恵那市議会議員

堀みつあき

MITSUAKI HORI

堀みつあき活動報告
VOL.21

議会活動報告7月~11月

トピックス:総務文教委員会 視察報告
≪7月4日≫
研修テーマ:移住定住施策について

 

丹波市では、それぞれの部で行っていた、移住施策を27年度より、建設部に住まいづくり課を新設し、ワンストップ相談をプロポーザルに依り、民間委託にして、成果をあげ、さまざまな特色ある取り組みを行っている。その取り組みを視察した。

 

丹波市では、平成18年度に、ふるさと丹波市定住促進会議、住宅マスタープラン等で、移住定住対策が始まりました。平成27年に建設部での住まいづくり課で一本化し、移住定住施策、空き家対策として丹波市住まいるバンクを設立した。又、ワンストップ相談を民間委託し、移住者も増加傾向にある。住まいるバンクも市と民間の双方で実施していて、市はマッチング後、取扱業者に媒体を依頼する仕込みとなっている。

移住定住ワンストップ丹波窓口について

 

㈱みんなの家に民間委託している。事業内容は、①移住希望者に対する相談窓口・現地案内、②移住後のなやみ相談等のサポート、③仕事情報サイト「たんぱの仕事」の企画運営、④「しごと」「すまい」の情報発信、⑤移住定住促進の企画運営効果として、相談者が増加している。

すまいるバンクについて

 

空き家を売りたい・貸したい方の物件情報を集め、買いたい・借りたい方への情報提供と、地域とのマッチングを行っており、物件を紹介するだけでなく、移住前に地域の情報を知る事ができるのが特徴。

 

流れとして、①空き家所有者は物件登録、移住定住希望者は利用者登録をすまいるバンクにする。②自治会マッチング、③契約、④、市に補助申請  登録がないと補助制度(空き家改修補助金50万円)が受けられません。

 

そのた、空き家とセットの農地は、下限面積1アールに設定して、農地を買いやすくしている。

 

恵那市も同様な政策をしているが、移住定住に関して、農地取得の規制緩和はいい施策と感じました。恵那市も早急に実施の必要性を感じました。

 

≪7月5日≫
研修テーマ:地域自治区制度(地域協議会)廃止について

出雲市は、合併後、地域の特性を生かし、自立した自治運営を目的に、地域自治区制度を設立し、維持してきましたが、平成29年3月31日をもって廃止した。将来の市政運営の方向付けのため経緯と実情について視察した。

経過として、合併協定書では「地域自治区は、必要に応じ、制度を評価して見直しを図るものとする」とされていたが、合併10年目を迎えて、地域自治区制度のこれまでの状況を評価し、必要な見直しを図ることとなった。

平成25年11月から翌年の3月までに評価結果と課題を協議した。各地域協議会の評価結果として、①地域課題の解決に向け活発に議論を行い、行政への意見反映に効果があった。②意見聴取のタイミングが遅く、報告を聞くだけのことがあり、行政からのフィードバックもなかった。③地域協議会と自治協会などとの役割が重複しており、位置づけが不明確である。④住民の認知度が低い。⑤人口規模の大きい地域では、地域まちづくり計画に基づく活動ができない状況であった。

評価結果から、今後のあり方の協議を平成26年4月から9月にかけて、見直し案を検討した。今後の在り方に対する主な意見として、①地域情勢や住民感情が変化する中で、廃止も含めた見直しが必要である。②地域意見の市政への反映、地域課題に取り組むため、制度を継続すべきである。③地域のまちづくり計画について、地域協議会が実戦母体となり活動することは困難である。④住民の認知度を上げる必要がある。⑤合併から日が浅い斐川地区については、暫定処置を講ずるなど配慮が必要である。

このような意見から、見直し案をとして、3案(①自治協会等が担う。②付属機関への移行。③現行制度の継続。)を各地域協議会に提案し、意見を聞いた。各地域とも意見が分かれたが、意見付きで③案が多かった。

見直し案のまとめとして、合併10年を経て、出雲市の一体化が図られる中で、一定の役割を終えたと考える。しかし、菱川地区は合併から3年程しか経過しておらず、当分の間地域自治区の継続を望む声が強い。こうしたことから、地域自治区制度は当面の間継続するこことする。出雲市のさらなる一体化を図る観点から、平成29,年3月31日をもって地域自治区を廃止することとした。

