立川市議会議員

大石ふみお

FUMIO OISHI

大石ふみおの活動報告
VOL.14

【基本姿勢】

“3・11”を忘れずに、活動していきます。
被災地の復旧・復興が早期に実現できますように、心からお祈り申し上げます。

【近況報告】

<立川市子ども未来センター内に「まんがぱーく」がオープン>

まず、写真を掲載いたしましたが、平成25年3月20日(春分の日)錦町にあります、立川市子ども未来センター内に、「立川まんがぱーく」がオープンいたしました。

まんがぱーくには、「のらくろ」から「ワンピース」まで、各世代の代表的なまんがを幅広く、豊富に取り揃えておあります、また、趣味・歴史・教育など、さまざまな分野のまんがも多くそろえておりのすので、大人から子どもまで楽しく、自由に閲覧することが出来る施設となっております。更には、昨年末に開設をいたしましたが、立川市子ども未来パーク内には、子育て(子育て広場・一時預かり保育など)・教育(子ども家庭支援センターなど)・文化芸術活動・市民活動を支援するブースも数多くありますので、どうか、多くの市民の方々に親しんでいただき、ご利用していただけますように議会としても積極的にピーアールをしてまいります。

ならびに、この施設内にはスタジオやアトリエなども整備、また、災害時の帰宅困難者の一時滞在施設としての機能も備えた施設となっております。

追加として、立川まんがぱーくは有料(1日何時間でも)となっております、大人(15歳以上)400円・小人(小・中学生)200円・幼児(小学生未満)は無料となっており、室内では、靴を脱いでゆったりと過ごせる環境を整えております。

また、施設内には「授乳室」を完備また、幼児向けの「絵本コーナー」を設けるとともに「育児まんが」も多く取り揃えております。

更には、「オープンカフェ」もあり、うどん・ラーメン・カレーなどの軽食のほか、ビール・ジュースなども取り揃えております。 どうぞご利用・ご期待下さい。

【議会報告】

日頃から、大変にお世話になっております。心より感謝申し上げます。これからも「視線は低く・アンテナは高く」を基本に、一番身近な行動派として活動していまいります。引き続きのご指導をお願い申し上げます。

さて、平成25年の3月定例議会は2月14日から3月15日までの実質22日間の会期で開催されました。今回の議会でのポイントの1つとしては、次年度(平成25年)の予算を審議することでありました。また、立川市の懸案でありました、新清掃工場の候補地(立川市泉町の国有地)の発表がありました。立川市の平成25年度の予算としては、一般会計(市民生活全般費)約696億円ならびに、特別会計(限定されている事業費)694億円、総予算は約1390億円となっております。そこで、立川市の財政規模(歳入・歳出のポイント)を記載しました。また、具体的歳入の状況(一般会計)と主な新規事業として取り組む事業項目を記載しました。更に、常任委員会であります、厚生産業委員会での審議項目を記載いたしましたので、是非、ご一読をお願いいたします。

   

<立川市平成25年度財政規模>

平成25年度一般会計の予算規模は695.8億円で、24年度当初予算比では、24.7億円の増加で3.7%の増であります。また、6つの特別会計を合わせた総額は1,389.6億円で、24年度当初予算で69.2億円の増加で、5.2%の増となっております。

会計別
≪一般会計≫25年度 69,578,000千円
24年度67,113,000千円
増減額2,465,000千円
増減率 3.7%
≪特別会計≫
【競輪事業】25年度31,856,727千円
24年度28,595,793千円
増減額3,260,934千円
増減率11.4%
【国民健康保険事業】25年度18,430,360千円
24年度17,851,636千円
増減額 578,724千円
増減率3.2%
【下水道事業】25年度5,574,649千円
24年度5,393,957千円
増減額180,692千円
増減率 3.3%
【駐車場事業】25年度183,144千円
24年度155,227千円
増減額27,917千円
増減率18.0%
【介護保険事業】25年度10,271,351千円
24年度10,001,619千円
増減額269,732千円
増減率2.7%
【後期高齢者医療事業】25年度3,066,958千円
24年度2,933,243千円
増減額133,715千円
増減率4.6%
≪合計≫25年度 138,961,189千円
24年度132,044,475千円
増減額6,916,714千円
増減率5.2%

【歳入の概要(ポイント)について】

市税収入は前年度に比べ、1.2%増の374億円となっております。具体的には、個人市民税は給与収入の実態等を踏まえて0.6%の減収としました。また、法人市民税については、政府による景気対策の影響などの増額を見込むなどして12.7%の増収としました。

【歳出の概要(ポイント)について】

目的別の構成比でご説明させていただきます。まず、民生費(福祉全般事業であり、生活保護費・高齢者介護・障がい者・保育園・児童館など)が歳出のほぼ半分くらいとなり47.3%を占めております。
次に教育費(学校運営・給食・図書館・体育館・食育など)では、12.4%を占めております。次に、総務費(公共施設管理、自治会・広報・長期計画・安全・人件費など)では、11.8%を占めております。
次に、土木費(道路維持・公園維持・交通対策・市営住宅維持管理など)では、9.2%を占めております。続いて衛生費(健康づくり・各種検診・ごみ対策・清掃工場・公害対策など)では、7.2パーセントを占めております。
最後に公債費(市の借金の返済など)では、6.3%を占めております。

