元対馬市議会議員

脇本ひろき

HIROKI WAKIMOTO

脇本ひろきの政策
VOL.3

議員活動報告書NO.3(H25.4~H28.3)

多くの皆様のお陰様で、議員となり早や8年目を迎えようとしております。皆様のご支援ご協力に対し、厚く御礼申し上げます。

また、市議会議員一人でできることは限られていますが、地元選出の谷川代議士や金子参議院議員、坂本県議を通じ、県や国と折衝いただいたことが、いくつも実現したり、好転しました。先生方のご尽力に対し、改めて深く感謝申し上げます。

さて、本報告書は、主に二期目の活動に搾って今回も、初出馬時に皆様にお届けしたチラシ『対馬近未来予想図』に掲げた5つの項目について、どのような取り組みを行ったかをご報告いたします。

一期目の活動につきましては小職HP [ 脇本啓喜  検索 ]⇒[過去の履歴]⇒「VOL.1」,「VOL.2」をご参照くださいませ。

二期目の前半2年間は厚生常任委員長拝命しました。同僚委員からは、常任委員会でこんなに勉強をしたことはなかったと言っていただける程、最新情報や多岐にわたる調査研究を実施するとともに活発な議論を重ね、市政に新たな取り組みや、方針転換を反映させることができました。

なお、HP以外にも常時Face Book(脇本啓喜)で、日々の活動をUPしておりますので、フォローやコメントを頂ければ幸甚に存じます。

今後とも倍旧のご支援ご協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
(本報告所にかかる費用は、政務活動費より支出いたしました。)

【1.対馬島内の均衡ある発展に努める】

※比田勝港を国際線、厳原港を国内線の中心とする旨の6町合併時指針の早期実現

H25
   ◎4年前の市長選で財部候補は「(旧)比田勝港国内ターミナルの大改修」を公約に掲げて当選。 将来を見据え新築を強く要求し、新築へと変更された。
・初当選後、網代への国際線移転を何度も訴えたが、聞き入れさせることができず、今でも残念でならない。

H26.11臨
  ◎新比田勝港国際ターミナル建設予算審議において、市長に韓国人観光客数の将来目標を質した。目標が低すぎて、現計画では直ぐに狭溢となる懸念を指摘するも、聞き入れられず。今年7月に増便となれば、オーバーフローとなること必至。

※比田勝港における高速船の休航、フェリーの小型化による北部市民の不利益解消

1)住民の交通利便性の確保

H25.
     ◎フェリー絆のリプレイス事業の対象外となったフェリーげんかいに対する割引を市の単独予算での補填を要望。割引継続中。

H25.6議会
◎(株)JR九州高速船ビートルによる国際線国内線混乗運航を初出馬前から提案して来た。

H26.9議会
◎混乗以外にも国際線国内線へ全面変更する案等も提言。地元選出谷川代議士や坂本県議の精力的働きかけにより、法律要件の大幅譲歩を引き出していただくに至った。

H28.3参予委
◎公明党秋野議員の質問に対し、石井国交大臣が『混乗』許可に前向き答弁。

H28.3
◎(株)JR九州高速船川口社長が、『混乗』九郵との共同運航に前向き発言。

2)物流大改編による経済浮揚

H25
     ◎ヌタウナギ輸出等に係る他所蔵置申請の適正受付について税関所長に直接依頼。

H27.総委
  ◎大規模な貿易は、港湾整備、CIQの拡充等で直ちには困難。
現在、東京や大阪等の飲食店向け小口発送している鮮魚等を国際郵便小包、あるいは国際宅配便で韓国へ対馬から直接発送できる方法を提案。関係方面へ調査研究を依頼中。

◎比田勝尚喜新対馬市長の公約の一つ『比田勝港の開港』実現に向けた取り組みを全力で応援したい。

【2.核関連施設の党内設置に断固として反対する】

◎未だ核のゴミ最終処分場候補地として挙げられている状況は変わりなく、全国の同志との連絡を継続中。

【3.対馬の特性を活かせる産業を発掘し、育成することで雇用の維持拡大を図る。】

H25.~
    ◎韓国向け輸出、特に材木等についてLC取引(銀行を仲介する信用状取引)の活用推進を提言。銀行支店長にもLC取引の関係者への説明を依頼するも進捗なし。

H25.6議会
◎博多~釜山航路がLCC(格安航空券)参入により大打撃を受けている。対馬乗り入れ3国際港路運航事業者に観光地整備資金の協力要請することを提言。

H26.9議会
◎対馬市の雇用の現状を調査研究し、後継者のいない黒字企業のM&Aによる吸収存続、資格や技術習得を商工会等を通じて促進させることで雇用のミスマッチの解消を図ること建設業の労務単価の隣県との格差是正を県に要望し、労働力の流出に歯止めをかけること等を提言。

