光市議会議員

笹井たく

TAKU SASAI

笹井たくの活動報告
VOL.9

平成26年(2014年)8月に発行した後援会報第7号のダイジェスト版です。

平成25年(2013年)の活動報告

10月26日: 筑波大学都市計画同窓会(中野区)
10月28日:環境福祉経済委員会視察(釧路町営住宅コレクティブハウジング)
11月12日~13日:えこぱーく議会視察(新日鐵八幡・共英製鋼小野田)
11月19日~20日:議会運営委員会視察(高山市・加賀市議会基本条例)
11月27日:為光会予算要望書提出【下記参照】
12月2日:The ムーブマンパーティ(長門市)
12月3日~25日:12月議会【下記Q&A】
12月21日:光紙芝居ふるさと郷土館公演

平成26年(2014年)の活動報告

1月10日、14日、31日:環境委員会協議会(光総合病院移転新築整備基本計画)
1月15日~17日:為光会視察(茨城県大洗町・笠間市・千葉県我孫子市)
1月27日:山口県ふれあいの会周南支部会
2月2日:第5回市議会報告会(あいぱーく)【下記参照】
2月10日:えこぱーく議会
2月12日~13日:環境福祉経済委員会視察(山口赤十字病院・安岡病院緩和ケア病棟) 
2月18日:上関原発の建設中止と原発ゼロの日本を求める請願書提出【下記参照】
2月25日~3月27日:3月議会【下記Q&A】
3月5日:JRバス光営業所へ訪問
4月15日:環境福祉経済委員会(光総合病院)
4月20日:着物でぶらりin むろずみ
4月21日~23日:為光会視察(和歌山県美浜町・みなべ町・白浜町)
5月7日~9日:環境福祉経済委員会視察(鹿子島市民病院・山鹿市民病院緩和ケア病棟)
5月18日:周防の森ロッジ林間道整備
5月20日:FMラジオThe ムーブマン収録
5月24日:山口県庁OB会厳島会(山口市)
5月25日:光市レクリエーション卓球大会
5月27日:愛知県知多市議会の光市視察応対
6月10日~6月30日:6月議会【下記Q&A】
6月20日:環境福祉経済委員会 光総合病院視察
6月29日:ひかり人形劇フェスティバル

合併10周年に向けた取り組み

平成16年10月に光市と大和町が合併して、10年が経過しました。
私の祖父で元島田小学校長の柳井伊作は、旧大和町の三輪で生まれ育っており、同じ市域となったことには感慨深いものがあります。
この10年の間、笹井は国民文化祭人形劇フェスティバルや、伊藤公記念公園きもだめし大会などのイベントを通じて、光市内の人の輪が広がるよう取り組みました。
平成25年11月27日、市議会会派「為光会」は「新市誕生10周年に向けてのチャレンジ」と題した予算要望書を市長へ提出しました。
文化・芸術・スポーツイベントの開催や「おっぱい都市宣言」の市役所掲示などを求めております。

上関原発の建設中止と原発ゼロの日本を目指す請願

平成26年3月議会に室積の田嶋義介さん・西崎孝一さんが請願書を提出、笹井は紹介議員を務めました。
福島第一原発の爆発事故が収束していないこと、国が原子力発電を重要なベースロード電源と位置づけようとしていること、光市議会でも震災直後に「上関原発の建設計画の凍結を求める意見書」を可決し県へ送付していること、等の理由により請願の採択を求めましたが、賛成少数により不採択となりました。
また、上関原発建設予定地の埋立免許更新申請について、山口県知事は5月15日、審査期間を1年間延長することを表明しました。今後の動向を注視していきます。

光市の議会改革ランキング 全国287位に向上

日本経済新聞社産業地域研究所が行った第3回全国議会改革度調査(H26.6)によれば、全国813市議会の中で光市議会は287位(前回は473位)、山口県内の13市議会の中では5位(前回は11位)となりました。
光市議会においては、市議会広報誌が休止中であり議会基本条例もありませんが、ホームページによる議事録や議案賛否の公開、請願内容の市民による直接説明、政務活動費の公開、市議会報告会の継続的な開催などが評価されました。

