脇本ひろき (わきもと啓喜) (元) 対馬市議会議員

脇本ひろきの使命

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平成24年7月

政治に今求められていること

脇本ひろきの使命

昨今橋下大阪市長、樋渡武雄市長、高島福岡市長といった私よりも若い市長達が脚光を浴びています。彼らに共通する特長の一つは発信力でしょう。「知ラシムベカラズ、寄ラシムベシ」という政治はとっくに終わったのです。彼らから学ぶ、現代政治に求められているものは、生資料の情報公開いわゆるディスクロージャーに努めること。アリバイ作りやヤラセ的公聴会ではなく、リアルタイムで双方向の情報を活用し、選挙区内の市民のみならず多くの方からの意見も収集し、スピード感ある行政運営を行うことだと思います。

これからの政治に求められているものは「利益をいかに分配するか」ではなく「負担をいかに分担するか」を丁寧に説明し、「不利益を被る人たちが納得いく緩和策を提示し実行するか」だと思います。問題が顕在化して慌てて対応していては、時間も労力も市民の負担も大きくなります。即ち、想定し得るデメリットを早い段階で市民に開示し、その負担緩和策を提示するいわゆるムーヴファーストを心掛けること。そして、市民と一緒になって納得のいく落としどころを決定していくこと。これが、今後迎える地方分権時代の民主主義政治に求められていることだと思います。

平成24年3月19日

市民の求めに応えるための心構え

先頃、対馬で間寛平氏の講演が開かれました。聴講者の1人から感銘を受けた言葉を教えていただきました。「アースマラソンを通じて日本や日本人の素晴しさが再認識できた。しかし、日本で年間3万人もの自殺者がいるのは、自分の思いや悩みを周囲に伝えることが苦手で、1人で抱え込んでしまう国民性からではないだろうか。アースマラソンをやりたいと思い始めてから誰にも相談できずにいたが、元マネージャーに打ち明けることから多くの人に協力してもらい実現に漕ぎ着けた。1人で抱え込まず誰かに打ち明けることで世界がかわる。悩んだときには自分の思いや悩みを誰かに伝えてください。」という内容の言葉だったとのことです。

この話には私も感銘を受けました。どうせ自分の思いや悩みを理解してもらえないだろうと思い込まず、誰かに相談してみよう。そのためには、不断に相談できる仲間づくりに努めなくてはと、反省もさせられました。そうすることで、前回の選挙で私が訴えてきた「負担と達成感のわかちあい」を広めていけるのではないかなあとも思いました。

対馬市が抱える課題を正直に市民や島外の方にもお伝えし、協力者を募れば、いい方向性が見えてくるかもしれません。物事を1人で百歩進めることは大変です。百人で一歩ずつ協力して前に進める環境をつくりあげる。「市民協働」とはそういうことから動きだすと確信します。

平成24年3月19日

先人や対馬ファンに学ぶ為政指針

「島は島なりに治めよ」という第17代対馬当主宗義調のことばには2つの意味を感じます。島の身の丈に合った統治と、島の歴史や風土に合った統治です。

現代の対馬島民は全てにおいて本土並みの生活水準を求めることで、本来の対馬らしい慎ましくも充実感ある生活を忘却していないでしょうか。身の丈、即ち財政状況も勘案した上で、優先順位をつけて不便さの解消・緩和策を模索するときがきていることを自覚しなければなりません。また、対馬の先人達は、田畑に適した農地に乏しい島で、水産資源や山林資源に恵まれた風土を活かす交易によって厳しい生活条件を克服して生き抜いてきました。全国どこでも誘致可能な企業は、裏を返せばより都合が良い地域が見つかれば、簡単に撤退が可能です。対馬は日本のどこよりも朝鮮半島に近いという地の利があります。先人の教えに倣い島の恵みを活かした貿易を今こそ再興するときだと考えます。

一昨年昨年と国境問題研究の第一人者である北海道大学の岩下教授が対馬に来島され、講演いただいています。教授によれば、一口に国境離島というが法的に国境線が確定している国境離島は数少ない。国境線が不確定な地域は正式な交流ができず国境である利点を活かすことができない状況にある。そういった観点からすれば、対馬は発展の機会に恵まれている島だと仰られています。

地域を活性化するには、「若さ」即ち「勢い」は不可欠です。孫子の兵法に記された勝つための五つの条件の最後に「将、能にして、君、御せざる者は勝つ」という教えがあります。とかく田舎では「若い」という意味は「早すぎる」と同意語のように使われがちです。年配の方々が、「能ある将」を見出し、影に日向に暖かく育んでいただくことも、地域の活性化には不可欠だと思います。
蛇足ですが、幕末の登場人物で私が最も尊敬する人物は小松帯刀です。

平成24年3月19日

対馬人脇本啓喜の夢

最後に、対馬は古から常に外敵からの侵入や、反対に朝鮮半島や大陸への侵攻の第一線に立たされてきました。防人、元寇、秀吉の朝鮮出兵、日露海戦等多数の戦史があります。それらから学べることは、対馬が栄えていた時代は朝鮮半島と友好関係にあった時代で交易が盛んであったということです。対馬の戦史を題材とし、修学旅行をはじめ、平和を愛する人たちが挙って来島いただける平和学習の聖地とすることが私の夢です。

平成24年3月19日