相沢こうた (あいざわ耕太) 八王子市議会議員

相沢こうたの使命

こんにちは、八王子市議会議員の相沢こうたです。

8月

〇いやいや、毎日暑いですね。ここのところ夏が年々熱くなっており、その度に異常気象と言われますが、今年は間違えなく例年よりも暑く感じます。「暑い」という漢字より、もはや「熱い」という字の方に近いのではないかと思います。
また、先日の台風12号は関東から上陸して西に向かって進路を取りました。関東から中部地方、関西を抜けて四国、九州へ向かうというルートの台風は、それほどきちんとした記憶がある訳ではありませんが、私は初めて見たような気がします。この台風のルートを見た時、明らかに変だ、と多くの方が感じたのではないかと思います。今年の異常気象について少し調べてみました。

・暑いのは日本だけなのか・・
これについてはたまにニュースでも扱っていますが、どうも世界的に気温が高くなっているようです。気象庁の発表する「世界の週ごとの異常気象」によると、7月11日~17日での高温地域は日本、中国西部~トルコ、欧州のスカンジナビア半島だけであったものが、7月18日~24日のそれでは、日本、中央アジア南部、スカンジナビア半島からポーランド、アルジェリア北部、南アフリカ南部、米国南部とメキシコと拡大し、翌週は、ヨーロッパ北部〜中部、アルジェリア中部、カナダ南東部、カナダ西部〜米国西部がそこに加わり、更に本来冬の季節であるオーストラリア南東部まで普段の冬より10℃も気温が高いという報告がされています。
この間の最高気温の記録では、熊谷市の41.1℃や愛知県、京都府などでの40℃超えはご存じのとおりですが、アルジェリア中部のインサラーでは、7/29の日平均気温が約45℃(平年値:約38℃)、日最高気温が49℃を超えたとあります。また米国のテキサス州ダラスでは、日平均気温が約35℃、最高気温が42℃を超え、メキシコ中部のソトラマリナでは7/24日の日最高気温が43℃を超えたなど世界各地で40℃を遥かに超える気温が観測されています。
またNewsweakの記事によると、米国カリフォルニア州が特に暑いらしく、カリフォルニア州中部の砂漠地帯、デスバレーの気温は52.7℃を記録したと報じており、これは世界の観測記録のなかの最高気温にあと1.1℃まで迫る気温だそうです。同じくリバーサイド郡パームスプリングスも過去最高に近い50℃、カリフォルニア州南部のインペリアル郡の町インペリアルでも49.4℃を記録したとあります。このインペリアル郡では、もうひとつ異常な現象があり、普通雨など降らない48℃の気温のなかで降雨を記録しました。雨が降り始めた時点の気温は48.3℃で、降雨時の気温としては世界の観測史上最高記録を更新する数字ではないかとのことです。これまでの観測から37.7度以上の気温で雨が降ることはまれだということで、今までの常識が当てはまらない事象のひとつの例だと思います。

・異常な現象は高温だけか・・
西日本の豪雨のような大雨、反対にひと月ほとんど雨が降っていない少雨や、これと高温が重なった森林火災など、これらも世界的規模で各地で発生しているようです。
超巨大雷雲をスーパーセルと呼び、これが発生すると非常に激しい嵐となり甚大な被害をもたらします。また急激に発達したスーパーセルや雷雲、積乱雲の下で,地面に吹きつける破壊的な強風の気流をダウンバーストといい、空間規模が 4km以上のものをマクロバースト、4km未満のものをマイクロバーストと呼びます。こういった現象は、巨大竜巻などと同じで今まで映像などで紹介される例はアメリカ大陸が圧倒的に多かったと記憶していますが、今年はヨーロッパにもスーパーセルが出現したと報告されていますので、世界的に気候や気象が従来どおりではないということがこれらからも言えるようです。

相沢こうたの使命
相沢こうたの使命

・地球が誕生したのは46億年前、人類のうち私たちに近い新人類が誕生して20万年と言われます。
時間軸で考えると現代など書き表せないようなわずかな時間であり、その数百年間が、たまたま地球が穏やかで過ごしやすい時期であったということなのかも知れません。しかし様々な研究結果は、昨今の異常気象とよばれる事象が、人間の生産活動や経済活動、社会活動などのいわゆる"人間活動"に起因する気象現象だと直ちに断言できないものの、人間活動が直接または間接的に影響を及ぼしていることは確かであると結論付けています。間接的にせよ人間活動が地球規模の異常事象に関与しているという警鐘を鳴らしているにも関わらず、様々な人間活動が何も決定的に改善されず今のまま継続されるとしたら、人間という生き物は愚かなだけだと言わざるを得ません。異常気象のメカニズムと人間活動の何が決定的に地球環境に悪影響を及ぼしてしまっているのか一刻も早く解明して、改善に向けて取り組むことが必要です。凡人としてはその動向に注視するとともに、既に地球環境を悪化させると言われることを排除する施策に微力であれ協力していきたいと思います。
地球温暖化・気候変動との関連性などを探る研究と要因の排除は、私たちに続く世代に健全な地球を残すために非常に大切なことですが、こういった研究とその改善策が果たされたとしても、一朝一夕に効果が表れてすぐに環境の向上につながるというものでもないでしょう。壊したものを元に戻せるとしても、それには壊す時の数倍から数百倍の努力と年月が必要になるものです。当面、私たちに出来るのは、現状を受け入れてそれに則した適確な対策を施すことです。今年の夏が異常なのではなく、今後は日本でも夏の気温が40℃を超えるのだと、いうことを前提にした夏季の生活を考えていくことが求められます。今年の経験から気温40℃という状況は命の危険を孕んでいるということがよく分かりました。文科省からは学校の夏休みの期間を延長するなどの対策を地域の状況に合わせて実施するよう通達が出るなど、国では対策を取り始めた部署もあるようです。
二年後の東京オリンピックは本当にこの季節の開催で良いのか、個人的には大いに疑問が残るところであります。どのようなしがらみがあるのか想像もつきませんが、命を懸けてまで行う意義を私は全く感じませんし、まして観客が生命の危機に立たされる必要などないはずです。今年が異常で二年後は涼しい夏が来る、ことはあり得ません。

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