを繰り返すことを歴史が物語っていますが、決して繰り返してはならない間違えの類は、社会として永久にその出来事を強いインパクトと共に伝え続けて行く努力をすることが求められるのだと思います。人ひとりの人生には限りがあり当事者がそれらを伝え続けていくには当然限界がある訳ですから、世代を超えて引き継いでいく形を如何にして形成していくかということを真剣に考える必要があるのだと思います。

御巣鷹山登山の次の日(8/13日曜日)、朝日新聞の朝刊の社会面に御巣鷹山でお話しをさせていただいたことが記事として掲載していただきました。新聞記事には私が言った「社会として忘れてはいけない事故であることを私たちが伝えて行けばよいと思う」ということ、また家内の「子どもたちがもう少し大きくなったら何で登っているのかわかる?と聞いてみたいと思う」という言葉を取り上げていただきました。

この山に来ると、人の幸せや人生、社会やその仕組み、そしてちっぽけな今の自分自身のことなど、いつもいろいろと考えさせていただける気がします。来年以降も時間を作って出来る限り慰霊登山を続けていきたいと思っています。

8月13日 朝日新聞の朝刊に取り上げていただきました

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