【ごみの戸別収集有料化について】

市民の皆さんに直接的に影響を及ぼす、ごみの戸別収集有料化については、立川市では、今年の秋を目途に導入を予定しておりますが、導入にあたっては、市民の皆さんへの親切で丁寧な説明を実施するとともに、ご理解を頂けるように真摯に取り組むことを強く要請しているところであります。

【政務活動費の増額について】

法律改正により使用項目が変更(追加)になったことにより、現在の月額2万5千円から5万円となったことにより、更なる厳正使用と市民への公表がますます重要であると考えております。

≪具体的歳入状況≫

1、市税

 

個人市民税については、国家公務員給与特例法による給与削減や民間の給与収入の実態等を踏まえ0.7億円の減額、法人市民税については、法人実効税率の引き下げによる減額はあるものの、復興需要や企業収益の回復傾向に加え、政府による景気対策の影響などの増額を見込み5.8億円の増額となっています。固定資産税のうち、土地については住宅用地の据置特例の縮小・廃止や負担調整措置などにより0.9億円の増額となり、家屋については、新築棟数の増はあるものの、平成24年度の評価替に伴う評価額が当初見込みを下回ったことから4.8億円の減額となっています。
償却資産については、新たな設備投資の増加から2.2億円の増加となっています。市税収入は平成24年度当初予算額に比べ4.3億円、1.2%の増となり、3年連続で前年度に対し増額となりました。

2、地方譲与税

 

地方譲与税については、平成24年度当初予算に比べ100万、0.3%の減となっています。

3、各種交付金

 

利子割交付金については、金融緩和政策による金利低下が見込まれることなどに伴う銀行 預金利子や公社債等利子の減などにより減額となっています。
配当割交付金は、企業による安定的な配当が継続されることによる上場株式の配当等と公募証券投資信託に収益配分を見込み微増となっています。
株式等譲渡所得割交付金は、世界的な景気停滞等による下振れリスクむはあるものの、景気対策等による株価の回復基調を見据え増額となっています。
地方消費税交付金は、液化天然ガス等の燃料輸入の増などに伴う増額が期待されるものの、歴日要因による影響などにより減額を見込んでおります。
地方特別交付金は、住宅借入金等特別税額控除分として微増を見込んでいます。

4、国・都支出金

国支出金は、129.3億円で、前年度に比べ3.6億円の増と金は、78.8億円で、前年度に比べ2.3億円の増となっています。

5、繰入金

 

財政調整基金や公共施設整備基金、鉄道連続立体交差化整備基金、再編交付金事業基金の取崩しを計上しています。

6、収益事業収入

 

前年度同額の1千万円を計上しています。

7、市債

 

市債発行額は、44.6億円で、前年度に比べ9.1億円の増となっています。臨時財政対策債などの減額があるものの、旧庁舎施設等改修事業や第一小学校建替事業などが増額となっています。

≪新規事業≫

①ごみ減量の推進(戸別収集・有料化の実施対応)
②防災対策の推進(地域防災計画の推進と次期計画の検討)
③公園施設長寿命化計画策定
④立川公園陸上競技場整備
⑤ひとり親家庭等見守り支援
⑥国民体育大会観戦の奨励(小中学校)
⑦旧庁舎施設等活用事業(子ども未来センター運営、市民会館リニューアルオープン)
⑧ファーマーズセンターみのーれ立川運営事業
⑨創業支援事業
⑩都市軸沿道地域企業誘致奨励交付事業
⑪総合的な見守りシステムの構築
⑫地域健康づくりグループ支援事業

などを行ってまいります。

《常任委員会・厚生産業委員会(委員長)》

厚生産業委員会は3月4日(月)に開催され、議題1件・請願1件・陳情3件を審査いたしました。まず、議題「立川市新型インフルエンザ等対策本部条例」は、全会一致で可決いたしました。次に請願「年金2.5%削減を中止する意見書提出を求める請願」は、多数決(5対1)により不採択となりました。
次に陳情「空襲被害者等援護法(仮称)の制定を求める意見書に関する陳情」は、全会一致で採択となりました。
次に陳情「医療的ケアを含む重度の障がい児の学童保育所を含めた放課後の居場所の確保に関する陳情」は、多数決(5対1)により採択となりました。
次に陳情「貧困・格差の拡大をもたらす生活保護費の大幅な削減に反対し、生活保護費の削減の撤回を政府に求める意見書提出を求める陳情」は、多数決(4対2)により不採択となりました。
次に、所管部署の報告事項として、関係各部課から合せて8件の報告を受け、それぞれについて質疑を交わしました。

《次回、平成25年6月定例議会の日程案について》

平成25年5月10日(金)から6月13日(木)までとなっております。6月定例議会で審議の1つのポイントとしては、平成25年度の予算執行が4月よりスタートをしたところでありますので、各事業がスムーズに実施されているかなどを確認することなどが挙げられます。季節の変わり目で気温が日々変化します、どうかお体を十分にご自愛下さい。

以上で「平成25年3月立川市議会定例会」報告とさせていただきます。

最後まで、「大石ふみお・ホームページ」をご覧いただき、誠にありがとうございました。ご感想やご要望・ご意見などありましたら、メールや電話でご連絡をお寄せください。お待ちしております。

大石ふみお
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