恵那市議会議員

堀みつあき

MITSUAKI HORI

堀みつあき活動報告
VOL.25

活動報告 2月から6月まで

トピックス:2月6日から2月7日 勉強会の要旨

2月6日

場所 国会議員会館
講師 国土交通省大臣官房総務課 企画官 竹内 重貴 氏

経歴について
初めに、本人の経歴のお話があり、恵那で生まれ、長島保育園、長島小、恵那西中、多治見北校、東大法学部、国土交通省に入省し現在に至っています。平成12年の住宅局を皮切りに、アメリカ留学、秋田県庁等多くの部署を経験されて、現在、大臣官房総務課企画官として、国会・法案・組織改革を担当されています。

講演内容・・・美しい故郷・恵那の未来について
暮らしやすいまちとして、広い土地(都会は狭い土地)の中に家があり、住みやすさがあり、また、災害にも強いまちです。都会にいなくても、テレワークとかリモートワークで仕事ができる環境がある。グローバル企業は時差があるため、深夜あるいはリゾート地にいて、テレビ会議等をしている。
多様性のあるまちとして、大学の研究所、アニメーター、フリーター等バックグランドに多様性があり、さまざま人が住む場所(まち)でありたい。そのようなまちはイノベーションが起きる。
教育について、一流の人、例えば宇宙物理学者等に大人も子供も教育を受けるような環境を備えるとよい。
まちの中心とネットワークについて、まちの中心(交流の中心としてのランドマーク)が必要である。そして周辺部とのネットワークづくりも必要になる。例えば、恵那市と豊田市の間でのネットワーク(交流)作りをする。リニアの開通で通勤エリアが拡大するので、大きなチャンスにする。
生活エリアと交流エリアと市町村境について、人の生活エリアは同じではない。市民は多様性を持っている。周辺の地域とどのように一緒にやれるか考え、生活のエリアの補完と考えていく。長野県南木曽地区、あるいは、愛知県豊田市とどう一緒にやれるか考えていく。
情報、データ、環境について、スマート技術の活用で、農業なども大きく変えていけるのではないか、ドローンで管理し、生産性を上げている例もある。新しいことを試すには、都会ではむつかしい。反対意見とか、コミュニティの構築に時間がかかり、コストがかかる。この地域では、コミュニティができやすく、新しい技術の取り組みができるのではないか。

たいへんむつかしい講演でした。恵那市もITCの推進をしています。まちづくりから教育等すべての分野にわたっています。まだ始まったばかりなので、どのような形になるかわかりませんが、推進速度を上げていかないと、世の中の流れから遅れてしまいます。恵那市あげての取り組みが重要となっていくと考えます。

