黒沢かずき (くろさわ和規) 金沢市議会議員

黒沢かずきの使命

私の市議会議員の原点

黒沢かずきの使命

私は、地方自治や地方議会に関係する仕事がしたくて、金沢市役所に就職し、30年勤務しました。その間、自分の住む地域の公民館や地域活動などにも参加し、地域の抱える問題やまちづくりについてどう解決し進めていくかということを常に考えていました。そうした思いを持ちながら、多岐多様にわたる市の行政の中で、自らが携える分野はほんの一部分でしかなく、またその関われる部分においても、本当はこうあるべきではないか、こうしたらよいのではないかと思うことが多くあり、一職員では限界があることを感じていました。私の市職員としての最後の仕事は、当時全国的に進められていた市町村合併の仕事であり、金沢市においても隣接町との合併について模索が続けられており、その担当をしている時にも、そのことを強く感じていたところです。そんな中、市議会議員として新しい立場で金沢市の発展や金沢市民の皆様の幸せにつながる仕事してみてはどうかという誘いもあり、金沢市議会議員選挙に立候補し、当選させていただきました。それが、私の市議会議員としての原点です。時に52歳、地方議員のデビューとしては、いささか遅いのではないかとの声もありましたが、気力、体力充実していれば年齢は問題ではない、市民の皆様のお役に立つことができればと、全身全霊を傾けて頑張ろうと、新しいスタートに立ちました。

私の使命

金沢市政への思い

金沢市は、伝統と文化の薫り高い歴史都市です。それらに裏打ちされた都市(まち)の雰囲気は、他都市では持ち得ない独特かつ固有のものがあります。今に生きる私たちは、この金沢の持つ独特のまちの個性を後世に引き継ぎ、さらに発展させていく責務を負っていることは言うまでもありません。私の市議会議員としての政策キャッチフレーズは、「創造と文化で育む金沢(まち)と人」です。何としてもこの歴史と文化を基盤として金沢のまちを発展させ、また次代を担う子供たちが夢と希望にあふれ健やかに育っていく市政を進めていかなければならないと思っています。また、私の政治信条は「政治は弱い人たちのためにある」です。人を思いやる心を常に持ち、弱い立場にある人たちに手を差し伸べる市政を進めることであり、このことを一日たりとも忘れることなく邁進していかなくてはならないと考えています。

これから取り組まなくてはならないこと

平成27年3月14日、北陸に住む人々の悲願であった北陸新幹線がついに金沢まで開業しました。それからもうまる2年が経ちます。その日以来、土日などは言うに及ばず平日でも金沢駅周辺は当然として、国指定の伝統的建造物群であるひがし茶屋街をはじめとして近江町市場、金沢城、兼六園、長町武家屋敷、21世紀美術館などには、外国の方を含めて連日多くの方々に訪れていただいています。多少落ち着きが見えてきたとはいうものの、この状況は2年経っても変わりません。たくさんのお客様が金沢の地を訪ねてくださるというのは本当にありがたいことですし、新幹線効果というもののすごさを改めて感じさせられるものです。そして、そのことが経済をはじめとして金沢市はもとより石川県全体に種々の面で大きなインパクトを与え、都市(まち)が元気になる大きな原動力になっていることを思わざるを得ません。

今こうしてたくさんの方々に金沢にお越しいただいている大きな要因は、これまで長い時間をかけて蓄積し、またそれらを育て継承し発展をさせてきた金沢特有の文化や歴史があるからにほかなりません。そんな中で今の状況をただ喜んでいるだけで推移してしまいますと、これまで蓄積されてきたストックというものが放出されるのみとなってしまい、やがてはそこから放出すべきものがなくなってしまうことになります。今のいい状況が、これからも続いていくための仕事を市政は進めていかなければなりません。結果としてそのいい状況が私たち市民の暮らしや環境に及び、市民の皆様の幸せを増進させることにならなければならないわけです。そのためには金沢しか持ち得ない固有の文化と伝統を持つ歴史都市金沢の魅力にさらに磨きをかけ、多くの人たちを引きつけてやまないまちづくりをさらに進めていかなければならないことは誰しもが思うところです。今金沢市政は、スポーツで都市(まち)を元気にすることに力を入れています。その例が金沢マラソンであったり、金沢プールの建設です。スポーツで都市(まち)を元気にし、市民の幸せも増進をする、大変意義のあることです。しかし、それだけで十分だとは言い切れないと思っています。金沢市は、今、これまで経験したことのない変化の中にあります。その中で市政の進むべき道は、文化的価値の高い金沢の町並みや人々の営みによる生活文化など(私はこれを「歴史都市金沢の文化的景観」と言っています)を継承し保全し、新たに創造していく都市(まち)づくりの展開や今後ますます進んでいく高齢社会・人口減少時代に対応していくものとして市内二次交通の整備・再編が必要であり、そのためには新交通システム(私はかねてより欧州の歴史ある街の中心市街地で走っているようなLRTの導入を主張しています)は、積極的に取り組んでいかなければならない課題だと考えています。

具体的には、金沢の持つ特有な町並みを保全し、景観対策を進め、種々の要素をから成る「金沢の文化」をさらにはぐくみ育てる施策をこれまで以上に強力に展開をしていくべきだと考えています。市民生活の向上に十分配慮しながらそのことに愚直であるかもしれませんが積極的に心を込めて取り組んでいきたいと考えています。

間もなく4回目の当選をさせていただいてから2年が経ち、任期の後半へと入ってまいります。私は市議会の議員でありますので、議決機関の一員としての議会の役割を改めて認識し、市民の皆様の声を真摯に受け止め、条例などの政策立案や政策の提言に努め、一方で、今日多くの指摘をいただいている議会のあり方、また議会そのものの活性化について積極的に関わっていくことが私の務めであると意を新たにしています。