瀬戸内市議会議員

おのだ光

HIKARU ONODA

おのだ光議員へのインタビュー

おのだ光瀬戸内市議会議員(岡山県)へ、平成24年3月12日にインタビュー取材をさせていただきました。

内容は以下の通りとなります。

瀬戸内市の問題点および取り組みについて

小野田光議員

合併特例債の期限が平成26までとなっておりますが、当市は俗に言う三割自治で財政的には大変厳しい状況です。そうした状況を改善しようとイベントや補助金を全てカットした前市長に対して3年目になる現市長は攻めの行政をしたいということで、箱物をどんどん造っていく計画を進めています。これから少子高齢化が進む中、膨大な出費や維持管理費のことを考えると果たしてこの事業計画で大丈夫なのだろうかと心配しております。

また、中心部は合併によってスーパーや家電店なども増え、ますます発展していくと考えられますが、周辺部は過疎化が進み、少子高齢化や学校の統廃合の問題が出てきたりと、同じ市民でありながら不公平を感じる部分があります。よって、周辺部における住環境整備や中心部へのアクセス・利便性等を訴え、地域間格差の是正に取り組みたいと考えています。

有権者に対する議員活動報告について

当市議会ではインターネット中継を始めました。今後、議会基本条例を制定し、地域ごとに議会報告会などを行っていく予定です。

若い有権者にもっと政治に興味を持ってもらうための工夫について

工夫とは言えませんが、国会中継等で国政の動きを見ると、お互い足の引っ張り合いでうんざりというのが正直なところではないでしょうか。右肩上がりの1990年当時に比べ、デフレや円高、エネルギー不足、そして産業の空洞化などいろいろな問題を抱え、閉塞感のある今の日本にどう夢を持たせるかということは、我々大人の責任だと思います。政治に関係するすべての人が、これから先の日本と地域のことを真剣に考え、行動する姿を見せることが第一歩かと思います。

おのだ光
瀬戸内市議会議員