伊東市議会議員

井戸きよし

KIYOSHI IDO

井戸きよし議員へのインタビュー

井戸きよし伊東市議会議員(静岡県)へ、平成27年6月4日にインタビューをさせていただきました。

内容は以下の通りとなります。

伊東市で今、一番問題だと思われる事

記者 伊東市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。

井戸清司議員 雇用の問題ですね。基本的に伊東市は観光関連業界に従事している人達が8割位います。また、伊東市は高齢化も進んでおりますので、他の自治体に比べると介護施設も多く、介護職員の募集も多くあります。しかし、介護従事者の賃金が安いことや、観光に従事すると言っても、雇用形態の派遣社員が多くなってきていて、正規社員が少なくなってきているということで、実際のところは将来的な不安を感じて他へ流出してしまう傾向が非常に多いです。全国的にも観光地は賃金形態が安く、低所得者層が多いですね。やはり、観光がメインであるので、観光振興がうまく図られていかないと雇用も生まれてこないと思います。

その問題に対する具体策

記者 現在、井戸市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。

井戸清司議員 風光明媚な所ですから、伊豆半島に工場誘致は基本的にあり得ませんので、雇用をいろいろな形で多方面から考えていかなければならないと思います。  例えば、柑橘業のみかんを使って、一企業に間に入ってもらいながら、六次産業化でみかんジュースにプレミアムを付けて販売していこうという取り組みや、漁協で魚のすり身の機械を導入し、いとうナゲットという商品を作って販売していこうといった取り組みがあります。いわゆるご当地グルメの取り組みがうまく動くようになると、新たな六次産業が生まれ、第一次産業の担い手の確保にも繋がってくるし、更にいろいろな販売網の確保ができてくれば、雇用の場も生まれてくるのではないかと考えています。

議員活動報告

記者 井戸市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なっていらっしゃいますか。

井戸清司議員 選挙の前には、4年間の実績等をA4版の新聞として出しています。

若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫

記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、井戸市議は何が必要だとお考えですか。

井戸清司議員 パフォーマンスをやれば一番早いのでしょうが、結果を求める政治は結構地味で市民に見えにくい部分があると思うので、そういった部分をいかにアピールしていくかという事が非常に重要になってくると思います。私自身、PTA等長い間携わらせて頂いたので、比較的同世代の親御さんとも話す機会がありました。なるべく地域の行事等に参加して、地域の方々とお話しをして伝えていくしかないのかなと思います。若い人達が政治をみるところは、極端な話、議員の容姿や目立つパフォーマンスの方に目が行きがちですので、その点は怖い部分ですね。政治の中身をいかに分かりやすく伝えていくかがポイントになってくると思います。

井戸きよし
伊東市議会議員