恵那市議会議員

堀みつあき

MITSUAKI HORI

堀みつあき議員日誌
NO.57

堀みつあき議員日誌

<12月定例会報告> (11月28日より12月25日)

議会の構成(敬称は略しています。)

議長:後藤康司(山岡町)
副議長:町野道明(大井町)
監査委員:中嶋元則(武並町)

 

常任委員会の委員構成

総務文教委員会
  ◎堀井文博 ・○西尾努・安藤直実・後藤康司・荒田雅晴・水野功教

市民福祉委員会
  ◎橋本平紀・○堀光明・佐々木透・中嶋元則・遠山信子・柘植羌

経済建設委員会
◎千籐安雄・○柘植孝彦・近藤純二・鵜飼伸幸・町野道明・堀誠

議会運営委員会
  ◎柘植羌・○橋本平紀・西尾努・近藤純二・鵜飼伸幸・水野功教

特別委員会正副委員長市

リニア中央新幹線対策特別委員会
◎柘植羌・○堀誠

瑞浪恵那道路・新丸山ダム建設促進特別委員会
◎鵜飼伸幸・○近藤純二

 

広報広聴特別委員会
  ◎柘植孝彦・○橋本平紀

※各委員会の◎委員長 ○副委員長です。

定例会での議案(議会人事関係議案除いています。)

条例の制定及び一部改正、11件
予算関係16件、人事案件4件、その他の議案5件

議案から

恵那市地域自治区条例の制定について

地域の自主自立による地域自治力の向上を図るため、この条例を定めます。

地域自治区制度は、運営委員会を中心にした自主自立的な活動が進む反面で、「仕組みが複雑でわかりづらい」「意思決定のプロセスに時間がかかる」「審議機関である地域協議会と運営協議会の委員の多くが兼務状態で制度に則した運用がなされていない」などの課題が指摘されていた。

そのため、地域自治区会長会議での検討や提言等を踏まえ、より地域自治力の向上と自主自立の地域運営に資するように、新たな地域自治区条例を制定する者です。

現行の恵那市地域自治区条例は、廃止となります。

※この条例は平成31年4月1日より施行されます。

恵那市水道事業給水条例の一部改正について

水道事業加入分担金を統一するなど所要の改正をするため、この条例を定めます。

水道事業加入分担金の市内地域における格差を解消するため、すべての地域で口径別に金額を統一します。

・量水器の口径 13ミリ 改正後⇒4万円(税抜き)
⇔(改正前27万円~52万円 (税込み)

・量水器の口径 20ミリ 改正後⇒11万円(税抜き)
⇔(改正前27万円~52万円、税込み)

そのほかの口径についても改正されます。(整備してまもない地域に、例外があります。)

※この条例は平成31年4月1日より施行されます。

恵那市個人情報保護条例の一部改正について

個人情報の開示請求において、存否応答拒否制度を導入するなど所要の改正をするため、この条例を定めます。

①存否応答拒否制度の導入
②死者の個人情報の取り扱いの明確化
③個人情報の定義の明確化
④要配慮個人情報の定義づけ

※この条例は公布の日より施行されます。

光明の一言

12月議会

議会の初日に議会人事が行われ、議長には後藤康司氏が再び選任され、副議長には町野道明氏が選任されました。今後1年間、議会の円滑な運営と市民に開かれた議会を目指し、活躍を期待します。

新政会の役員人事も行われました。三役は、会長柘植羌氏、副会長近藤純二氏、幹事長橋本平紀氏となりました。恵那市議会を支える、会員12名の会派のまとめ役として活躍を期待します。

今議会では、恵那市水道事業給水条例の一部改正が行われました。この条例改正により、恵那市の各地域で格差のあった加入分担金が統一されました。加入分担金については、先送りされてきた経緯もあり、東農他市と比較してかなり高く、水道を引く人にとっては、割高感がありました。ほぼ同水準となり、新たに家を建築する人にとっては朗報です。

9月に放映が終了した、連続テレビ小説「半分、青い」、岩村町では、人でにぎわいました。特に、五平餅店の前は長蛇の列でした。又、岩村町本通りを訪れた観光客は、例年の5倍ほどでした。周辺の山岡、明智の施設へも人の流れがあったようです。テレビ放映の効果の凄さを実感した年でした。大河ドラマ「麒麟がくる」についてもしっかりとした準備で多くの観光客を期待したい。

