八千代市議会議員

おざわこうじ

KOJI OZAWA

おざわこうじ議員へのインタビュー

おざわこうじ八千代市議会議員(千葉県)へ、平成30年3月2日にインタビューをさせていただきました。

内容は以下の通りとなります。

八千代市で今、一番問題だと思われる事

記者 八千代市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。

小澤宏司議員 少子高齢化は全国的な問題ですが八千代市も例外ではありません。市民ニーズが多様化するなか行政サービスだけでは対応出来なくなってきている現状があります。財政面でも圧迫されますし待機児童もその一つでしょう。市役所の庁舎建て替えや、教育施設に関する予算も潤沢ではありません。細かく挙げれば限がありませんが、住民同士の支えあいによって解消されるものもあると思うんです。その仕組み作りが急務だと考えています。

その問題に対する具体策

記者 現在、小澤市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。

小澤宏司議員 今年の1月から面白い取り組みが始まっています。八千代市社会福祉協議会、NPO、企業からなる地域の支えあいネットワークで『ゆいのわ八千代』というのが始まったんですけど、簡単に説明すると「ちょっと困った」人と、「ちょっと助けられる」人をつなぎ、結んでいくことで、地域共助社会の実現を目指しています。有償ボランティアという事で困っている方が、ちょっとしたことでも頼みやすくなるという事です。先日どんな取り組みが行われているか視察に行ってきたのですが、年配の一人暮らしの方の庭の木が電線に掛かってしまったので木を伐採してほしいという依頼でした。30分で500円のチケットを買い約一時間で二人の作業でしたので2000円で木の伐採と庭の雑草取りが出来ました。ちょっと重い家具を移動してほしいとか、買い物や病院に連れて行ってほしい。農家の方が人手が足りないときの手伝いが欲しい。など地域の支えあいによって解決できることが沢山あります。支えあいで頂いたチケット「地域通貨」は協力店舗で使用できる仕組みです。このような取り組みを商工会議所なども巻き込み八千代市独自の制度を確立していきたいと考えています。

議員活動報告

記者 小澤市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なっていらっしゃいますか。

小澤宏司議員 主にFaceBookなども活用していますが年4回の定例会ごとに個人的な市政報告書の発行と年2回の会派報を発行しています。配布は朝の駅頭や様々な集まりの際に手渡しが主です。あとは年に一回ご紹介いただいた方にまとめて郵送させていただきます。定例会での一般質問についても毎回登壇させていただいてます。

若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫

記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、小澤市議は何が必要だとお考えですか。

小澤宏司議員 18歳から選挙権が持てるようになったことで関心は一定程度持たれるようになっていますが、投票にはまだ結びついていないようです。議員自身も解りやすく市政の問題点や解決方法を訴えていかなければなりませんが、若い方との接点があまりないのが現状です。私の努力が足りないところもあるのかとは思いますが、議会としてきっかけづくりをしていかなければならないと考えています。

おざわこうじ
八千代市議会議員