2月7日

場所 国会議員会館
講師 文部科学省 初等中等教育局 情報教育・外国語教育課 課長補佐 斎藤 幸義 氏

講演内容 学校情報化のこれまでのうごきについて
~GIGAスクール構想の実現~
学校教育におけるICT活用の現状 ~今何がおきているか~
これからの社会として、新たな社会「Society5.0」となる。これは狩猟社会、農耕社会、工業社会、情報社会に続く5番目の社会です。人工知能、ロボットをはじめとする技術革新が一層進展する。サイバー空間とフィジカル空間を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会となる。幅広い産業構造が変革し、人々の働き方やライフスタイル等が変化する。
くらしやはたらき方が変わるため、学習指導要領の改訂の方向性として、予測できない変化を前向き受け止め、主体的に向き合い・関わり合い、自らの可能性を発揮し、より良い社会と幸福な人生の創り手となるための力を子どもたちに育む学校教育の実現を目指しています。
情報活用能力の育成として、情報活用能力を「学習の基礎となる資質・能力」と位置づけ、学校のICT環境整備とICTを活用した学習活動を明記しています。
小学校のプログラミング教育の必修化を含め、小中高等学校を通じてプログラミング教育の充実を図る。
情報活用能力の育成のため、A、情報活用の実践力をつけるため、具体例として、ICTの基本操作、情報の収集・整理・発信等のしらべ学習です。B、情報の科学的な理解をするため、具体例として、プログラミング学習、論理的な思考力をつけることです。C、情報社会に参画する態度を醸成するため、具体例として、情報モラルの学習です。
ICTを活用した学習活動として、学校におけるICTを活用した学習場面として、A一斉学習として、教員による教材の提示です。B個別学習として、個に応じる学習、調査活動、試行を深める学習、表現・政策、家庭学習です。C協働学習として、発表や話し合い、協働での意見整理、協働政策、学校の壁を越えた学習です。その他、学習者用デジタル教科書の法制化がされた。小学校の例では、デジタル教科書について、平成元年度版では20%であったものが2年度版は94%にまで増加した。
ICTの活用の実態として、平成31年度全国学力・学習状況調査の結果(ICTを活用した学習状況)では、ICTを活用したいと答えた割合は、小学校60.8%、中学校48.1%であったが、ICTの使用したかの問いには、使用したと答えた割合は、小学校10.4%、中学校7.2%であった。関心は高いが、各自治体でのICT環境整備が十分進んでおらず、児童生徒の関心に応えられていない状況でした。OECDのICT活用調査でも、ICTを活用した学習に関する他の指標も軒並み最下位でした。又OECDの生徒の学習到達度調査では、科学的リテラシー、数学的なリテラシーは引き続き世界トップレベルであった。読解力は高得点グループに属するが、前回より平均得点、順位が低下した。コンピーター画面での長文読解の慣れなどの要因が複合的に影響した可能性がある。
ICT環境整備の実態について、教育のICT化に向けた環境整備5か年計画(2018~2022年度)を策定され、単年度1805億円の地方財政措置を講じるこことしています。目標としている水準は、①学習用コンピューター 3クラスに1クラス分程度整備、②指導者用コンピューター 授業を担任する教師1人1台、③大型表示装置・実物投影機 100%整備、④インターネット及び無線LAN 100%整備、⑤総合型公務支援システム 100%整備、⑥ICT支援員 4校に1人配置等です。
国の動きとして、令和元年6月、学校教育の情報化の推進に関する法律が交付・施行された。
我が国の教育の今後の方向性 新時代の皆日を支える先端技術のフル活用に向けて、①先端技術の効果的な活用、今後、基本的な考え方の実証・精緻化を進め、「学校現場における先端技術利活用ガイドライン」を策定する。②教育ビックデータの効果的な活用、今後、教育データの標準化と学習履歴(スタディ・ログ)等の利活用の具体的な在り方の検討をする。③基盤となるICT環境の整備、世界最先端のICT環境の実現に向けて、ロードマップの策定をする。

GIGAスクール構想
全体像として、目指すべき次世代の学校・教育現場
①学びにおける時間・距離などの制約を取り払う
②個別に最適で効果的な学びや支援、
③プロジェクト型学習を通じて想像性を養う、
④公務の効率化、
⑤学びの治見の共有や生成
GIGAスクール実現推進本部の設置
6項目の推進事項の取り組みをする。
ハード整備
令和元年度の補正予算案
①構内通信ネットワーク整備
②児童生徒1人1台端末整備
GIGAスクール構想の実現パッケージ
~令和の時代のスタンダードな学校へ
①環境整備の標準仕様零時と調達改革
②クラウド活用前提のセキュリティガイドライン公表
③学校ICT利活用のノウハウ集公表
④関係省庁の施策との連携
⑤民間企業等からの支援協力募集

今後に向けて
未来を創る子供たちのために、ハード・ソフトの両面から教育改革、「GIGAスクール構想」がはじまります。教師・教育現場によるICT活用が加速されます。
世界的な視点で見れば、日本のICT教育は世界から遅れています。技術革新がものすごいスピードで進んでいます。ICTの環境を整えて、未来に生きる子供たちに、その時代に通用する力をつける必要に迫られています。国では、GIGAスクール構想を進めて、創造性を育む教育のICT環境を整えようとしています。恵那市では、すでに一番多い児童生徒数に合わせた、端末を整備しています。加えて、3月の補正予算では令和2年度に児童生徒1人1台の端末の整備を計画しています。今後、学校現場でのICT教育が進むと思います。教える側の資質の向上も問われています。議会としても、ICT教育が進むように支えていかなければならないと強く感じました。

活動報告は新型コロナウイスのため、ほとんどのイベントが中止となったため、議会活動を主に掲載しています。

2月6,7日

東京議員会館での勉強会、トピックスで掲載しています。

2月17日

全員協議会・・・本会議場
3月定例会の条例等

2月18日

全員協議会・・・本会議場
3月議会の予算等

2月25日

商工観光部との打ち合わせ・・・商工観光部

2月26日

本会議・・・本会議場
3月定例会初日

2月27日

一般質問の抽選
18日の2番目で、一般質問に決まる。

3月3日

総務文教委員会・・・委員会室

3月4日

市民福祉委員会・・・委員会室

3月5日

経済建設委員会・・・委員会室

3月9日

全員協議会・・・本会議場

3月13日

本会議・・・本会議場

3月17日

本会議・・・本会議場
一般質問

3月18日

本会議・・・本会議場

一般質問

2番目に登壇し、1、恵那市の観光について、2、教育の充実についての2標題で質問しました。
質問のみ掲載しています。答弁については、議員日誌に一部掲載しています。又、恵那市議会のホームページにて一般質問を見ることができます。