【4.住民自治理念の醸成、普及に努め老若男女が協力し協働創造型まちづくりへの転身を図る】

※各種ボランティア団体等のネットワーク化を図り、負担と充実感の分かち合いを推進する。

H25.~
◎『美しい対馬の海ネットワーク』を設立。『ふるさと清掃運動会(王貞治代表)』と対馬市の三者主催で「日韓海岸清掃フェスタIN対馬」を3年連続で開催。単なる漂着ごみ回収に止まらず、ごみ削減啓発、日韓交流ボランツーリズムを実施した。(HP.VOL.15、脇本ひろきの政策)

H25.~
   ◎議会改革特別委員会の設置を提案。H27年特別委員会を設置。議員定数削減2名、議会運営に係る3件の改正を実施。H28.3議会で、議会基本条例調査研究特別委員会を設置し、委員として活動中。特別委員会を上中下地区を巡回公開審査とすることで、市民の議会や姿勢に関する関心を高めることを提案するも却下された。

H25.9議会
◎行政が保有する膨大なデータ(ビッグデータ)を、行政がより有効活用すること。また、営利、非営利目的を問わず、市民が二次利用可能な状態に加工し、活発な相互運用(オープンデータ化)の推進を提言。

H26.9議運
◎各種団体の長を中心とする異業種交流会予算が上提される際、党内各種NPOや任意団体、商工会青年部等、若い世代の交流の場と予算確保を要望。H26年末に実現。

H27.
    ◎返戻品を伴うふるさと納税制度の活用について、小職以外の市議が財部市長に導入を迫る中、唯一市長に同調し、他自治体の模倣に反対。但し、新しい公共の担い手となるNPO法人への寄附金に対する返戻品資金の支援等、税と切り離した形式での検討を要望した。

H27.9議会
  ◎過疎化、市職員削減等により、従束通りの行政サービスが質量共に確保困難となるため、「新しい公共」の概念の浸透を図ること。公共サービスの適切な民間移譲の推進を提言。(HP.VOL30)

H27.12議会
◎市主催イベントの実行委員会主催へのソフトランディングを提唱。

【5.子供の健全育成、生活弱者の支援に注力し、豊かな教育・安全な福祉の充実発展に努める】

※国際友好都市にふさわしい、広い視野を持った平和、歴史教育の普及に努める。

H25.8
    ◎対馬愛鼓連のかっちぇる会小学生に、H27年はウェルカムパーティーオープニングで演奏を、H27年は韓国人参加者に演奏体験を実施いただいた。

    

H27.
◎スクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラー不足を県議の支援を受け年度途中に予算増、新年度も増員させた。

H27.10総委
◎「朝鮮通信使」をユネスコ世界記憶遺産登録する運動を全島的な気運に盛り上げるために、中世の「出島」とも言える上対馬町矢櫃の通信使等の停泊港湾遺跡で総務文教常任委員会で現地調査を実施。今夏民間による調査開始予定。

H27.12全協
◎県警対馬南署の石塀の改修に際し、ブロック塀への変更を中止し、原状回復に向けた、市議会の要望書を関係部署へ提出することを提案。後日県警より元の石塀とする旨の回答を得て復元工事中。

H27.12議会
◎「国会に憲法改正の早期実現を求める意見書」の請願に対し、反対討論を行った。

※病院・診療所体制の維持・存続。および介護支援体制の充実に努める。

H25.11厚委
◎都市部で待機児童対策として活用されている「保育ママ制度」の市内へき地保育所代替制度としての転用を提言。(HP.VOL27)

H26.12議会
◎対馬いづはら病院跡利用の進捗状況を報告。その後設置された。特別委員として、適正規模の診療所開設を提言。(HP.VOL29、VOL30)
◎広範な移動を強いられる介護認定員の処遇改善を要求し改善。

H27.
◎子供の医療費無料化の早期予算化を要望し今年度当初予算化を 実現。

H27.3
◎地域包括ケアシステムの早期構築を再提言し、促進が図られた。

H27.12議会
◎比田勝認定こども園の開設にあたり、通園路の危険性除去と第二園庭の完成を待っての移転を要望。H28.8幼稚園単独移転、H29.4二保育園も移転することへ方向転換実現。

※子供と高齢者の生活圏内移動手段の確保に向け、官民一体となった取り組みを推進する。

H27.7
◎増加する韓国人観光客による旧フリーパスを活用してのバス利用が急増し、新病院へ遠方より通院する患者が座席を確保できないケースが頻発したため、従貫線車両にハングル表記も施したシルバーシートの像席を要望。翌週実現。
◎東部中東小スクールバスへの一般人の混乗区間延伸と従貫線との乗り換え利便性の向上を要望し、H28年度より実施。

脇本ひろき
元対馬市議会議員