袖ケ浦市議会議員

さそうのりゆき

NORIYUKI SASOU

さそうのりゆき議員へのインタビュー

さそうのりゆき袖ケ浦市議会議員(千葉県)へ、平成28年3月3日にインタビューをさせていただきました。

内容は以下の通りとなります。

袖ケ浦市で今、一番問題だと思われる事

笹生典之議員

記者 袖ケ浦市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。

笹生典之議員 地域コミュニティがどんどん衰退していっていることだと思います。私が生まれ育った昭和40年代の袖ケ浦は、臨海工業地帯の造成が始まり、それに伴って区画整理も進み、人も増え、まちも大きくなり、まだ不便ではあったけど、不安のない幼少時代でした。しかし、地元においても核家族化はだんだんと進んできましたので、今の時代の子供たちや住民にとっては、便利になった反面、不安を感じる時代になっていると思います。だからこそ、衰退してきている新旧住民や世代の違う人達との交流が重要になってきていると思いますね。

その問題に対する具体策

 

記者 現在、笹生市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。

笹生典之議員 3年前から、地元の小学校で放課後広場開設のボランティアを行っています。小学生はもとより、その活動に参加してくださる若いボランティアの方や、子育て世代の方、さらには地域の皆さまと共に、子供たちが安心して過ごせる居場所づくりを通して、異世代間の地域コミュニティ活性化が図れればと努力しています。また地元の行事等に、若い人達や地元以外の近隣の人達にもご協力をいただけるよう、呼び掛けをしています。市も今年度から、地域コミュニティの活性化に向けて、自治振興対策事業補助金制度を設けていますが、市からの発信だけではなく、私達議員も地元に住んでいますので、残さなければならない文化などアイデアを持ち合いながら、どんどん政策も広げて、このような呼びかけや活動を促していくことが必要だと思っています。

議員活動報告

記者 笹生典之市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なっていらっしゃいますか。

笹生典之議員 私自身が個人的にというよりも、私が所属している会派での活動報告に重点を置いております。私の会派は、それぞれ違う地区から選出された6名からなる会派なのですが、各地区で説明会や交流会を行なったりしています。あと、会派誌を年に2回発行し、駅頭で配ったり、新聞折り込みやポスティングをしています。個人的には、日々の出来事や議員活動の一部を、フェイスブックで発信しています。

若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫

記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、笹生市議は何が必要だとお考えですか。

笹生典之議員 とにかく、若い人達とのコミュニケーションを広げることですね。私の場合は、若い人達が自発的に集まるような居酒屋やカフェなどに行って、自然と話をしながら、まずは親睦を深めます。その中でお互いの悩み事などを真剣に語り合いながら、若い人達の声を発信するようにしています。「議員だから」ではなく「話しやすいから」という意識を持ってもらうことが、若い人達への発信にも繋がるのではないかと考えます。
特に若い方々へのメッセージとして申し上げたいのは、“昔があるから今がある”と考えている世代からは「最近の若い者は・・・」と言われるかもしれません。しかし“今があるから未来が創れる!”そんな若者の声が正しいと思える“今”にしていくためにも、若い世代の声を選挙に反映してほしいと思っています。若い世代とシルバー(?)世代の中間世代として、その声を市政への提言に活かして参ります。

さそうのりゆき
袖ケ浦市議会議員