八王子市議会議員

相沢こうた

KOHTA AIZAWA

相沢こうたの使命

こんにちは、八王子市議会議員の相沢こうたです。

8月

・夏の全国高等学校野球選手権大会・・いわゆる夏の甲子園には過去に八王子市の学校は出場したことがありませんでした。中核市では八王子市だけ未出場であったとのことでしたが、市政100周年という節目を前に、ついに八王子学園八王子高校が西東京大会で優勝し甲子園初出場を決めてくれました。出場を決めた7月27日にはTV中継や八王子駅他で配られた新聞の号外でこのことを知った人々が、市内至る所で明るい顔でこの話題に終始しており、すれ違う人たちの会話に「八王子高校甲子園出場」の言葉をたくさん聞きました。八王子市民に明るい話題を提供していただいた八王子高校の皆さんに感謝申し上げます。

甲子園出場の効果は地域にとってとても大きなことだと特に野球好きの私は常々思っていました。地方に視察などで訪れた時にその地名に記憶があるところは、私の場合はそのほとんどが甲子園出場校の名称からです。その地方の行政の方との雑談で、その土地の過去の甲子園出場校の話題に触れますと、皆さん笑顔でその時のことやその学校の話をしてくださいます。甲子園出場は地域全体の良い思い出であり誇りなのだな、とその度に羨ましく感じておりました。蛇足ですが、近年は生徒数の減少で統合されて土地の名前の付かない新たな名称に変わってしまう学校が多いことが残念でもあります。

さて遂にそういった同じ思いが出来ることになった訳で「八王子学園八王子高校」と八王子の名称が繰り返されていることも嬉しいことではないでしょうか! 甲子園でもはつらつとプレーしてきてください。心から応援しております。

相沢こうたの使命
相沢こうたの使命

・全国的にも話題となった都知事選挙が小池百合子氏の圧勝という結果で終了しました。 最終的に小池氏は政党の支持を受けないという形で出馬し、自民・公明は増田氏、その他は鳥越氏という三つ巴の選挙となりました。ちなみに私の母体である連合東京は、準備期間不足等から支援者を一本化せず、各産別・単組に任せた自由投票という結論でしたので、私は政党無所属の立場ですが今後の都政運営の安定と候補者の中で一番常識的な見解を持っている等の判断から私個人の意思で増田氏を支援しました。

さて、政党が支援した候補が嫌がられ政党が関わらない候補が圧勝したという事象は東京という地だけの特徴として表れたのか、他に何か理由があるのでしょうか。多くの有権者は政党というものに全幅の信頼を寄せている訳ではないらしい、ということは間違えのないことのようです。過去の小泉郵政選挙や民主党圧勝の政権交代選挙などを例に取れば同じ現象で、振られる時には大きく振られるもののようです。その場合、問題なのは大きく振られる判断要素として物事の本質に正しく切り込んだ思慮ではなく、マスメディアやそれらが操作して作った風潮(これを彼らは世論と言いますが・・)に非常に大きく左右されやすいということだと思います。私の頭の中では結局今回もマスメディアをうまく使った小池氏が勝利しただけという結論になりそうです。候補者個人を見て政党に関係なく判断される方が増えた、という結論になると政党無所属の私にとっては俄然やる気になる分析結果となるのですが、おそらく違うのでしょうね。

小池氏が勝利したことで今後しばらくの間、都政は混沌とした状況となると予想されますが、新たな都知事を巡る都政の混乱や政局に今後多くの時間を費やすことがあるとしたらそれは愚かなことです。地方議員としては各候補が口々に発していた子育て支援策・高齢者対策に関しては特に速やかに実行に移していただきたいと思っています。都知事候補がそれぞれに「早急にやる」と選挙で吠えていましたが、実際にその地域毎の問題点や課題を把握しており施設整備を行うのは各市区町村であり、都の役割はその資金・都有地利用などに対する協力・新たな事業者の発掘や許認可・そこで働く労働力の確保策や賃金などを含めた労働条件整備などになり、双方があらゆる面で意思統一、意思疎通をした中での取組みを早急に始める必要がありそんなに簡単な話しではありません。選挙用のパフォーマンスではなく現実に則した取組方法を速やかに提示していただきたいと思っています。

・7月31日、第58代横綱千代の富士が61歳で死去しました。私は幼い頃から相撲が好きで特に千代の富士は歴代の力士の中で一番好きな力士でした。私がまだ20代の頃に明治神宮で奉納土俵入りを拝見しましたが、高く綺麗に上がる足と低いせり上がりの格好良さが今でも目に焼き付いています。若い頃は荒っぽい取り口で無理やり相手を投げ飛ばすことからの両肩の脱臼癖から出世が遅れたり、お子様を赤子の時に病気で亡くされたり、と私が知っている限りでも決して順風な人生では無かったように思いますが、そういった試練を乗り越えて来られた男気と人生観、引退会見の涙に象徴される人間味など人として憧れ尊敬しておりました。人生終わるまで勉強であるならば、千代の富士関の生きざまから感動したり唸ったりしたことをもう一度思い出し自分自身の今後の糧にさせていただこうと思います。ご冥福を心よりお祈りいたします。

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