室蘭市議会議員

小田中みのる

MINORU ODANAKA

小田中みのる議員へのインタビュー

小田中みのる室蘭市議会議員(北海道)へ、平成22年10月14日にインタビューをさせていただきました。

内容は以下の通りとなります。

国政との違いについて(有権者が地方議員に期待されている事柄とは)

小田中稔議員

記者 国政との違いとして、有権者が地方議員に期待されている事はどのような事柄だと思いますか。

小田中稔議員 身近な政治家であるということで、自分たちが生活する上での身の周りの部分を相談したり、市に訴えてもらったりすることが出来るということだと思います。また、市民の声を国政へ届けてもらうことへの期待も大きいと思います。

室蘭市で今、一番問題だと思われる事

記者 室蘭市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。

小田中稔議員 室蘭は昭和40~50年代に人口が伸び、20万都市を目指していましたが、企業の合理化等で現在は人口の減少化が進み、9万5千人代と急激に半減しております。そのため職員も減らしているのですが、今後、人口減少に対しての行政のあり方や行政としてやるべき事、また市民との役割分担等に関して、なかなか整理ができていないという大きな課題があります。また、医療問題として、救命センターの廃止に伴う医師の減少や、総合病院のコンビニ救急の問題等もありますね。

その問題に対する具体策

記者 現在、小田中市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。

小田中稔議員 人口減少については、今すぐ具体策を考えるということは難しいのですが、町会や地域の活動の中で話しを聞きながら、行政のやっていることも説明したり、行政の中では事業仕分けのような事ができないのか検証している段階です。また、救急医療に関しては、私は消防署職員として救命士をしていた関係で、いろいろな先生方のお話を伺いながら、市内での役割を分担し、上手く一次と二次を振り分けできるように、議会でも一般質問として取り上げております。

議員活動報告

記者 小田中市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なってらっしゃいますか。

小田中稔議員 年に2回、市議会レポートを発行し、配布しております。あとは、各団体の会合に参加させていただいたり、会派で年に1~2回、市政報告をしております。また、民主党の方でも街頭で報告会や演説をやっております。

若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫

記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、小田中市議は何が必要だとお考えですか。

小田中稔議員 国政に関しては、若い人であっても一票で政権を変えることが出来る、ということを去年の衆議院選挙で実感していただけたと思います。その中で政治に対する不信は世の中にはびこっています。地方議員は1対1で話合えることができる議員ですので、出来るだけそういう機会を作って、信頼してもらえる議員になるということだと思います。そして市民の意見を市政に反映することが必要だと思います。

支持者へのメッセージ

記者 最後に支持者にお伝えしたいメッセージがあればお願いいたします。

小田中稔議員 私は1期目ですので、今まで活動した部分でもまだ十分と言えないと思いますが、これからも安心安全な室蘭を作っていきながら、福祉教育等にも力を入れ、これからも更に一生懸命がんばってまいりますので、よろしくお願いいたします。

記者 ありがとうございました。

小田中みのる
室蘭市議会議員