調布市議会議員

清水ひとえ

HITOE SHIMIZU

清水ひとえの使命 2019

応援いただきました皆さまの声を市政へ届けるべく現在、3期目の市議会議員として頑張っています

清水ひとえの使命

皆さま、こんにちは。清水ひとえです。

平成30年度、市議会では4回の定例会が開催されております。その中で行いました 一般質問の一部内容をご紹介いたします。

~発達障害などに起因する生きづらさを抱える市民・その家族への支援充実を~

第2回定例会

近年、発達障害等を起因とした生きづらさを抱えるひとが増加しています。当事者やその家族等が身近な場所で、必要な支援を受けられる配慮、ライフステージにわたる切れ目ない施策の推進や周囲の理解を促進する取組が市に求められています。

調布市において支援が必要とされる児童・生徒の割合(平成27年度)小学校児童8.7% ⇒約900名 中学校生徒5.4% ⇒約200名

この内、通級による支援を受けている者の割合(平成27年度)
小学校児童 約3割 ⇒約300名 中学校生徒 約1割 ⇒約30名

「学校に行きづらい」「本人も周囲も困惑し孤立してしまう」そんな子どもの存在があるのでは?

「特別支援教育」は、わずか約10年前に始まった制度です。社会背景の変化により、より高いコミュニケーション能力が求められる今、最も困り感を抱いているのは、支援のないまま学齢期を過ごした20・30代の若者や、それ以上の世代かもしれません。

生きづらさに寄り添う・周囲の理解につながる 提案を行いました
★発達支援や発達障害等に関する相談拠点の明確化
★精神・発達障害者しごとサポーターの養成による理解促進
★「子ども発達センター」子ども預かり事業拡充と送迎バス増便
★「ここあ」で実施される学習支援の利用対象拡充、専門職(心理など)体制の強化を図るなど自立に向けた相談支援の充実
★学校へ行きづらい児童の居場所ともなる、適応指導教室「太陽の子」の恒久的教育環境を新たに確保し整備すること

~アレルギー疾患をもつ市民・その家族が安心して生活を送れる 環境構築を~

第3回定例会

昨今、国民2人に1人が何らかのアレルギー疾患を抱えているといわれています。長期的に生活の質に影響を及ぼすアレルギー疾患をもつ人・その家族は、心理的・経済的負担を抱えながら生活しています。

また、アレルギー疾患を起因としたアナフィラキーショックといわれる急激な症状の悪化の出現は、尊い命にかかわること、私たち市民は風化させることなく、あらためて理解を寄せなければなりません。

生活のあらゆる場面へのアレルギー特性を踏まえた配慮や備え、関係機関が連携した取組、総合的な施策の推進が求められています。

安心・安全な環境づくりにつながる提案を行いました
★老朽化による改修ではなく、計画的で迅速な学校給食室の改修
★アレルギー児対応のための 保育園への支援拡大
★アレルゲンとなる食材を極力使用しない「なかよし給食」の実施
★アレルギー食に対応する 市内飲食店や事業者との連携
★災害時備蓄食料を 誰もが口にできるアレルギー対応商品へ更新

調布市ではこの間、学校における食物アレルギー対策に力を入れ、施策が推進されてきました。給食室の改修や慈恵第三病院との連携による緊急時対応の構築、教職員研修などが挙げられます。これら食物アレルギー対策への取組は、「基本計画に継続的に位置付け、 改善・強化しながら万全を期して取組む」との市長答弁を得ました。

調布市子ども・若者総合支援事業~「ここあ」について~

平成26年度 第2回定例会において 「ひとり親家庭が 安心な生活を送る環境構築」 を求め質問に立ち、実現した内容のひとつ「学習支援」は、現在「ここあ」で継続して 実施されており、生徒の高校進学をサポートしています。

「ここあ」は、相談・居場所機能も 持ち合わせており、教員OBや心理専門職の方々が支援して下さっています。

今後も 多様な環境にある子ども・若者の育ちを 応援する施策の推進を 提言してまいります!

清水ひとえ
調布市議会議員