小田中みのる

小田中みのるの使命

小田中みのるの決意

3月に入りました。

今年は全国的に暖冬で雪が少なく、各地で予定されていた冬のイベントが中止となっていましたが、第41回だんパラ冬まつり・第10回市民雪像雪まつりは、何とか16日開催することができました。好評だったバナナボートは雪面の状況により中止となりましたが、触って遊べる市民雪像や氷の滑り台、氷の迷路、雪山での宝探しなど、多くの市民に喜んでいただけたと思います。
また、2月は4週連続の土曜日に小学校の閉校式典、惜別の会が開催されました。水元、高砂小学校が統合新設され天神小学校に、知利別小学校が旭ヶ丘小学校に、大沢小学校が海陽小学校に統合されます。
室蘭市では、少子化や校舎の耐震化に合わせ小中学校の適正配置計画を進めてきていましたが、以前21校（特認校である喜門袋小学校を含む）あった小学校も令和2年4月1日段階で10校となり、適正配置計画の最終年度である来年度には天沢小学校が閉校となり地球岬小学校に統合され令和3年度には9校となってしまいます。それだけ少子化が進んでいるということですが、自分の卒業した学校が閉校となってしまうのは何とも寂しいものです。

さて、新型コロナウイルスの影響が止まりません。クルーズ客船内で乗客や船員への感染が広がる中、次第に全国各地に広がり、中でも北海道内においての感染者数が拡大する状況を踏まえ、北海道知事は、26日には27日から1週間、全道の小中学校の臨時休校、28日には緊急事態宣言を行い、3月19日までの外出等の自粛を要請。安倍総理は、その状況を見ていたかのように27日、唐突に全国一斉に春休みまで小中学校、高等学校、特別支援学校の臨時休校を要請するも、次の日には、各自治体の判断に任せると軌道修正するほか、29日には記者会見を行うも、休校にするエビデンスや休校にともなう様々な影響についての国の対応については明言せず、現場では各地、各所で混乱を招いています。
また、感染拡大防止のため大規模な集会や大会、コンサートなどについて、中止・延期または規模縮小との要請を受けて多くの催しが中止となっています。飲食店やホテル業界、観光地などとも合わせ、死活問題となってきています。
もちろん、感染拡大を防止することは必要ですし、子どもたちをはじめ家族を感染から守ることは重要ですが、国が様々な要請を行うことによる影響も国の責任において対応することも重要であります。
いずれにしても、新型コロナウイルスの影響を最小限に抑えつつ、一日も早い終息を願うものです。

さて、室蘭市議会は、青山市長3期目最初の通年予算となる令和2年第1回市議会定例会が2月26日に開会し、初日には市長説明、議案説明等が行われました。
今後の議会日程は、

3. 4日	一般質問（代表制）
8.10日	質疑・一般質問
11日	総務常任委員会
12日	民生常任委員会
13日	建設常任委員会
16.17.18日	一般会計予算審査特別委員会
19.23日	特別会計予算審査特別委員会
24日	議会運営委員会
25日	本会議

となっています。

室蘭市議会におきましても、新型コロナの影響を受けて議会日程の変更等を検討しましたが、市長部局が議会開催に影響はない（市民サービスを低下させることはない）と判断していることや幸いにして市内での感染者が出ていないことなどから、市民に対しては極力傍聴をご遠慮いただきインターネット中継をご覧いただくことや議員や職員の感染対策をしっかりと取ったうえで予定どおり開催することとしています。

なお、今後状況に変化が生じた場合は、臨機応変に対応してまいります。
いずれにしても、今後の室蘭市にとって重要な議会でありますことから、様々状況に対応しながら、円滑な議会運営に努めてまいります。