恵那市議会議員

堀みつあき

MITSUAKI HORI

堀みつあき議員日誌
NO.33

堀みつあきの議員日誌

<12月定例会報告>12月5日より12月26日)

議会の構成(敬称は略しています。)

議長:柘植 羌(中野方町)
副議長:畑村眞吾(上矢作町)
監査委員:荒田雅晴(上矢作町)

 

常任委員会の委員構成

総務文教委員会
◎後藤康司・〇鵜飼伸幸・近藤純二・橋本平紀・水野功教・柘植 羌

市民福祉委員会
  ◎堀 光明・〇安藤直実・西尾 努・遠山信子・町野 道明・堀井文博・畑村眞吾

  

産業環境委員会
◎林 忠義・〇堀 誠・中嶋元則・深萱安信・千籐安雄・小澤建男・荒田雅晴

 

議会運営委員会
◎堀 誠・〇堀井文博・林 忠義・水野功教

リニア中央新幹線対策特別委員会
◎堀井文博・〇町野 道明

瑞浪恵那道路・新丸山ダム建設促進特別委員会
◎鵜飼伸幸〇千籐安雄

  

病院建設特別委員会
  ◎水野功教〇堀井文博

広報広聴特別委員会
  ◎小澤建男〇橋本平紀

  

※各委員会の◎委員長〇副委員長です。

定例会での議案

専決処分の承認1件、条例の制定及び一部改正等19 人事案件7件、予算関係12件、

議案から

恵那市常勤の特別職員の給与に関する条例の一部改正について

不適切な事務手続きに関する処理問題に関し、市長の補助機関である職員の担当する事務を監督する立場として、副市長としての責任を明らかにするため、副市長の月額給与687000円を3ケ月の間、5割を減額するものです。
※この条例は公布の日から施行されます。

市有地処分に係る土地売買契約の締結について

旧けいなん斎苑跡地について、製品・資材置場として隣接者に売払う。
処分先:株式会社丸河興業
売り払い金額:1174万円(面積8438・4㎡)
処分時期:平成24年12月末日頃予定

補正予算から

明智町まち並み整備事業費:400万円(吉良見ふれあい会館周辺整備工事の増)
山岡町まちづくり事業費:1250万円(山岡町251号線土地購入費他)
  都市間交通対策費:964万円(明知鉄道への経営対策補助金です。)
幼稚園、保育園一元化事業費:92万円(ALT委託料の増)
美術館管理運営経費:200万円(美術品の購入(中川ともさんの画)
恵那正家廃寺整備計画策定経費 :2786万円(土地の購入費の増他)

人事案件

≪恵那市監査委員の選任≫
市岡 孝之 氏(長島町)

≪恵那市公平委員会の委員の選任≫
堀 歳昭  氏 (明智町)

≪恵那市固定資産評価審査委員会の委員の選任≫
   荻山 信幸 氏 (武並町)

≪恵那市教育委員会の委員の任命≫
   大畑雅幸氏(中津川市)※教育長に就任
鎌田基予子(長島町)

<光明の一言>

合併後、3期目を迎えて

新恵那市誕生後、3期目の議会となりました。議員定数も1期目30人から、3期目20人となりました。議員1人当たりの責務も重くなったと感じています。 議会人事も行われ、議長に、柘植羌氏、副議長に畑村眞吾氏が選出されました。素晴らしい議会運営を期待します。

市長には、可知義明氏が当選され、引き続き市政を担当されることになりました。合併後、総合計画、行財政改革を2本の柱として、まちづくりを進めてこられました。恵那市全域での基盤整備もほぼ出来上がり、まちづくりの最終段階に入りました。3期目は残された大きな課題の解決に当たる事となります。期待したいと思います。

今後4年間で、整備費用が70億円規模の、市立恵那病院の再整備、人口減少対策、若者の移住・定住促進策、企業誘致、交流人口400万人を目指し、観光資源の開発等強く推し進めなければなりません。又、15年後のリニア新幹線はこの地域を飛躍的に変化させる起爆剤として、リニア新幹線の効果を最大限生かした、まちづくりを推進しなければなりません。そのためにも、行政、議会とも知恵を出して取り組まなければなりません。

<一般質問>

今回、1問1答方式により、標題 ①恵那市教育の発展に対する考えについて、標題 ②にぎわいのあるまちづくりについて、一般質問をしましたので、要旨を抜粋して掲載します。

標題①恵那市教育の発展に対する考えについて

質問:今回、新教育長に大畑雅幸教育次長が就任されました。予想外の人事でした。定年まで年数を残した就任で、本人はまだ教育現場でとの考えもあったと思います。新教育長としての感想、抱負は。