廃止後の基本方針として、基本構想など市の施策に関する重要事項や公の施設の取り扱いなど、引き続き地域の意見を十分に聞きながら市政運営を行います。当該地域全体にかかる課題については旧市町村を区域とする自治組織の皆様方のご意見を頂きながら、市政運営に努めて参ります。また、教育・福祉・産業・建設・文化スポーツなどの各分野の個別課題については、これまで通り、それぞれの関係団体と必要に応じ協議を行ってまいります。

また、各地域で作成された「地域まちづくり計画」は各地域の判断に委ねるものとし、今後とも、市として計画の主旨を尊重し市政運営に取り組んでまいります。このような基本方針に各地域とも了承し、受け皿となる組織を決めました。

恵那市においては、地域自治区制度ができて、10年を超えています。あの程度恵那市の一体化も醸成できました。取り組みについては、各地域協議会でさまざまであり、うまく機能している自治区もあります。また、課題のある自治区もあります。市民に対しての認知度については、一部の関係者という状況もあります。今回視察を踏まえて、一度立ち止まって考える時期でもあるとの思いを持ちました。

≪7月6日≫
研修テーマ:小中一貫校について・・・能勢ささゆり学園

能勢ささゆり学園は、町内にあった公立の5小学校と2中学校を統合して、新設された、施設一体型小中併設校です。統合の経緯、保・小・中・高とつながる仕組みや、国際的な視野を持って地域を担う子ども達を育てる取り組みがなされています。当市の今後の教育環境の向上への取り組みに対して、参考にするため視察を行った。

学校再編については、平成20年5月に学校教育検討委員会設置要項の制定から始まった。平成21年8月には、能勢町立小中学校の教育環境について答申があり、「これからの教育環境のあるべき姿」として報告された。平成21年11月には「能勢町学校再編に関する基本方針」が出され、①学校規模を学級替えができる規模、「小学校1校」、「中学校1校」とする。②新たな学校を創出する。小中学校の連携した教育を一層推進するため、小学校、中学校を同一敷地内に建設する。③遠距離通学となる児童生徒には、スクールバスなど通学手段を確保する。④教育環境の一層充実する。⑤安心安全な学校づくりをする。このような基本方針となった。その後、各地域、各団体等に対して、学校再編計画の説明がなされ、計画が進められた。平成24年の町長選挙では、再編見直し派の町長が当選し、学校の開校予定日が遅延された。遅延及び再編の精査がなされ、平成25年2月には精査の結果として、現計画の継続となった。その後、さまざまな説明会、委員会が開催され、平成25年12月に造成工事が始まり、平成28年1月に建築工事が完成した。3月には、竣工式がおこなわれ、4月から開校の運びとなった。

統合により、1中学、1小学校となりましたが、能勢町は面積が98平方キロメートルと小さく、バス10台を配置して、車での通学の最大時間が30分以内である。地理的な条件がかなり良かったと感じられました。

開校当初の保護者・子どもの声として、「学校が遠くなった」、「前がよかった」反対に、「良かった」、「子どもは楽しい」、「友だちがふえた」

教職員の声として、再編の多忙感、小中同じ職員室、文化の違い、調整事が増えた。反対に、中学生が優しくなる、中学生が張り切る、小中学生が馴染む、小学校のきめ細かさ、中学校の組織力。

 

声からは、統合により、集団が大きくなり、多種多様な人との出会いがあり、学校に魅力と活力が生まれたと感じました。

 

このような学校環境の中、小中合同体験学習「ささゆりタイム」、ふるさと「のせの地域学習」で、能勢あらゆる自然、文化等の体験的な活動や、探究的な学習を通して、「生き方」や「学び方」を探求し、「のせ」のよさを継承して、地域社会から国際社会に生きる人を育てようとしています。

