平塚市議会議員

かたくら章博

AKIHIRO KATAKURA

かたくら章博議員へのインタビュー

かたくら章博平塚市議会議員(神奈川県)へ、平成21年8月20日にインタビューをさせていただきました。

内容は以下の通りとなります。

国政との違いについて(有権者が地方議員に期待されている事柄とは)

片倉章博議員

記者 国政との違いとして、有権者が地方議員に期待されている事はどのような事柄だと思いますか。

片倉章博議員 私の場合は市会議員という立場で2期目なのですが、この6年間を見ていく中、また自分が立候補させていただく中で地元の陳情または課題、またその大きくは平塚市の大きな課題に対しての声を行政に届けるという形での立場が、一つの地方議員だというものだと思っております。二つ目に関しては、有権者が中々声を出しづらい行政システムに対して、パイプ役というものをしっかり地方議員が繋いでいく。一つ一つの大きな課題をまとめながらも地元の、また地域の話を実際に動いて課題をクリアしていくという事と同時に、街全体の施策に対してその声をしっかり反映した政策作り、また自分の公約というような状況での運動課題を突き詰めていくといったところで、国会議員との違いは、国政の日本というレベルを見ていくというところでは違うだろうなと思います。ただ国政に大きな期待をしているのは、最近はやはり地方分権だということを多く国会議員の先生方は言われますけれど、地方分権に対して街の声を国政に伝える役目でもあるなと思います。

平塚市で今、一番問題だと思われる事

記者 平塚市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。

片倉章博議員 平塚市は特例市になっているんですね。特例市は全国の中でもまだそう多くはないのですけれども、市の中で政令指定都市、中核市、特例市という3つに分かれる段階ですけれど、それ以下はだいたい20万以下の小さな市というような状況です。幸いにして平塚市は財政に関しては、神奈川県の中でも上から3番目に良いというふうにされてはきていますが、蓋を開けてみるとどこの自治体をとっても同じ様に、緊迫財政の中で市の運営をしているなという事で、都市間競争に勝てる地方分権である地域主権を訴えていくために、平塚市としての顔作りを明確に持たなければいけないというのが大きな課題だと思います。七夕祭りや湘南ベルマーレがありますが、私はスポーツを特化した街作りをしていく事によって、地域コミュニティーの物が出来る、企業にとってもスポーツ企業との兼合いにとって平塚市という新しいブランドイメージが出来るだろうと思います。

その問題に対する具体策

記者 現在、片倉市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。

片倉章博議員 私が取り組んでいる事はいくつかあるのですが、都市間競争は経済の景気対策含めて地域間競争に勝っていく中で、経済対策を強く求めていっています。やはり、経済がしっかり底上げができないと税収にも反映できませんし、逆に税収が反映できないという事は市民にとってもサービスが怠るというようなことになりますから、都市間競争に対しては誰よりも強く思っています。

議員活動報告

記者 片倉市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なってらっしゃいますか。

片倉章博議員 通常は市政報告という形で年3回開催をさせていただいております。そのほかに地域や各種団体の中で小さなミニ集会を行ないながら現場の声を聞くという手法でやっております。

若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫

記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、片倉市議は何が必要だとお考えですか。

片倉章博議員 若い人たちに市会議員、地方議員という立場では、自らコミュニティー作りのためにはまず中に入って、街の課題を伝える。逆にそれに関心を持ってもらい、市会議員がどういう事でクリアしていったのか、という一番身近な課題から若い年代にはお話をさせていただいております。

支持者へのメッセージ

記者 最後に支持者にお伝えしたいメッセージがあればお願いいたします。

片倉章博議員 支持者は高齢の方から若い方まで、年齢ごとの課題の街作り、または大きな課題があるなという認識がありますので、その声をしっかり自分自身は受け止めながら、街作りへの反映をしていくことをお誓い申し上げております。お会いした時にはいろいろなお話を率直に言っていただいて、自分も大きく手を広げて皆様の声を市政に反映するために市会議員になったつもりですので、いつも笑顔で接していたいと思っております。

記者 ありがとうございました。

かたくら章博
平塚市議会議員