平成25年12月議会の質問と回答

Q1:光ふるさと郷土館の老朽化対応と、第二奇兵隊や松岡洋右元外務大臣などの歴史資料の充実を!
A:本館別館とも老朽化が進んでおり維持管理に苦慮している。光市の遺跡や人物等を幅広くまとめた冊子を、来年度に刊行の予定。

Q2:岩田駅周辺地区のモデル事業選定のメリットと民間診療所誘致の取り組みは?
A:県のコンパクトなまちづくりモデル事業に選定されることにより、各種アドバイスや県道の早期整備が期待される。
民間診療所誘致は、地域医療の観点から福祉保健部で対応する。

Q3:光市の3つの都市宣言を市役所庁舎に! ホームページにも事業内容を記載すべき!
A:都市宣言の掲示は、効果的な方法について研究していきたい。市ホームページの右上に3つの都市宣言があり、おっぱい都市宣言からは概要・基本構想・行動計画の詳細がわかる。

平成26年3月議会の質問と回答

Q1:ニューフィッシャーの支援とフィッシングパークの整備を!
A:新規就業者の自立後の経営は厳しいことから、経営開始後の1年間も支援していく。フッシングパークの桟橋は平成22年度より年次的に改修工事をしている。

Q2:公共施設白書作成にあたっては、各施設の利用状況やコストの公開を!
A:公共施設白書全体を全て公開し、今後の議論の基礎資料としていきたい。行政改革市民会議やまちづくり市民協議会なども活用しながら、市民の御意見をお伺いしたい。

Q3:市立の幼稚園・保育園の再編を進めるべきではないか?
A:児童数減少の実態を踏まえ、施設数や定員を維持し続けることは困難である。民間施設の動向等を見きわめながら、これらを縮小していく。

Q4:山口県を舞台とした大河ドラマの放映にあたり、伊藤博文公生誕の地光市の取り組みは?
A:生家屋根の葺き替え・旧邸の壁修復・資料館の雨漏補修など、年次的な整備を実施していきたい。
来年度の大河ドラマ「花燃ゆ」では伊藤博文公の出演が想定されており、テレビを通じて光市を全国へ情報発信するまたとない機会だ。

平成26年6月議会の質問と回答

Q1:空き家等の適正管理に関する条例は、どのように施行されるか?
A:管理不全な空き家に関する情報提供があれば、実態調査を行う。所有者が特定できれば助言や指導を行う。
勧告・命令・氏名等の公表等の段階を踏み、必要な措置が成されなければ代執行もある。 

Q2:周南市・下松市への送水事業の概要は? 上下水道局を設立する考えはないか? 
A:熊毛地域への上水送水の為の光市内工事は、平成26年度中に完了予定。
周南地域への工業用水は、県企業局が設置するポンプ場へ送水する計画である。
山口県内13市のうち8市が上下水道を統合している。地方公営企業の企業会計化への対応も想定して、調査研究していきたい。

Q3:JRバスの減便、防長バスの駅前案内などの問題解決を!
A:JRバスの減便・最終便繰り上げに対して、光市から再考を求めたが、4月より減便となった。
防長バス188号路線の利用客減少により国県補助金が減額となったため、本年度から光市も補助金を支出する。
JR光駅前の防長バス停車場への案内については、JRに申し伝えたい。

◇◇◇コラム◇◇◇ 上関原発とスコップの話

埋立工事着工を目前にした平成21年頃の話。上関町に隣接する市町の商店会に、電力会社との取引希望申込書が配られ、皆は頭を抱えた。
「売り上げは増やしたいが原発は怖い」「上関原発は本当にできるのか?」
様々な思惑が交錯するなか、ある店主が一言放った。
「アメリカのゴールドラッシュでは、金を掘る労働者よりスコップを売る商売人が儲かったと聞く。本当の商売人なら、原発に頼るのではなく、世の中の動きを見て自分で商売すべきだ」 この話に商店会の皆も共感し、電力会社への申込書の話は立ち消えとなった。
平成23年3月に東日本大震災が発生し、上関原発の工事も凍結状態となった。私はその店主に御礼が言いたい。でも・・・あのときの店主の顔は、ちょっと赤かったような気がする・・・ 

笹井たく
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