小中併設校の特徴を生かし、9年間をつなぐ検証として、町独自の学力調査、学力状況調査、体力調査等を実施している。英検、漢検を全額公費負担で実施している。

外国語学習にも力を入れて、小1年間から、フォニックス学習、外国語学習をとりいれ、中学校では、オールイングリッシュ授業の展開、洋書の多読多聴に力を入れている。

学校の授業の後、小学校では、3時50分より、中学校では、5時30分より、アフタースクールを実施している。地域の方々が講師となり、プログラムを企画しています。能勢高校のクラブも参加しています。町内唯一の高校と小中連携も含めて、12年間をつなぐ新たな学習モデルも進んでいる。

支援の必要な児童生徒に対して、インクルーシブ教育が推進されている。看護師、介助員、バス添乗介助員等を配置し、特別支援にたいして、小中で10学級、通級指導にたいしては、小中で2学級が設置されている。学校内に、機能訓練をする教室が設置されているのは素晴らしいと思いました。又、通級指導教室も学校内にあり、教室への出入りも工夫されている。

特に感じたことは、教員数が多い点です。中学校では、7学級、特殊5学級、通級1学級で教員が26名いる。全ての教科で専門の教師を整えているのは素晴らしいと思いました。大阪府は教員の定数に対して、優遇策を取って、人材育成に力を入れているとも感じました。

学校の統合に対して、年数はかかったが、町が狭いエリアと、たいへん恵まれた環境のもと、統合でき、統合後もうまくいった例として感じました。

7月4日、5日、6日

総務文教委員会視察・・・トピックスで報告しています。

7月7日

県土木への陳情・・・県土木事務所
 豊田明智線、下明智線改良について自治区会長等と要望活動をする。
副市長と面談・・・市役所

7月10日

へぼミュージアムの打ち合わせ・・・串原コミュニティ

7月11日

土井謙二さんの傘寿祝い・・・明智ゴルフ場

7月13日

瑞浪・恵那道路陳情・・・多治見国道砂防事務所、中部地方整備局
 恵那市、瑞浪市の市長、議長、委員長等が参加し、「国道19号瑞浪恵那道路」全線事業化と早期整備及び道路関係予算を安定的・持続的に確保することに付いて強く要望しました。

7月15日

地区寄り合い・・・地区公会堂

7月18日

恵那ライオンズ例会・・・恵那峡グランドホテル

7月19日

納税貯蓄組合理事会・・・中津川商工会
地域協議会・・・串原コミュニティ

7月24日

瑞浪恵那道路促進議員連盟勉強会・・・瑞浪市役所
 瑞浪恵那道路の現状に付いて国土交通省から報告を受ける。
議会運営委員会・・・委員会室
串原自治連合会・・・串原コミュニティ

7月25日

全員協議会・・・本会議場

7月27日

東京要望活動・・・東京都
 地元選出国会議員、国土交通省、財務省に「国道19号瑞浪恵那道路」の要望活動

7月28日

自民党会議・・・共同福祉会館
新政会・・・会派控室

8月1日

恵那ライオンズ・・・長国寺
 早朝、副住職の講和を聴く。

8月4日

NHKラジオ体操・・・まきがね公園

8月5日

横通り夏祭り・・・横通り集会場

8月6日

地区道路清掃活動・・・川ケ渡地区全般

8月9日

串原地域福祉懇談会・・・串原福祉センター

8月12日

串原盆踊り大会・・・ささゆり温泉マレット前
むじん・・・ささゆり温泉

8月14日

初盆・・・堀家

8月18日

同級生懇談会・・・恵那市内

8月21日

恵那病院との懇談会・・・恵那病院

8月22日

議会運営委員会・・・委員会室
全員協議会・・・本会議場
恵那ライオンズ・・・恵那グランドホテル

8月24日

南部幹線道路促進協議会総会・・・恵那防災センター

8月25日

古屋圭司懇談会・・・恵那簡保

8月27日

古屋圭司政経ホーラム・・・土岐市

8月28日

議会運営委員会・・・委員会室

8月30日

9月定例会初日・・・本会議場
視察報告会・・・会議室

8月31日

一般質問抽選・・・委員会室
 7名が一般質問、1日目の5番目に登壇が決まる。1日目は5人、2日目は2人が一般質問。
【一般質問の標題】
1、マイナンバーカード(個人番号カード)について、2、教育の充実について ※一般質問の要旨は、議員日誌にて掲載してあります。
串原自治連合会・・・串原コミュニティ

