調布市議会議員

清水ひとえ

HITOE SHIMIZU

清水ひとえ議員へのインタビュー

清水ひとえ調布市議会議員(東京都)へ、インタビューをさせていただきました。

内容は以下の通りとなります。

国政との違いについて(有権者が地方議員に期待されている事柄とは)

清水仁恵議員

記者 国政との違いとして、有権者が地方議員に期待されている事はどのような事柄だと思いますか。

清水仁恵議員 身近な地域の問題について期待されていると思います。その期待は世代間や家族構成・ライフスタイルによっても内容が違ってくると思いますので、自治体はきめ細かいサービスを提供していかなければなりません。

調布市で今、一番問題だと思われる事

記者 調布市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。

清水仁恵議員 調布市に限らず、多くの自治体で抱えている大きな問題は、新聞ニュース等でクローズアップされる通り、ある程度共通しているように思います。特に問題が山積していると思うのは教育・福祉・環境の問題です。私が気になっていることは、街を歩いてまわりますと、独り暮らし高齢者が多いこと多いこと。これからはこの様な世帯はさらに増加していくでしょう。現状においても特養ホームの不足等、介護については本当に大きな問題を抱えていると認識していますが、新たな介護の問題も発生すると思います。一方で、若年世代では働きたくても子どもを保育園に預けて働けないという保育園待機児童の問題が挙げられます。行政も努力しているとは思うのですが、ニーズや現状に追いついていないチグハグな部分がたくさん見受けられ、簡単に物事が運ばないという点で、行政の壁は本当に厚いということを感じています。これからは状況を先読みして施策をしていくことが自治体には求められるのではないかと思います。

その問題に対する具体策

記者 現在、清水市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。

清水仁恵議員 調布市では「ふれあい給食事業」が行われています。ご高齢の方と小学生の子ども達が、色んなお話をしながら一緒に給食食べるという試みです。このふれあい給食の場では家族ではないけれども、高齢者・地域ボランティア・小学生児童と3世代にわたる交流が形成されているのです。現代の問題とクローズアップされる核家族・独り暮らし高齢者の増加に対応した誰もが笑顔になれる事業です。現在市内4校で実施されていますが、事業自体の拡大や高齢者の利用システムの改良について求めています。その他、誰もが暮らし続けられる街づくりを推進する点において、冒頭に申し上げました、山積している教育、福祉、環境の各問題について声を大にして訴えていきます。

議員活動報告

記者 清水市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なってらっしゃいますか。

清水仁恵議員 議会での発言等、市政に対する内容を「清水ひとえレポート」として紙ベースで作成し、ポスティングおよび駅頭での配布を行っております。なかなか全調布市民の皆さまのお手元に行き届かないのが現状ですが、ご連絡下さった市民の方々にはお届けするようにしています。

若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫

記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、清水市議は何が必要だとお考えですか。

清水仁恵議員 やはり私と同世代に近い方、またそれ以下の世代の方々が共通の問題意識をもつことと、同世代の議員や議員候補者が情報をわかりやすく発信することだと思います。若い有権者の方々にも10年先20年先の未来があります。今、少し立ち止まって将来のことを考えてみる時期に差しかかっているのではないでしょうか。

支持者へのメッセージ

記者 最後に支持者にお伝えしたいメッセージがあればお願いいたします。

清水仁恵議員 これからも誰もが暮らしやすい目線で、小さな声を大切に、大きな声にして市政へと届けるべく引き続き挑戦してまいります。誰もが笑顔になれる、少子高齢社会に対応した世代間交流ができる街づくりの推進に全力で取り組んでいきたいと思っておりますので、どうか変わらぬ皆さま方のご支援を賜りますよう今後とも宜しくお願いいたします。

記者 ありがとうございました。

清水ひとえ
調布市議会議員