大垣市議会議員

田中たかのり

TAKANORI TANAKA

田中たかのりの使命
健康で笑顔あふれるふるさとづくり
VOL.33

平成29年9月議会

一般質問で「がん検診受診率の向上と健康長寿のまち大垣市実現へ向けて」「激化する豪雨災害と防災力の向上について」の2点を質問・提言

大垣市議会の一般質問が9月11日に行われました。一般質問は3,6,9,12月の議会定例会の中で行われ、議員が登壇し、市長に対して大垣市政への質問や提言を行うものです。私は、「がん検診受診率の向上と健康長寿のまち大垣市実現へ向けて」「激化する豪雨災害と防災力の向上について」と題して質問と提言を行いました。その要旨は次のとおりです。

1.「がん検診受診率の向上と健康長寿のまち大垣市実現へ向けて」

田中たかのりの使命

大垣市民の健康長寿の増進には検診による疾病の早期発見早期治療が必須である。
①特にがん検診について、現状の取り組み状況はどのようになっているか、お伺いする。
②急速に技術が進み、ほんのわずかな血液から13種類のがんが発見できたり、きわめて微量の尿からがんに罹患しているか否かを判読できたりするシステムの開発が進んでいる。実用化も間近と聞いている。情報都市大垣のプライドにかけても、大垣市民のために、全国に先駆けて先進的な取り組みの仲間に入り、一日も早く「健康長寿のまち 大垣」を実現できるようにしてほしい。過去の繰り返しや横並びの発想にとらわれず、推進体制の充実や、最先端の研修への職員の派遣、国・県・先進自治体や民間企業との連携を進め、この分野で日本をリードするくらいの意欲で取り組んでいただきたい。市長の方針をお伺いする。

2.「激化する豪雨災害と防災力の向上について」

この7-8月は猛烈な勢力を持った台風で日本全国が災害に見舞われた。
①7月の九州北部地方や中国地方を襲った豪雨では、これまでの土石流から、大量の流木が多くの被害をもたらしたとして「土木石流」という表現で濁流を表現するところが現れた。流木の被害を防ぐことを治山というが、治山には即効性のある施策は無い。林道を巡らし、木を切り出し、構造材・内装材・燃料材の3点の需要を拡大して木の利用を拡大し、若く強い山を維持していくしか方法がない。揖斐川流域の中心都市として、本市はそのモデルを提示し、広く流域に呼びかけていくべきと考える。本市の方針をお伺いする。
②8月の台風5号では初めて上石津地域全域に避難勧告が出された。この出された時期が夜間で、かつ最も風雨が強い時と重なり、住民に混乱をもたらした。この経緯について説明を求める。
③また、勧告は屋外拡声器を通じて伝達されたが、全く聞き取れなかった。河川の氾濫に対して平地で排水機が必須であるように、中山間地では暴風雨の中での情報伝達に戸別受信機が必須である。防災政策はその土地の特性に適合していなくてはならない。住民の命を守るため、屋外拡声器から戸別受信機へ施策の変更をあらためて強く求める。本市の方針をお伺いする。
④原因がわからないときは「ゲリラ豪雨」と呼ばれていたが、最近はメカニズムの解析が進み「線状降水帯」という現象で呼ばれるようになった。これまで日本が経験してこなかったものであり、経験値の蓄積がない。名古屋大学等に依頼して揖斐川流域におけるシミュレーションを行い、災害を予測し備えるべきである。本市の方針をお伺いする。

≪写真説明≫

がん検診の簡便化などを報じる新聞各紙。がんだけにとどまらずアルツハイマー病や糖尿病などの簡便検査あるいはAI利用による精度と速度の向上など、検診技術の進歩はめざましいものがあります。市民生活に少しでも早く還元できるよう努力します。

詳細は大垣市議会のホームページで「議会本会議録」として公開されますのでご覧ください。また、私のホームページでも「田中たかのり一般質問集」として、順次公開していますのでご覧ください。

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