答弁:意外な人事で、身が縮む思いです。恵那市学校教育のモットーである「規律と対話」、前教育長が進めた「情けある教育」に加え、行く先不安定な社会にあって力強く生きていくために、最も重要な資質・能力である「主体性の育成」を進めていきたい。

小学校低学年からの学力向上策は

質問:恵那市では、家庭学習クラブ等の導入で、学力向上に力をいれ、成果は上がってきています。今の施策の上に、小学校低学年に対し、授業時間の増、補習授業の実施等、学力向上の考えは。

「主体性の育成」で結果は出る

答弁:学校教育の目標は一人一人の確かな学力と人格形成を身に付けさせることである。「よく学ぶ子」、「自ら求めて学ぼうとする子」を育てたい。すなわち「主体性の育成」である。こういう学校にすることで、自ずと結果は出ると考える。

教員の資質向上のため、教育研究所の強化施策は

質問:地域に信頼ある学校にするためには、保護者に信頼される教師の存在が必要です。教員の資質にも個人差が有り、全体の資質向上の為に、教育研究所の指導、支援の強化が必要です。対策は。

指導主事を一名増員

答弁:恵那市においては、生涯学習の確立を目指しています。「規律と対話」すなわち「社会性の育成」と「情けある教育」、「主体性の育成」のスタートラインを小学校でなく、幼児教育から始めていきたい。そのために、来年度から幼児教育担当の指導主事を一名増員する。一言でいえば、「指導力の高い先生」の育成に対して、教育委員会の指導、研修には一層、力を入れていきたい。(大畑教育長)

標題②にぎわいのあるまちづくりについて

まちづくり事業後のソフト政策は

質問:岩村町、山岡町、明智町のまちづくり事業も平成25年度にはほぼ完成します。各地区とも8億円を超える投資をしています。岩村町では、電線類地中化が進み、街並みで、初めて行われた、岩村城下おかげまつりは大変なにぎわいでした。山岡町では、おばあちゃんの店が繁盛しています。明智町では、イベントにだんじりが登場して、たいへんな人が集つまりました。各地区と明知鉄道を結び、回遊型の観光地化をして交流人口を増加させるソフト事業の考えは。

答弁:1点目は、リピーターを生み出す為の継続的な交流のため、自然、歴史文化等の地域資源を活用した交流促進が必要と考えている。岩村町では歴史文化的な資源等、山岡町では寒天素材とする健康食品の提供等、明智町では、大正村をテーマとした文化交流等を各地域協議会や関係団体との連携により、推進することと考えます。2点目は、明知鉄道を基軸とする地域連携による観光ネットワーク化の推進です。具体的には、明知鉄道と観光協会の連携による地域観光資源を結ぶ観光ツアーの開発である。今から、ソフト展開が重要と考えている。

リニア新幹線に向けて国道363号、県道豊田明智線整備促進を

質問:リニア新幹線の開業が15年後に現実のものになろうとしています。40万人の豊田市、37万人の岡崎市を結ぶ、363号、豊田明智線の整備は必要不可欠です。道路を改良すれば、物流の流れが変わり、交流人口の大幅な増加が見込めます。リニア新幹線を見据え、リニア戦略の中に取り入れる考えは。

答弁:恵那市として、豊田市と結ぶ道路整備は重要と考えている。「恵那市南部幹線道路改良促進協議会」とも連携して、地域の方々と共に、引き続き、国、県に対して改良要望をしていきたいと考えている。(安田建設部長)

この4年間の意気込みは

質問:市長の所信表明で、この4年間で「夢と希望のある明るく元気のあるまちづくり」について、6つの重要課題が有ります。特に3課題に絞って、意気込みを聞きたい。

答弁:6つのまちづくりを掲げました。あえて3つを挙げるならば、①「健康で安心安全なまちづくり」として、市立恵那病院を再整備して、産婦人科と健康管理センターを新設したい。東南海地震に向けて、災害に強いまちを作っていきたい。市民の木造住宅の耐震化のため、市として、融資制度を設けて、利子補給する制度を考えていきたい。 ②「元気で活力あるまちづくり」として、人口減少が大きな課題である。これに歯止めをかけたい。そのために、若者の移住・定住促進、働く場所の確保に力を入れていきたい。企業誘致と地元企業の立地促進を図っていきたい。交流人口を増やして、400万人を達成したい。それによって、恵那市に「にぎわい」が出来ると思う。 ③リニア新幹線の効果を最大限生かすことが活性化の源である。あらゆる角度から研究して、恵那市、中津川市、東濃地域、岐阜県が活性化に向くように、市を挙げて検討し、生かしていく方向を見いだしたい。(可知恵那市長)

堀みつあき
恵那市議会議員