光市議会議員

笹井たく

TAKU SASAI

笹井たくの活動報告
VOL.3

平成22年(2010年)8月に発行された、後援会報第2号のダイジェスト版です。

写真:早長八幡宮秋祭り 山根町自治会の鏡山を曳く

平成21年(2009年)

9月2日 室積海岸保全対策検討委員会
9月12日 光市子ども会大会
10月11日 早長八幡宮秋祭り25年式年祭【上記写真】
10月11日 みたらい湾花火大会
10月21日~23日 環境経済委員会先進地視察(東海村廃油再利用・風土村農業振興)
10月26日~27日 為光会先進地視察(四国伊方原発と周辺市の原子力防災対策)
11月7日 伊藤公没後100年束荷神社御輿巡行
11月15日 大和ふるさと祭(鮮魚販売)
11月20日 11月議会(補正予算)
11月20日 為光会予算要望書提出【下記レポート】
11月28日 魚まつり(室積イカ焼きそば調理)
12月1日~21日 12月議会【下記Q&A】
12月5日 くるくるクリスマスストリートin島田市
12月26日 室積海岸保全対策市民説明会

平成22年(2010年)

1月21日 筑波大学社会工学類事例講義
2月5日 市議会全員協議会(病院問題)
2月12日 むろづみミーティング【下記レポート】
2月23日~3月24日 3月議会【下記Q&A】
3月25日 山口県庁・県きらめき財団訪問
3月28日 きものでぶらりin室積
4月16日 光市子ども会連合会総会【下記レポート】
4月17日 室積商店会ボランティア隊清掃
5月16日 周防の森ロッジ林間道整備
5月17日~19日 環境経済委員会先進地視察(小樽市観光戦略・函館市起業制度)
5月21日 むろづみミーティング【下記レポート】
5月25日 光市観光協会総会
6月10日~29日 6月議会【下記Q&A】
6月27日 光人形劇フェスティバル
7月1日 山口国体ボランティア研修(防府市)

予算要望書を市長へ提出

平成21年11月20日、光市議会会派「為光会」より市川市長に対し予算要望書を提出しました。要望書の内容は次の10項目です。

①財政健全化と行政のスリム化
②災害に強い町づくりと防災力の強化
・島田川・光井川・西の河原川の改修整備
・室積海岸の保全対策
・施設耐震化の促進
・地域・集落の防災力強化
・原子力防災の研究
③地域コミュニティの確立
④太陽光エネルギーの利用促進
⑤交通弱者の移動手段の確保
⑥教育環境の整備
⑦農業振興と地産地消の推進
⑧広域的な商業・観光の推進
⑨人間ドックへの助成
⑩瀬戸風線と虹ケ丘森ケ峠線の早期完成

平成22年度予算では、太陽光発電設置費助成や検診受診率向上、農業振興拠点施設整備など、為光会の要望が具現化されています。

むろづみミーティング

平成22年2月12日と5月21日に、室積連合自治会とむろづみ議員の会で、市議会報告会「むろづみミーティング」を開催しました。2つの市立病院問題・室積海岸保全対策・三島温泉交流施設など光市政の重要課題について意見交換を行うほか、平成22年度予算のうち(仮称)室積コミュニティセンター整備計画や室積漁港整備について説明しました。

自治会からは、地域の問題や光市の課題について意見交換がありました。防犯灯の管球取替(東伊保木)、有害鳥獣捕獲(西伊保木)、カーブミラー設置(東ノ庄)、下水道整備(市延)、病院問題(上西ノ庄)、赤線道路の整備(下西ノ庄)、国道の横断歩道設置(西江ノ浦)、地区内の道路整備(向町)、下水道料金(新市)、高齢者の買い物(昭和通り)、小河川の清掃(南潮浜)、ぐるりんバス(前松原)、海岸放置艇の撤去(後松原)
今後も年3回程度の開催を予定しております。

少子高齢化への取組み

光市の小学生は、平成6年に3214人でしたが、平成22年現在で2778人と13%も減少しています。5年後の平成27年には光市全体で10%の減少、特に室積小学校は29%と大幅な減少が見込まれます。このため、学校組織だけでなく、地域行事や子ども会組織の見直しが急務となっています。

