八王子市議会議員

相沢こうた

KOHTA AIZAWA

相沢こうたの使命

こんにちは、八王子市議会議員の相沢こうたです。

3月

〇現在行われている3月議会は次年度の予算審議が行われます。予算等審査特別委員会として合計4日、4つある各常任委員会における分科会と呼ばれる委員会がそれぞれ2日ずつ、という時間を掛けて質疑が行われます。私はおおよそ10種類くらいのテーマで質問させていただきましたが、特に気になっていること4点について特に細かく取り上げさせていただきました。

・1つ目は高尾山口駅前を流れる案内川上流におけるゴミ等についてです。これについての詳細は1月のトップページに掲載させていただいておりますので、そちらをご参照いただければと思います。

・2つ目はJR高尾駅橋上駅舎化による南北自由通路建設工事についてです。
この工事はJR高尾駅がこの地域の南北を分断しているとして、この駅の南北を行き来できる通路を求める希望が随分前から出されていたことを受けて、平成27年頃に南北自由通路に合わせて高尾駅を橋上駅舎化する案が具体化しました。私はその当時も市の費用負担が大きすぎること、駅まで改造してあげる必要性などに疑問を持っており、計画の見直しを求める意見を議会で述べています。その後、様々な理由で工事費が上昇し、当初、駅舎部分は88億円(これでも十分高すぎます)であった工事費用が130億円という見通しに跳ね上がったことで、工事発注せずに静観している状況にあります。そもそもが南北自由通路を一刻も早く作って欲しい、ということが地元の要請であった訳ですので、このまま工事着手出来ずに静観している状況は違うと思います。南北の往来のために施策展開することは決めてある訳ですので、現在の方法に拘らずに、駅の地下を抜く方法や単独の横断橋、高尾駅を巡回するワゴンタクシーの導入など、88~130億円の1/10以下で可能な方法はいくらでもあると思っていますのでそういった方式を模索し、費用削減に努めながら当初目的を果たすことを検討すべきだと意見いたしました。

相沢こうたの使命

・3つ目は現在建設中のいずみの森小中一貫校の建設についてです。この学校については来年4月の運開を目指していますが、当初より工期に余裕がなく、概略工程が示された時点で既に工事日程に無理があると、以前の文教委員会で申し上げた経緯があります。その後工事着工した訳ですが、現場の状況を見ますと私の目には現時点で運開目標には到底仕上がらないように見えます。教育委員会にとっては話題性のあるビッグプロジェクトですので運開日を守りたいことは理解しますが、長期間に渡り使われる施設になりますので、きちんとした物を作っていただきたいと思いますし、最終に向けて突貫工事で行われることで設備工事の受注者などに様々なしわ寄せが及ぶことは避けるべきだと思っています。
私は良いものを後世に残すことを優先して考え、4月運開が無理なら二学期からの運用で構わないと思いますし、何が重要であるのか冷静に考えていただき、正確な工程把握と早めのジャッジをしていただくことを強く求めました。

相沢こうたの使命

・4つ目は給食センターの整備に関してです。八王子市の中学校に給食を、という課題には長い歴史があります。昨年、市長が中学校給食を整備すると英断されました。それ以降、早く整備しなくてはと時期ばかり優先されている感があり、給食センター設置の全体像は未だに示されないまま、とりあえず2つの給食センター設置に向けた工事発注までされています。計画が示されていないのに何を議論しろというのかと委員会の度に発言し、議会でも仕事の進め方として疑問があると申し上げましたが、それでも運開時期ばかりにとらわれて事業を進めようと躍起になっている市の姿勢に違和感わ持っています。早急に計画を示し、それに基づいて議論をさせていただきたいと、これも強く要望いたしまた。

相沢こうたの使命

◇少子高齢化・人口減少社会に既に突入している現代において、この先八王子市がどのような街になっていくのであろうかということを深く考える必要があります。物を作れば維持管理していかなくてはなりません。現在既に多くある市の所有する施設を含めて、これらが30年後、50年後の時代にその負担を背負いきれる財政状況にあるのか、またその施設はその時にも必要とされているのか、といったことを冷静に考え、方向性を示すべき時期だと思います。ついでに申し上げれば、その時になって不要だと判断されても壊すのはタダではありませんから、財政が逼迫していたら処分させるのも大きな負担になり、課題を先延ばしにすればするほど負担感は重くなるはずです。 予算全体に占める民生費の割合は増加し続けており、高齢化が更に進む時代背景において民生費の比重は益々重くなってきますから、建設工事における費用対効果の見極めなども今まで以上に重要になってきます。
 様々に厳しい時代だということを念頭に置き、将来になるべく「負」を残さないことを責務として取組んで参ります。

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