平成28年9月議会
一般質問で「高齢者の見守り施策等の充実について」「ICT技術の活用による西濃地域の一体的な観光推進について」の2点を質問・提言
大垣市議会の一般質問が9月13日に行われました。一般質問は3,6,9,12月の議会定例会の中で行われ、議員が登壇し、市長に対して大垣市政への質問や提言を行うものです。私は「高齢者の見守り施策等の充実について」「ICT技術の活用による西濃地域の一体的な観光推進について」の2点について、質問と提言を行いました。その要旨は次のとおりです。
1.高齢者の見守り施策等の充実について
今夏の異常な高温により本市では6,7,8月の3か月間に37名の熱中症の搬送者があった。そのうち65歳以上の高齢者は21名であった。幸いにも、死亡あるいは後遺症等の重篤となった高齢者は0名ということであった。そこで、① 本市における高齢者の見守り事業の方針と現状について ② AI(人工知能)の実用化が進み、福祉分野でも開発・実用化が進んでいる。「情報都市 大垣」として、高齢者の見守り事業へも率先してこうした情報機器を導入すべきではないか。③ 高齢者の見守り事業は集落等のマンパワーだけに委ねることは心理的・労務的に負担が大きい。また健康維持や介護予防を通じて一人でも見守りを必要とする人を少なくしていく必要がある。より広く民間NPO等の活躍も呼びかけるべきではないか。これらの点について本市の施策の現状と今後の方針を伺う。
2.ICT技術の活用による西濃地域の一体的な観光推進について
西濃地内の複数の自治体で、自転車で地域内をめぐるためのアプリケーションや、歴史観光をより面白くするためのソフトを開発し、スマートフォン等による利用が企画されている。動画が見られたり、自転車へのスマートフォン用のホルダーが提供されたりする予定と報道されている。本市を中心とする西濃圏域は揖斐川で結ばれた、自然や歴史資源が豊かな地であり、相互に連携しあえば相乗効果で来訪者や観光客の増加が望め、地域産業の収益の向上につながる。本市が率先してICT技術の活用による西濃地域の一体的な観光推進に取り組むべきと考える。本市の施策の現状と今後の方針を伺う。
<写真説明>
各種センサーの開発と小型化が飛躍的に進み、各社から高齢者の見守りを助ける装置が提供されています。本人が異常を感じてボタンを押す緊急通報システムでは、手遅れになることが多いからです。旧時代の装置ではなく、時代のニーズにマッチした見守り体制の整備を切望します。
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