9月1日

明知川発電所安全祈願祭・・・明知川発電所
地区210祭・・・地区公会堂

9月2日

花の木会・・・澄瀬やな

9月3日

恵那市防災訓練・・・地区朝市広場

9月5日

恵那ライオンズ・・・恵那グランドホテル

9月6日

総務文教委員会・・・委員会室

9月7日

市民福祉委員会・・・委員会室

9月8日

経済建設委員会・・・委員会室

9月11日

むじん・・・ささゆりの湯

9月13日

議会運営委員会・・・委員会室
全員協議会・・・本会議場

9月14日

決算審査特別委員会・・・本会議場

9月15日

決算審査特別委員会・・・本会議場

9月19日

串原小中学校運動会・・・学校グラウンド
9月16 日予定の串原保小中住民運動会が中止の為、住民の部を中止して実施。

9月20日

高齢者囲碁大会実行委員会・・・恵那福祉センター

9月21日

交通安全・・・串原JA前

9月25日

一般質問・・・本会議場

9月26日

一般質問・・・本会議場

9月28日

串原花の木会役員会・・・さんらく

9月29日

本会議・・・本会議場

9月30日

情報交換会・・・山岡ゴルフ場

10月3日

教育委員会と語る会・・・委員会室

10月11日

へぼミュジアムで市長に面談・・・市長応接室
 当日、市長が急な用事で、へぼミュジアムの応援に付いて副市長と面談する。

10月12日

がん検診・・・明智コミュニティセンター

10月13日

選挙事務所・・・恵那選挙事務所

10月16日

選挙事務所・・・恵那選挙事務所

10月17日

選挙事務所・・・恵那選挙事務所

10月18日

横通りコンペ・・・明智ゴルフ場

10月20日

選挙事務所・・・恵那選挙事務所

10月21日

選挙事務所・・・恵那選挙事務所

10月22日

選挙事務所・・・恵那選挙事務所

10月24日

議会運営委員会・・・委員会室
全員協議会・・・本会議場

10月25日

串原会・・・ベルグラビアゴルフ場

10月31日

高齢者講習・・・東濃自動車学校

11月1日

春秋会・・・レイクグリーンゴルフ場

11月3日

へぼまつり・・・ささゆり温泉周辺
 当日へぼの巣コンテストが有り、大勢の人でにぎわいました。参加の巣は144巣有り、私も参加しました。最高重量は6470gで、私の巣の重量が2560g有り144巣中42位でした。串原のイベントで人が一番多く人が集まります。又、はちが多く飛び、日本で一番危険なイベントとも思われます。

11月6日

納税貯蓄組合理事会・・・中津川商工会議所

11月7日

瑞浪恵那道路、東京陳情・・・東京都
 恵那市、瑞浪市の市長、議長、委員長等が参加し、「国道19号瑞浪恵那道路」全線事業化と早期整備付いて、国土交通省、財務省に強く要望しました。

11月10日

新政会・・・会派控室
瑞浪市議会との懇談会・・・瑞浪市

11月11日

むじん・・・さんらく

11月15日

納税表彰式・・・中津川商工会議所
 恵那地区三税協議会から表彰を受ける。多年にわたる、納税貯蓄組合の 活動に対しての表彰です。

11月18日

中沢での文化祭の準備・・・中沢地区

11月19日

串原文化祭・・・串原コミュニティセンター及びささゆり温泉周辺
 串原における秋の文化の祭典、歌舞伎も3幕有り見応えが有りました。

11月21日

議会運営委員会・・・委員会室
全員協議会・・・本会議場
恵那ライオンズ・・・恵那峡グランドホテル

11月23日

中山神社の清掃活動・・・中山神社

11月24日

議会運営委員会・・・委員会室
まちづくり懇談会・・・串原コミュニティセンター

11月27日

へぼミュージアム打ち合わせ・・・串原コミュニティ

11月28日

本会議初日・・・本会議場
 議会人事が行われる。今回、総務文教委員長に選任される。任期1年

11月29日

矢作ダムの排砂実験施設の見学会・・・稲武町

11月30日

本会議・・・本会議場
 24議案が上程される。

堀みつあき
恵那市議会議員