三島市議会議員

野村りょう子

RYOKO NOMURA

野村りょう子議員へのインタビュー

野村りょう子三島市議会議員(静岡県)へ、平成30年4月18日にインタビューをさせていただきました。

内容は以下の通りとなります。

三島市で今、一番問題だと思われる事

野村諒子議員

記者 三島市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。

野村諒子議員  今、駅前開発などに取り組んでいるのですが、これからの一番の課題は、住宅地に住んでいらっしゃる方達の高齢化が進み、自治会運営がかなり難しい状況になってきていますので、地域の皆さんが運営していただくために、どうやってサポートしていくかということだと思います。地域の方々が安心して住み続けるためには、自治会が弱くなっては解決できませんので、そのサポートの仕方が今後の一番の課題だと思いますね。

その問題に対する具体策

記者 現在、野村市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。

野村諒子議員 私が住んでいる芙蓉台地域は先進事例があり、住宅地を作った時から自治会の事務所にパートさんを雇用しています。この結果、事務所機能も独立しているため、他の地域でよく見受けられる自治会長さん宅を事務所代りにするようなこともなく、副会長さん達との話し合いも事務所を拠点として運営することが可能となっています。芙蓉台のような自治会運営を全市的に進めることで街全体が安心して暮らせる街になると思います。

議員活動報告

記者 野村市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なっていらっしゃいますか。

野村諒子議員 年4回ある議会のあとに、活動報告書を作って配布しています。それと、Facebook、Twitter、ブログを配信しています。

若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫

記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、野村市議は何が必要だとお考えですか。

野村諒子議員 私自身、ずっとNPO活動をやってきましたが、NPOはどちらかと言うと、宗教も政治も特定の団体を応援することは禁止されています。そのため、全て宗教と政治はだめだという印象が強かったと思いますが、NPOのやっていることは、本来政治がやらなければならないけれど、政治的に解決できない部分を自主的に取り組んでいる組織だと思います。声をあげていかなければいけないのに、関わらないと決めつけていくと、どんどん政治にうとくなって、関心も示さないという事になりかねません。その点、若い人達にも同じことが言えて、若い人達の将来は政治で決まってしまうことを理解し、自分達の問題として関心を持ってもらわなければなりません。また、どうやって関心を持ってもらうか、政治に関わっている私達がもっと声をあげていかないといけないと思います。三島市にも大学はありますが、若い人との接点が今は足りないという事も感じていますので、今後検討していくべき課題だと思います。

野村りょう子
三島市議会議員