立川市議会議員

大石ふみお

FUMIO OISHI

大石ふみおの活動報告
VOL.4

立川市議会平成22年12月定例議会報告

皆さまには、日頃より大変にお世話になっております、心より感謝申し上げます。

更には、本年も大変にお世話になりました。何卒、今後におきましても旧に倍しますご支援、ご指導を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

それでは、先日閉会致しました、平成22年12月の立川市議会定例議会の報告をいたします。

今回の定例議会は12月2日から12月20日の19日間で行われました。わたくしは、初日の本会議の一般質問において、質問者の3番手として、環境対策について提案型の質問を行いました。

具体的な質問項目と市側の答弁の趣旨については、下記に記載いたしました。また、総務委員会と立川まちづくり特別委員会の報告を致します。

定例会の最終日となりました20日は、平成22年度一般会計補正予算案など26議案を可決し、閉会となりました。

次回の定例会は、平成23年2月21日からとなります、この議会では平成23年度の予算を慎重に審議するため予算特別委員会(議員全員による)が開かれます。

Ⅰ.一般質問

《環境対策について》

①立川市第3次環境行動計画について(温室効果ガス排出量と削減に向けた取り組みとスケジュールについて・みどり東京温暖化防止プロジェクトについて)

②環境配慮契約法の導入について(環境配慮指針と要領の策定について)

③成23年度の経営方針について(環境問題への対応について)

《質問》

①立川市が作成しました第3次環境行動計画では、目指すべき環境像と5つの基本指針が示されており、積極的に施策を行うとあります。

そこで、現在の立川市全体の温室効果ガス総出量とその削減に向けた具体的取り組み、ならびにスケジュールについて伺います。また、平成19年より東京の62市区町村で連携・協働して施策に取り組んでおりますが、その中の協働活動であります、「みどり東京温暖化防止プロジェクト」を積極的に 活用し、広域的な行動を起こすことが出来るのではないでしょうか。

②国や独立行政法人等が、電力・自動車・物品の購入・設備改修や建築物に関する契約を行う場合は、従来からの価格のみを配慮する契約の仕組みを改め、価格に加え温室効果ガス等の排出を考慮する「環境配慮契約」がありますが、この環境配慮契約の導入について伺うとともに、導入するに あたっては、環境配慮指針と要領の策定が必要となりますが、今後の契約のあり方について伺います。

③平成23年度経営方針において、電力供給契約の見直しが示されておりますが、地方公共団体等は環境配慮契約の導入は努力義務とはなっておりますが、温暖化効果ガスの排出量を考慮する契約であります、環境配慮契約制度の入札とするべきだと考えるがどうか。

《答 弁》

①立川市では第3次環境行動計画において、地球環境の保全と循環を基調としたまちづくりの中において、2分野7つの施策に取り組む考えを持っております。

次に立川市全体の平成19年度の温室効果ガス排出量は786キロトンとなっており、平成32年度における目標値として、503キロトンに向け努力してまいります。また、削減の目標達成に向けてのスケジュールとしては平成32年までに産業業務部門は10%、家庭部門20%、運輸部門40%の削減を目指して個別に取り組んでまいります。次に、みどり東京温暖化防止プロジュクトの活用については、調査研究事業や温暖化対策に関する助成事業について積極的に参画してまいります。

②環境配慮契約の導入につきましては、立川市も事業者として温室効果ガスの排出量の削減を図るため、エネルギーの合理的かつ適正な使用等に努め必要があると考えております。

そのためには、環境配慮指針と要領の策定が必要となりますので、地域の自然的、社会的条件を踏まえ、経済性に留意しつつ、価格以外の多様な要素も考慮する契約の導入など、契約のあり方について検討してまいります。

③平成23年度の経営方針の中での、電力供給契約の見直しにおいては、環境配慮契約法の趣旨に基づき、二酸化炭素排出係数、未利用エネルギー活用状況、新エネルギー導入事業などの環境配慮の要件を仕様書に定め、評価することになりますが、総合的な視点から契約制度のあり方を考慮する必要がありますので、現在検討を進めているところであります。

《総務委員会・立川まちづくり特別委員会報告》

○12月9日 総務委員会が開催されました。(総務委員長として)

具体的審議内容としては、議案2件「東京都市公平委員会への加入について」、ならびに「立川市公平委員会設置条例を廃止する条例」は全会一致で可決となりました。

次に、所管部課からは合計16件の報告がなされました。報告項目は、①JR中央線連続立体交差事業高架下利活用について、②タウンミーティングの開催について、③横田基地に関する要請等について、④市制70周年記念表彰について、⑤立川市職員定数適正化計画の策定について、⑥行財政問題審議会の答申について、⑦市施設によるアナログ放送受信障害対策世帯の放送デジタル化に伴う市の対応について、⑧立川市第4次男女共生社会推進計画実施状況報告について、⑨立川市職員共済会の不明金発生事件について、⑩コンピュータの不適正利用による職員の処分について、⑪派遣研修の充実について、⑫立川市財政健全計画の策定について、⑬新地方公会計制度に基づく立川市の財務諸類の作成について、⑭窓口アンケートの結果について、⑮災害対策本部設置・運営図上訓練について、⑯立川市第3次住宅マスタープラン(素案)について、 総務委員長として滞りなく、またスムーズに委員会を運営することが出来ました。

○12月15日 立川まちづくり特別委員会が開催されました。

委員会の特定審議事項について、1、旧庁舎周辺地域まちづくりについて、2、立川駅北口西地区再開発及び立川駅西側新自由通路について、3、都市軸沿道地域まちづくりについて、4、新庁舎周辺地域まちづくりについて、5、武蔵砂川駅・西武立川駅周辺地区まちづくりについて、6、立川基地跡地昭島地区まちづくりについて、今後、積極的に議論してまいります。

更に、所管部課からは合計4件の報告がなされました。報告項目は、①西武立川駅北口有料自転車駐車場について、②武蔵砂川駅北側駅前広場整備計画について、③立川駅北口西地区第一種市街地再開発事業の状況について、④立川駅西側新自由通路整備事業の状況について、の報告がされそれぞれ質問を致しました。

大石ふみお
立川市議会議員