光市議会議員

笹井たく

TAKU SASAI

笹井たくの活動報告
VOL.15

平成31年(2019年)2月に発行した後援会報第12号のダイジェスト版です。

平成30年(2018年)の活動報告

1月10日~11日:会派視察(可児市文化ホール・豊田市地域カルテ)
1月16日~18日:議会運営委員会視察(武蔵野市請願陳情・飯能市IT・町田市請願)
2月10日:夢を語ろう高校生と光市議会
2月20日~3月26日:3月議会 【下記Q&A】
4月4日:コスプレ維新の川(立石孫一郎終焉地)【下記参照】
5月11日:山陽小野田市議会視察(モニター制度)
5月23日~25日:環境福祉経済委員会視察(鹿児島市病院跡地・伊仙町子育て支援)
5月31日:周南市・防府市議会視察(モニター制度・請願陳情)
6月12日~29日:6月議会 【下記Q&A】
6月27日:環境福祉経済委員会視察(周南児童相談所)
7月3日~5日:会派視察(御前崎市海岸活用・牧ノ原市市民参加・藤沢市海岸活用)
7月7日:豪雨災害発生【下記参照】
7月9日:中山川ダム&岩国土木建築事務所訪問
7月12日・20日・21日:災害ボランティア参加
8月2日:市議会災害現場視察 【下記参照】
8月10日:県市議会議員研修会(山陽小野田市)
9月11日~10月23日:9月議会 【下記Q&A】
10月21日:山口ゆめ花博光市デー 【上記写真】
10月24日・30日:市議会報告会&意見交換会
11月20日:臨時議会(議長選挙)
12月4日~25日:12月議会 【下記Q&A】
12月7日:彩り予算要望書提出 【下記参照】

平成30年7月豪雨に関する議会・議員の対応

7月7日早朝に島田川の氾濫等を引き起こした豪雨は、総雨量456ミリに達しました。
市議会では前日7月6日から災害本部体制を立ち上げ、被災状況等をとりまとめ執行部へ伝達しました。
9月と12月の議会で補正予算を審議し22億6千万円の復旧事業を承認しました。10月には市内6会場で防災をテーマとした市議会報告会&意見交換会を開催、153名の御参加を頂きました。
笹井の独自調査ですが、中山川ダムは島田川における最大流量の約10%を受け止めております。

山口ゆめ花博 大盛況!!

平成30年9月14日から11月4日にかけ、山口ゆめ花博(全国都市緑化やまぐちフェア)があり、136万人の来場がありました。
10月21日の光市デーでは、ステージで光太鼓・伊藤公仮装コンテスト・伊藤公日の丸演説の再現・ダンスパフォーマンスがありました。テントブースでは、貴重な植物展示・ニジガハマギク紹介・高田松原の再生支援・長州ファイブ顔出しパネル・景観10選PR・エコバック制作・特産品販売があり、笹井も植物展示スタッフとして活動しました。

災害対策予算を要望

市議会会派「彩り」では、予算編成に伴う要望書を平成30年12月7日に市川市長へ提出しました。
要望項目は次のとおりです。
①平成30年7月豪雨災害の検証
②今回の被災状況を反映させた防災体制の整備 (土嚢ステーション設置・三島コミセン整備)
③豪雨に強い河川の整備(河川浚渫・水位計設置)
④多重性のある道路整備(新光総合病院付近から下松市消防署付近を結ぶ道路)
⑤アルゼンチンアリ等の特定外来生物や有害鳥獣の侵入に対する防除対策
⑥光総合病院の移転新設に関するスムーズな対応

陳情の意見陳述が可能に

陳情や請願は憲法で定められた国民の権利です。平成30年4月より、持参された陳情で意見陳述を希望される場合は、市議会で意見陳述できるようになりました。これまでに4件の意見陳述が行われております。
・土砂災害特別警戒区域に立地する住宅の災害対策についての要望
・周防地区に地域内交通の導入を求める要望
・小学校にエアコン設置を求める要望
・不登校児童生徒への支援と居場所作りを 求める要望
なお市議会で審議や採決を行う請願については、議員の紹介が必要となります。詳しくはhttp://www.city.hikari.yamaguchi.jp /shigikai/seitin.html