質問の要旨

15番新政会の堀光明です。
今議会は、通告に基づき、恵那市の観光施策について、教育の充実についての2標題で、質問します。
表題の一つ目、恵那市の観光施策について、お尋ねします。
昨年9月の一般質問で、大河ドラマの活用につて、質問しました。市長からは、「半分、青い」、「麒麟がくる」と2本も同じ町に来ることは、奇跡的なことです。恵那市を上げて盛り上げたいとの答弁がありました。明智町の大河ドラマ館も1月11日にオープンし、2月21日に入館者が1万人を超えました。冬にもかかわらず、日曜日には大正村駐車場が満車で、バスも何台も停車しています。たいへん多くの人が来訪しています。
ドラマ館の入館者の状況と駐車場の状況を、お聞きします。
出足は好調ですが、新型コロナウイルスで、世の中が激変しています。しつかりした誘客施策をお願いします。
次に
「半分、青い」放映の折、岩村町では、ガイドの人がたいへん忙しく、活躍したと聞きます。明智町でも、大勢の人がボランティアで活動している姿を見ます。今回の「麒麟が来る」に対しての、ガイドによる観光案内を含む、来訪者に対するもてなしの状況を、お聞きします。
次に
大河ドラマの効果が一過性で終わらないためには、新たな施策が必要と思います。又、リピーター等を増やす施策も必要と思います。岩村町では、テレビドラマが終了後も来訪者は多いようです。日曜日などには、五平餅店で行列ができています。ドラマにより全国的に知名度が上がり、ドラマの放送前とは一変とした様相を示しています。地域の人々の努力もあったと思います。
明智町のドラマ館の閉館は、来年1月の予定です。大河ドラマのゆかりの地として、全国的に知名度が高まったと思います。たいへんなチャンスです。大河ドラマ終了後も、大河ドラマの足跡が残るようにしてほしいと思います。
大河ドラマの足跡を残すような取り組みを、お聞きします。
次に
恵那市の観光の現況と今後に向けた施策をお尋ねします。
新型コロナウイルスにより、恵那市でも外国人の宿泊の多いホテル等で、大量のキャンセルが発生しました。又、恵那市の関係するイベント等もほとんどが中止になりました。
さらに、新型コロナウイルスの影響で、2月27日に安部首相より、全国の小中学校、高校、特別支援学校などに一斉の臨時休校の要請があり、大半の学校では休校になりました。また、全国的にテーマパーク等の休園も続いています。
消費動向では、訪日外国人の消費は4.5兆円、日本人の観光消費は20.5兆円とも言われています。今、人の集まるイベントの中止、いろいろな施設の閉館等で、日本人の観光にも大きな影響が出ています。
新型コロナウイルスの感染拡大による市内経済の影響について、市長の認識を、お尋ねします。
次に
新型コロナウイルスで、恵那市も大半のイベントが中止となりました。せっかく、ドラマ効果で、30年度には、交流人口が400万人越えに戻りました。さらに大河ドラマで、大きく伸ばす絶好のチャンスが到来でしたが、新型コロナウイルスの影響を心配するところです。今後のイベントの方向性を、お聞きします。
新型コロナウイルスの感染の終息後の施策をお願いします。
次に
今回、恵那市では、13地域の資源を生かした多様性及び多面性のある観光地づくりを推進し、稼ぐことができる持続可能な観光地を目指すため、「恵那市観光ビジョン」を策定しました。市として、「はたらく」では、観光業の育成、観光資源の磨き上げによる誘客促進を進めようとしています。
市として観光ビジョンに込めた狙いと意気込みを、お聞きします。
次に
標題の二つ目の教育の充実について、お尋ねします。
岐阜県教育委員会では、学校・家庭・地域が力を合わせて、子供たちの未来のために「生きる力」を育みましょうとしています、「生きる力」とは、知・德。体のバランスの取れた力です。学校で育む「生きる力」とは、確かな学力、豊かな人間性、健康・体力をバランスよく育てることです。
学力については、点数だけが学力でないと言われていますが、点数も学力の一部を示す指標であり、他と比較できるものです。全国学力テストは岐阜県及び全国の正答率を比較できるものです。恵那市も学力テストの状況をホームページで公表していて、誰でもが閲覧できます。教育熱心で、移住しようとした人が恵那市の学力の状況を見たとき悪いより良いほうが好印象を与えると思います。
恵那市の学力テストの正答率の結果は年によって上下しますが、全体としては少しずつ正答率が下がっていると感じます。小学校の正答率と比較して、中学校の正答率が良くなっているのは評価します。伸びていっていると感じています。ただ以前と比較して、中学校での正答率が低下しているようです。
小学校では担任制のため、先生の力量によって差が出てくると感じます。又、1、2校目教師の比率が高く、教科書に沿って教えるが、児童に教え込むところまで行っていないのではないか。点数を取る指導が不足しているのではないか。中堅の教師の割合不足で若い先生との議論の場が少ないのではないか。こんなことを感じるところです。
今の恵那市において、少しでも現状を打破し、小学校の学力テストの結果を全国平均の近くまでかさ上げして欲しいが、方策をお聞きします。
今後、ICTの活用が、児童生徒の確かな学力の向上につながると感じます。しっかりとしたICTの活用指導を願いします。
次に
小学校では、来年度からプログラミング教育が始まります。新聞によると、最低限必要な指導体制が整っていない教育委員会が6.5%あったと報道しています。一方73.5%はすでに研修や模擬授業を済ませ、準備が進んでいるとの報道です。
教師の研修、模擬授業、準備の状況を、お聞きします。
どの学校でもプログラミング教育が等しく行われるように、リーダー教員の養成や研修会をお願いします。
次に
今年度、初めて中学校で、英語の学力テストが実施されました。恵那市の結果は、全国平均より、2.7ポイントほど正答率が低くかった。岐阜市、大垣市は、小学校低学年から英語学習を実施しています。恵那市も三郷小学校で英語の研究事業をしています。この成果の各学校へ共有し、各小学校の英語学習の質を高めて、中学校につなげていって欲しい。岐阜県の正答率が全国平均より少し低い状況をみると、学力テストの総評から都市部の英語環境が良いとの結果もあり、英語の環境が劣る地方の学校については、小学校の英語の教え方の質の向上が必要と感じます。
レベルアップをして欲しいが方策を、お聞きします。
支援員も考えているとのことです。よろしくお願いします。
次に
恵那市の児童生徒の体力について、お尋ねします。
新聞の報道では、岐阜県の全国体力テストの結果として、中学2年生は全国平均を上回り、小学5年生は全国平均を下回りました。恵那市の結果とそれを受けての対応を、お聞きします。
体力も、学校生活では重要な要素です。バランスの取れた体力づくりをお願いします。
次に
豊かな人間性について、お尋ねします。
道徳教育も、小学校で平成30年度から、中学校では平成31年度から特別な教科(道徳科)となりました。まだ始めたばかりで、評価等難しいと思いますが、道徳科の現状をお聞きします。
次に 最後の質問となります。
今、国がGIGAスクール構想を進めています。それに沿って、恵那市では高速ネットワークの実現、小中学生1人1台のタブレット端末の配備を進めていきます。又、小学校ではプログラミング教育も始まります。恵那市としてもICT教育に力を入れていくことにもなると考えます。働き方改革で教師の時間が制約される中で、子供たちに「生きる力」を最大限つけていかなければなりません。教育委員会として、重点的な事項を決めて。強く進めていくことが求められています。特に強く進めていきたい事を、お聞きします。