補正予算から

こども園改修事業費:8613万円
小学校施設改修事業費:2億9564万円
中学校施設改修事業費:2億5356万円

こども園、小学校、中学校空調設備整備工事費

<こども園>
①園数:11園
  ②保育室:33部屋
③遊戯、職員室、特別教室:10部屋
④合計:43部屋

<小学校>
①校数:14校
②普通教室:127部屋 
③職員室、特別教室:27部屋
④合計:154部屋

<中学校>
①校数:8校
②普通教室:55部屋
③職員室、特別教室:24部屋
④合計:79部屋

<合計>
①校数:11園、22校
②保育室/普通教室:215部屋
③遊戯、職員室、特別教室:61部屋
④合 計:276部屋

観光一般経費:60万円
大河ドラマ「麒麟がくる」岐阜県推進協議会負担金

観光PR事業費:300万円
大河ドラマ「麒麟がくる」活用推進事業費
明智鉄道車両ラッピング委託費

指定管理者の指定について

道の駅上矢作ラ・フォーレ福寿の里
福寿の里モンゴル村、 コテージかわせみ
福寿の里河川公園、越沢コテージ

指定管理者となる団体
株式会社福寿の里上矢作

指定の期間
   平成31年4月1日から平成36年3月31日まで

 

財産の取得について

県有財産(恵那特別支援学校 大井校舎)購入事業

取得する財産
土地 8236㎡ 、敷地内の建物
契約金額:6770万円
契約の相手方:岐阜県知事 古田 肇
取得後の財産については、恵那市障がい者計画において、市立恵那病院の周辺地域を「福祉ゾーン」に指定し、保険・医療・福祉などの機能を集積する方針を定めており、保険・医療・福祉などの機能のうち、障がい者福祉に関する機能整備を進め、当該土地、建物を民間法人に払い下げる予定です。

契約の締結について

北山川河川改修工事(恵那西工業団地隣接地)

契約金額:1憶5530万円
契約の相手方:恵中建設株式会社
工期は本契約締結日から平成32年1月31日まで

人事案件

恵那市公平委員会の委員の選任について

榊原章夫 氏 (春日井市)

恵那市固定資産評価審査委員会の委員の選任について

荻山信幸 氏(武並町)

恵那市教育委員会の委員の任命について

西尾修欣 氏(山岡町)

全員協議会から

旧吉田小学校跡地利用について

①地元協議について
平成25年10月、吉田小学校跡地施設利用検討委員会が設置され、委員会では有効活用を希望していた。協議の結果、平成26年2月には、教育施設の誘致、高齢福祉に対応する福祉施設の誘致など地域の活性化、雇用の拡大が図れるような利活用を望む要望書が提出された。

②活用方法の検討について
平成26年から3年間、文部省ウェブサイト「みんなの廃校プロジェクト」、市のウェブサイトに吉田小学校の情報を掲載し、活用を希望する企業を募集したところ、問い合わせが20社あった。
平成29年7月市のウェブサイトで一般公募を開始したが応募企業は0社であった。
恵那市公有財産活用検討委員会にて、譲渡価格を見直すこととし、二次募集を行った。1社の応募があった。

③活用事業内容
活用事業:福祉事業
活用計画:共生型ディサービス、医療対応型有料老人ホーム
建物改築:既存の校舎の改築
購入価格:土地27、399、884円、建物 (希望価格)0円

④地域及び関係課との調整について
周辺自治会及び明智地域協議会へ情報提供を行い、跡地施設利用検討委員会の施設の活用方法と一致していたため、理解を得た。関係課と協議を重ねた結果、譲渡に向けて進めることとなった。

⑤譲渡に向けて
一次審査を平成30年2月に終えて、現在は、二次審査に向けて進めている。

⑥今後のスケジュール
平成31年2月、地元説明会、2次審査の実施、3月、活用業者と仮契約の締結、6月、議会へ提出し、議決後に本契約

堀みつあき
恵那市議会議員