平成30年3月議会の質問と回答

Q1:明治維新150年に対する市川市長の思いは?
A:まずは、時代を担い世界に羽ばたこうとする若者に、我が国の近代化を開いた偉人のDNAをしっかりと伝え、日本の未来を考えてもらう契機にするという、本質的な意義を根本に持たなければならない。

Q2:歳入の確保にどう取り組むか?
  A:歳入の根幹である市税等の徴収率の向上対策を進める。平成30年4月から税や保険料のコンビニ収納を開始する。市有地売却は平成29年度で2億円を超え大きな効果を上げている。無料となっている職員駐車場については、適正な管理のあり方について整理していく必要がある。

Q3:し尿処理について今後の展望は?
A:深山浄苑施設の建替や下水道施設等の共同化等を視野に入れ、研究を進めていきたい。

平成30年6月議会の質問と回答

Q1:瀬戸風線と光柳井線の開通時期は? 全通時の愛称を「虹森線」としては?
A:県によると、今年度は海上への作業通路構築の捨石の搬入を計画しており、順調に進めばおおむね10年程度での完成を目指し事業を進めていく。この路線は過去一部区間において愛称を募集したが、全通すれば広く市民に親しみやすい路線となるよう、調査や研究を行っていきたい。

Q2 県立の光高校と光ケ丘高校はこれからどうなるのか?
A:県教委によれば、地域のニーズや期待に応える学校を新高校のコンセプトに再編統合を進めていく。場所は光高校の校地で普通科と総合学科の2学科。平成32年度入学者から募集を始め、平成34年度に全ての学年が新高校の生徒になる。

平成30年9月議会の質問と回答

Q1:島田川・西の河原川・光井川等の整備と管理は?
A:県によると、島田川や西の河原川の浚渫等は必要に応じて検討していく、光井川の無堤区間について河川管理道を整備する計画はない。水位計の設置については県に要望していきたい。

Q2:公共施設の指定管理者制度はどうあるべきか?
A:行政直営でなくても運営が可能な施設について制度を導入している。平成30年度は市民ホール、総合体育館、サン・アビリティーズなど12施設について選定を行う。民間ノウハウの活用とともに、利用料金制度の導入など指定管理者のインセンティブを確保することが、収入増加策につながると考える。

平成30年12月議会の質問と回答

Q1:明治維新150年の取り組みを次世代にどう伝えるか?
A:伊藤博文公の生誕地としての情報発信につとめる。山口ゆめ花博の光市デー10/21には7万2000人以上の入場者があった。伊藤公の生涯や業績を紹介するオリジナル書籍を刊行する。
第二奇兵隊について市外の情報収集に努めるとともに、大和歴史民俗資料館にある陣太鼓や木砲の他施設での展示を検討する。

Q2:上関原発建設計画に対する市川市長の理念を近隣市町に伝えては?
A:現状では上関原発に賛成できないという考えに変わりはないし、電源立地地域対策交付金について受け取るつもりはない。近隣町長さん等へ働きかける考えは、今のところありません。

◇◇◇コラム◇◇◇ 大橋敬之助(立石孫一郎)①

天保四年(1833年)、播州佐用郡の大谷家長男栄吉として生まれ、19歳で倉敷大橋家の養子となる。剣術の修行に励み、5人の子どもに恵まれ、倉敷村の年寄役も務めた大橋敬之助。
元治元年(1864年)12月、米買占め事件から釈放された下津井屋父子が惨殺され運河に浮かぶ。前後して大橋敬之助は姿を消す。
慶応二年(1866年)4月5日、長州藩第二奇兵隊から百余名の隊士が脱走、石城山を下り瀬戸内海を東に進む。4月10日早朝に倉敷代官所を襲撃し、町を見下ろす観竜寺に陣を張る。脱走部隊の首謀者「立石孫一郎」とは、大橋敬之助その人であった。(次号に続く)

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