3月20日

自民党恵那支部総会・・・クラブ市川

3月23日

本会議・・・本会議場
3月定例会最終日

3月24日

全員協議会・・・本会議場

3月29日

恵那峡完成式典・・・恵那峡

4月14日

全員協議会・・・本会議場

4月21日

本会議・・・本会議場
臨時会
専決処分の承認3件、条例の改正2件、人事案件1件、補正予算2件
〇新型コロナウイルスに関る補正予算の議決をしました。

5月1日

全員協議会・・・本会議場

5月8日

本会議・・・本会議場
専決処分の承認1件、補正予算1件
〇特別定額給付金と子育て世帯への臨時特別給付金の補正予算を議決しました。
規模は50億9997万円です。(市民に対して、10万円の給付等)

5月14日

串原社会福祉協議会監査・・・串原福祉センター

5月19日

全員協議会・・・本会議場

5月27日

学校運営協議会・・・串原小中学校

5月29日

本会議・・・本会議場
6月定例会初日

6月10日

総務文教委員会・・・委員会室
市民福祉委員会・・・委員会室

6月11日

経済建設委員会・・・委員会室

6月12日

全員協議会・・・本会議場

6月15日

古屋会・・・多治見市
古田岐阜県知事の公演を聞く。

6月18日

一般質問・・・本会議場

6月19日

一般質問・・・本会議場

6月20日

慰霊祭・・・串原コミュニティセンター

6月23日

全員協議会・・・本会議場

6月26日

本会議・・・本会議場
6月定例会の最終日

堀みつあき
恵那市議会議員