大垣市議会議員

田中たかのり

TAKANORI TANAKA

田中たかのりの活動報告
“あったかのり弁”VOL.12

3月4日(日)消防機動演習で、自治会も実戦訓練

甚大な被害が発生した東日本大震災から1年。消防機動演習でも、実戦型訓練が取り入れられるようになりました。この日は冷え込みが厳しかったにもかかわらず、川東自治会では朝7時に集合し、子供や高齢者とともに避難を体験。各戸代表者だけの訓練より、避難に時間がかかることを実感。また、消防団や組成防火クラブの訓練の間、自治会も見学だけでなく、家庭用消火器の操作を訓練=写真=。火炎に向かって放出するのではなく火の根っ子、火元に向かい、左右に払うように消火器から噴霧させることや、天井まで火が回ってしまっていたら消火器では消火は無理なので、すぐ避難することなど、消防署員の指導を受けて実戦型の訓練に取り組まれました。

2月26日(日)「地球にやさしい生活展」に女性ならではの作品があふれる

大垣市連合婦人会の皆さんが今年もスイトピアセンターで「地球にやさしい生活展」を開かれました。会場となったスイトピアホールには編み物やリフォーム、手芸作品あるいは生活講座などで学んだ作品などが工夫を凝らして展示され=写真=、女性ならではの細やかな感性があふれていました。それぞれの作品に触発されて、会場のあちこちで会話に花が咲いていました。

2月22日(水) 「リアル大垣 合同企業展」、リクルートスーツで埋まる

大垣市商工会議所に登録する西濃地方の優良企業が広く新卒者・転職者を対象に人材を求める「リアル大垣 合同企業展」が今年もソフトピアジャパン3偕のソピアホールで開かれ、リクルートスーツの若者が大勢来場=写真=しました。地域を回っていると、就職や企業紹介の相談を多くお受けします。しかし実際に地域でどのような企業がどれほど人材を求めているかは広く知られてはいません。この「リアル大垣 合同企業展」は西濃地方の多くの企業が一堂に会して行う就職展で、今年は32社が相談ブースを構えました。就職に切実な若者にとって、また親さんにとって非常に貴重な機会です。来年もおそらく同時期に開催されると思います。ぜひご来場下さい。

2月19日(日)二又(ふたまた)子供会、山の神に祈り捧げる

あったかのり弁vol10で紹介した「山の神」が2月は19日の日曜日に行われました。子供たちはしめ縄をない、竹ンぽをかざり、それらや油揚、お神酒、かやくご飯を持って山へ出発。こけつまろびつ、およそ30分かけて、山の神様の宿る石の前へ到着。お供え物をし=写真=、二礼二拍一礼をして今年の豊作のお祈りをしました。何十年何百年と二又地区の子供たちが受け継いでいる敬虔な神事であり、これからもずっと続いていくことを心から祈っています。(昨年、子供会発表用に簡単な動画でまとめました。もし研究用などで活用したいという方がおられましたら、お声かけ下さい。)

2月14日(火)楽しい紙芝居 at 緑の里ハーモニー

多良小学校のすぐ南にある高齢者福祉施設「緑の里 ハーモニー」で紙芝居を上演=写真=しました。ハーモニーでは毎月いろいろな催しで、入所者通所者の気持ちをほぐし、心と体の健康を維持して頂けるよう心がけているとのこと。「紙芝居弁士 田中たかのり」のことを聞き、ぜひとご依頼があり、心弾ませての上演となりました。出し物は「ねずみ経」と「いたずらぎつね」の2本。いずれもほのぼのとした味で、大好きな作品です。みなさん、楽しんで頂けましたでしょうか?

1月31日(火)上石津中学校には「校則」がなぜ無いのですか?

牧田小学校の翌日、今度は上石津中学校です。上石津中学校には「校則」はありません。かわってあるのが「くらしの約束」です。1期生として、統合当時生徒会で半年かけて自分たちで、頭髪の自由化や生活のきまりを侃々諤々(かんかんがくがく)論議しながら決めていったことを伝えました。それらは学校から強制されるものではなく自分たちで作り上げたものだったので、「校則」ではなく「くらしの約束」と名付けられました。

40分ぐらいお話を、という依頼だったのですが、こちらもそれではおもしろくないと思い、話を極力短くして、ステージで生徒代表の数人と1問1答をした後、体育館の床へおりて、会場の中学生とフェイスツーフェイスで会話=写真=しました。最初戸惑い気味だった会場から、鋭い質問も出るようになり、あっという間に終わってしまいました。ついこのあいだ卒業したように思えるのに、僕の中学時代はもう40年近い昔のこととして語られる対象になってしまったのですねぇ。

1月30日(月)牧田小6年生が議員体験

牧田小学校6年生に、議会の仕事について話をして下さいと依頼がありました。講義ではつまらないので、旧上石津町役場に残っていた議事堂で、議員と執行部に別れて模擬体験=写真=をしてもらいました。当日のサプライズ企画でしたが、「議員」も「市長」も役になりきって、小学生の域をはるかに超えた素晴らしい質問と答弁が出されました。将来頼もしい限りです。

<おまけコーナー; W俳句に挑戦②~⑥>

12月の市議会一般質問で大垣国際俳句学術賞(仮称)の創設を提言した以上、自らもチャレンジせねばと、1月から「W俳句」。あれからいくつかできました。(ほとんどが愛犬クロとの散歩中にひねってます。)ご感想などお聞かせ頂ければ幸いです。

W俳句 ②
朝、クロと農道を散歩中、詠む。2012年1月27日。

Shine line,
Snow on the back of E-pole.

電柱の 背に雪輝きて 一直線

W俳句 ③
雪がやみ、二日ぶりにクロを散歩に連れ出す。2012年2月3日、午後4時半。

Why so happy?
Only walking on the white snow road.

雪道を 歩くの そんなに 楽しいかい?

W俳句 ④
二日間さぼった散歩にクロを連れ出す。2012年2月8日、午後5時半。

Don’t you have pane?
Your long nose is whole in the snow.

痛くない? お鼻すっぽり 雪ン中よ

W俳句 ⑤
昼間見た牧田川の流木に思いをはせて。2012年2月9日、深夜。

Old trunk is lying in the river,
Slicely snow is falling down on and on.

流木に 雪片ただただ 降り積もる

W俳句 ⑥
かすむ月が浮かんでいる。芋が田に捨てられている。クロは無心に囓っている。空に鳴く鳥がある。私は、自分たちの影を見つめていた。2012年3月6日、午後6時半

A hazy moon,
Two still shadows and a song of flying birds.

おぼろ月 鳥のうた聞く 影二つ

田中たかのり
大垣市議会議員