大垣市議会議員

田中たかのり

TAKANORI TANAKA

田中たかのりの使命
健康で笑顔あふれるふるさとづくり
VOL.27

平成28年3月議会

一般質問で「木質建築の振興と『森と水の都 大垣』の発展について」「緊急情報防災ラジオの戸別配備について」「中学生の登下校時の危機回避確保について」の3点を質問・提言

田中たかのりの使命

大垣市議会の一般質問が3月9日に行われました。一般質問は3,6,9,12月の議会定例会の中で行われ、議員が登壇し、市長に対して大垣市政への質問や提言を行うものです。私は「木質建築の振興と『森と水の都 大垣』の発展について」「緊急情報防災ラジオの戸別配備について」「中学生の登下校時の危機回避確保について」の3点について、質問と提言を行いました。その要旨は次のとおりです。

1.「木質建築の振興と『森と水の都 大垣』の発展について」

平成28年1月21日付日経新聞夕刊は10段抜きで「森林を守る自治体を総務省が支援」と大々的に報じた。またオリンピックのメイン会場となる国立競技場は木質資源を大量に使用した日本らしい建物になる。日本の森に育った木材を積極的に使うことは、森を健やかにし、人の住む都市への水を文字通り「育む」ことになる。木質建築振興はまさに本市のすべての市民にとって価値ある施策である。本市の今後の方針を伺う。

2.「緊急情報防災ラジオの戸別配備について」

非常時の防災情報の伝達について、現在の屋外拡声スピーカーではほとんど役に立たないと、これまでも繰り返し指摘してきた。平成27年の関東・東北豪雨を教訓に、国も防災ラジオの戸別配備を有効な手段として認めるに至った。全国の自治体で導入が始まり、県下では第一号として瑞浪市で、各戸貸与の方式で配備が始まった。揖斐川およびその支流が縦断する本市においても早急に取り組むべき施策である。本市の今後の方針を伺う。

3.「中学生の登下校時の危機回避確保について」

近年、通学路への車両の突入や、歩道への車両の進入・暴走などが相次いでいる。本市の中学生は、一番長い生徒は3㎞もの距離を歩いて通学している。彼ら彼女らの教材や資料は年々増え、今や毎日10kgもの荷を背負っての通学となっている。これではいざという時に機敏に逃げられないとの危惧が保護者から寄せられるようになった。登下校時の教材の重さが危機回避能力を阻害している。当日の家庭学習に必要なもののみ持って帰るよう発想を転換すべきではないか。本市の見解並びに対策を伺う。

詳細は大垣市議会のホームページで「議会本会議録」として公開されますのでご覧ください。また、私のホームページでも「田中たかのり一般質問集」として、順次公開していますのでご覧ください。

<写真説明>
イギリスの10階建て木造マンション。CLT(直交集成木質パネル)構造。平成27年11月撮影。欧州では森林国オーストリアが発祥となって、大規模な木造商業施設や低・中層マンションがCLT建築技術によって可能となり、急速に普及しています。小・中経の地場産木材を活用しており、地元雇用と、利用者と、地球環境のすべてに貢献できる循環型経済として振興されています。少しでも早く「日本型」のシステムを構築し、地域に新たな活力を生み出したいです。

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