八王子市議会議員

相沢こうた

KOHTA AIZAWA

エネルギー関連
VOL.12

【再生可能(自然)エネルギーごとの現実と将来性】
~潮力発電、波力発電、その他~

潮力発電

・潮の満ち引きの力を利用して発電する方法です。潮の満ち引きは無限に繰り返され、その要因は月の引力ですからエネルギーも大きなものになります。これが今まで実用化されなかった理由は、潮は天候が悪くなると大いに荒れて発電不可能となったり設備上のトラブルが起きやすいこと、海水は腐食性が高く設置した発電設備の耐用年数が著しく短くなることなどが原因です。水深があまり深くなく発生させた電力は地上で使いますから陸地とあまり離れない方が有利で、具体的な設置場所は狭い海峡などで船の航行が少なく潮の流れを自由に利用できるところが相応しく、なかなか合致する設置場所がないことも実用化が進まない原因のひとつです。今後、耐腐食性の高い材料により海上交通の支障とならない場所に恒久的な構造物を作ることができれば、ある程度大きな発電量を得る可能性はあると思われます。

波力発電

・海水の波の部分を利用して発電する方式です。設置場所や発電設備の耐腐食性能について潮力発電と同様の課題があり、よって実用化に向けても同様の問題解決が必要となります。

その他

・波力発電、海洋温度差発電、熱電素子による発電、圧電発電、振動発電など。

相沢こうた
八王子市議会議員