大垣市議会議員

田中たかのり

TAKANORI TANAKA

田中たかのり議員へのインタビュー

田中たかのり大垣市議会議員(岐阜県)へ、平成22年6月2日にインタビューをさせていただきました。

内容は以下の通りとなります。

国政との違いについて(有権者が地方議員に期待されている事柄とは)

田中たかのり議員

記者: 国政との違いとして、有権者が地方議員に期待されている事はどのような事柄だと思いますか。

田中たかのり議員: ローカルな課題というのは、そのまちの自然や文化、経済などによって様々に構成されています。外交や防衛といった国の政策とは異なります。自分たちの住むまちの様々な価値や魅力を発掘し、組み合わせ、一層伸ばしていくことで地域のニーズに自律的に対応していける自治体づくりが、私たち地方議員に求められていると感じています。

大垣市で今、一番問題だと思われる事

記者: 大垣市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。

田中たかのり議員: 大垣市は江戸期における人材育成の成果が明治期に花開き、学問の分野でも産業の分野でも日本の発展に寄与しました。しかし、21世紀に入って日本では何をもって世界に貢献するかという国家ビジョンが定まっていません。その一方で、石油依存からの脱却、新産業の育成と雇用の創出、防災・食料・医療の地域維持システムの構築、人口減少と定住者の獲得競争、国際観光化の推進による外貨の獲得などが、中央政府の仕事ではなく、地方の創意工夫によって推進すべきとされる時代になりました。発展しようと衰退しようとそれはその都市の経営の結果だとされる時代に突入しました。OGAKIを訪ねたい、OGAKIに住みたい、OGAKIに会社を構えたいと、日本や世界から思ってもらえるローカル都市に脱皮するための努力が一番の課題だと考えています。

その問題に対する具体策

記者: 現在、田中市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。

田中たかのり議員: 大垣市は平成の大合併で広大な山村と、豊かな水辺の観光地を得ることができました。それらを生かさない手はありません。私は、エネルギー農林業の育成とバイオエネルギーによる既存産業の脱石油支援、五感や考える力を育てる北欧型教育の推進、各自の思いと力を生かした助け合うコミュニティづくり、に取り組んでいます。また、昨年から自分のライフワークとなるよう、がん緩和ケアとホスピスの学習を始めました。いずれも多くの仲間に支えられてのことです。仲間あっての自分だと感謝です。個人として? 極めてパーソナルですが、小学校や保育園あるいは高齢者の方の福祉施設などを回って、紙芝居を口演しています。まだまだ修行中ですが、子どもやお年寄りの方々が喜んで下さって「また来てね」と言って下さると、ほんと、うれしくなります。

若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫

記者: 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、田中市議は何が必要だとお考えですか。

田中たかのり議員: 政治に興味を持ってもらうという事以前に、日本は他の諸外国に比べて、言論を通じて能動的に物事の決定に関わるという訓練が基本的に出来ていないと感じます。小・中・高校生までの教育の中で、考え、討論し、行動し、修正し、粘り強く物事を構築していく力を早くから養うことに教育の主眼を移すべきです。若い世代に私たちがそうした能力を獲得する場を提供せずにおいて、いきなり「有権者になったのだから」と言うのでは、社会としての構造の方に問題があると私は思います。

支持者へのメッセージ

記者: 最後に支持者にお伝えしたいメッセージがあればお願いいたします。

田中たかのり議員: まちづくりの恩師から「耕者有郷」という言葉を得て、地域活動にずっと取り組んできました。「耕す者に郷(ふるさと)は有る」とよむのでしょうか。大勢の方々のご支援、本当にありがとうございます。ますますがんばります。

記者: ありがとうございました。

田中たかのり
大垣市議会議員