また、この少子化の現象は、自治会・婦人会・老人クラブなどへ段階的に波及することが予想されるため、将来を見据えた積極的な改革が必要です。

平成21年12月議会の質問と回答

Q1:商業・観光の振興に向けた市外来訪客の増加策は?
A:光商工会議所が実施する「愛LOVEひかり!大作戦運動」については、車の両輪となって地域経済の活性化に取り組む。2つの花火大会の支援は適切に対応する。

Q2:下水道の整備と債務償還の計画は?
A:下水道債務133億円は平成31年に65億円まで減少、平成50年には安定する見込み。室積地区を中心に幹線・枝線の順で整備する。まだ下水道が供用されていない地域の生活排水堆積物の産業廃棄物処理については、支援していきたい。

Q3:障がい者や寝たきり老人などの移動手段の確保は?
A:福祉タクシー利用券の交付対象者1632名のうち681名が利用、腎機能障害のある方には追加交付している。寝たきり老人宅へのタクシー送迎は1台1名体制となってる。1台2名体制については、他市の状況をふまえながら検討していきたい。

平成22年3月議会の質問と回答

Q1:財政健全化の取組みは? 県内1位の職員給与をどうするか?
A:歳入確保として遊休財産処分・施設使用料改定に取り組む。歳出削減として建設事業費抑制や継続事業の見直しを行う。職員給与は4月より2.5%削減、1人あたり年10万2000円、総額3955万円の削減となる。県内順位は13市中5位になると思われる。

Q2:漁業の振興策や後継者対策は?
A:ニューフィッシャーには2年間の研修制度があり、現在2名が研修中である。室積漁港に長さ20m幅15mの浮桟橋を設置する。工事費は2億7800万円で平成23年度に完成。漁業従事者の就労環境の改善や牛島定期船の利便性向上になる。

Q3:冠山総合公園の休日入園料は? 子どもの森の計画は?
A:梅まつり期間中の休日入園者に、維持管理費用の一部をご負担頂く。今まで駐車場1台200円の使用料であったが、今後は高校生以上1人100円の入園料となる。子どもの森のワークショップを市内全小学生に案内し、十数組の参加を得た。4回の会合を重ねて成果を纏め、これを盛り込んで建設計画を策定する。

Q4:国民体育大会・障害者スポーツ大会のボランテイア参加はどう進めるのか?
A:本年度はセーリングとバトミントンのリハーサル大会を行う。広報ボランティア・花いっぱい運動・クリーン運動などを展開するほか、光まつりのパレード参加などを考えていきたい。市役所職員のボランティア参加は市民目線で他市の状況を知る良い機会である。光市内の競技とは日程が重複しない全国障害者スポーツ大会への参加を勧奨したい。

平成22年6月議会の質問と回答

Q1:市役所の施策成果をインターネットで公開しては?
A:冊子「主要な施策の成果」については、事業別予算に基づく編集に取り組む。冊子は市役所一階の情報公開センターで公開しているが、インターネット上での公開については容量の問題があり、今後検討していきたい。

Q2:水道の料金改訂はいつか? 事業や経営の見直しは行うのか?
A:23年ぶりの改訂を平成19年に行ったが、十分な改訂幅とならなかった。景気後退や工場用水低迷により、収益が予測以上に落ち込んでいる。未給水地域解消や施設耐震化にも取り組まなければならない。中山川ダムの債務は市一般会計より返済するので、水道料金への影響はない。水道事業経営懇話会を開催中であり、意見答申の後に料金改定議案を提出する。経営合理化については、今後も積極的に取り組んでいく。

Q3:(仮称)室積コミュニティセンター立案の住民参加は?
A:コミュニティセンターとは、公民館活動はもとより自治会・地域福祉・子ども会・ボランティアなどの様々な市民活動の拠点となる施設。まずアンケート調査を実施し、その後に市民検討会議を立ち上げ、白紙の状態から計画を立案する。

笹井たく
光市議会議員