室蘭市議会議員

小田中みのる

MINORU ODANAKA

小田中みのるの市議会レポート
VOL.16

第2回定例会が終了

6月25日、15日間にわたって開かれていた第2回市議会定例会が閉会しました。 この度の議会は、一般質問に13人が登壇。災害廃棄物の受け入れ問題、長崎屋中央店の閉店問題等、質問項目が重なっていたものが多くありましたが、様々な角度から質疑が交わされていました。

中でも、災害廃棄物受け入れ問題では、被災地復興にむけて何らかの協力はすべきという一致した考えがある中で、前向きな発言もあれば、否定的な見解を示す議員もあり、市長の答弁でも「被災地支援と不安を感じる市民もいて、市を2分する問題である。時間をかけて慎重に判断する。」として、物理的な課題、最終処分の等市民(地域住民)の理解や風評被害等課題が多くある中で、室蘭市としての判断に苦慮している答弁に終始しました。

私も、予算審査特別委員会において、「慎重に判断するのは当然であるが、いつまでも時間をかけていいという問題ではない。何時までに判断しなければならないと考えているのか。」と判断時期について質問しましたが、「判断時期についてはお答えできない。」旨の答弁でありました。

また、予特の中で、耐震診断の結果、耐震不足であるとの結果が出た市立体育館について、耐震補強か新築かの判断するための調査費が補正予算に計上されていましたが、新築するとした場合の想定について質問しました。

現在の体育館は、6,300㎡。新築されたばかりの伊達市総合体育館は7,400㎡であり、7,500㎡までを想定している。建設場所は、現施設の隣接地である公園内を想定。国の社会資本整備総合交付金の対象となり、建設費の2分の1が補助される。
耐震補強とした場合は、長期間の休館を余儀なくされ、代替施設がないこと、また、現施設が建設後40年以上経過しており、老朽化対策も必要なことなどと考慮し、調査結果も踏まえ年度内に判断するということでした。

小田中みのる
室蘭市議会議員