草加市議会議員

さとうりき

RIKI SATOU

さとうりき議員へのインタビュー

さとうりき草加市議会議員(埼玉県)へ、平成29年12月19日にインタビューをさせていただきました。

内容は以下の通りとなります。

草加市で今、一番問題だと思われる事

さとうりき議員

記者 草加市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。

佐藤利器議員 民生費の増大と学力の格差の問題です。草加市の平成29年度当初予算736臆1600万円の内、民生費の割合は48.6%を占めており、今後もまちがいなく増えていき、市の財政を逼迫させていくと思います。
学力格差ですが、家庭環境による教育格差を解消し、教育の機会均等を図っていく必要があると考えます。

その問題に対する具体策

記者 現在、佐藤市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。

佐藤利器議員 民生費に関しては、予防医療として、血液検査キット等の導入検討やがん検診の促進、生活習慣病対策など、一般質問でも取り上げました。また、埼玉県で行なっている健康マイレージ事業への参入や公園等への健康づくり器具の設置も提案し、健康増進事業への参加意識を高める活動も行なっています。検診、運動、食の改善などで市民の皆さんの健康寿命を伸ばすことで医療費の抑制につながればと思います。
学力の格差については、『サタデースクール』という名称で年5回の土曜日授業が実施され、夏季休業も3日短縮がされ30時間超の授業時間が確保されました。文部科学省の平成26年1月公表の子どもの学習費調査によると、学校外活動費、いわゆる塾や習い事への支出額は、公立中学校で年間約28万円、公立小学校で年間約20万9,000円となっています。月平均で中学校が2万3,000円、小学校が1万7,000円となります。経済状況が著しく好転しない現在においては、かなりの負担額となります。
サタデースクールと夏季休業短縮で確保された授業時間を、塾に通った時間に置きかえると、80分の授業を週1回=1カ月で320分、単純計算では30時間の増加分は約5カ月塾に通える時間となり、草加の児童生徒数では4臆円近い額となります。今後も、草加の子どもの学力向上は勿論のこと、家庭環境による教育格差、学力格差を解消し、教育の機会均等を図れるよう取り組んでいきたいと思います。

議員活動報告

記者 佐藤市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なっていらっしゃいますか。

佐藤利器議員 地元地域には広報誌を作成し、シルバー人材の方達に配っていただいています。あとは、ブログ、Twitter、Facebook、Instagramを活用しています。

若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫

記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、佐藤市議は何が必要だとお考えですか。

佐藤利器議員 SNS等での誘導は難しいと思います。18歳選挙権という事は、選挙運動に係る可能性もあり、選挙のことを知らないと、選挙違反を犯してしまう可能性もあるわけです。高校3年生の娘に聞いたところ、学校で被選挙権や投票の仕方は教わるけれど、選挙運動については習っていないという事でした。ですから、まずは教育なのではと思います。選挙によって、自分達が直接政治に参加できて、政治の仕組みを変えられる可能性があるのだということを、学校はじめ私達議員が教えてあげる機会をもっと持つことも必要だと感じます。

さとうりき
草加市議会議員