平戸市議会議員

近藤芳人

YOSHITO KONDO

近藤芳人議員へのインタビュー

近藤芳人平戸市議会議員(長崎県)へ、平成29年7月11日にインタビューをさせていただきました。

内容は以下の通りとなります。

平戸市で今、一番問題だと思われる事

記者 平戸市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。

近藤芳人議員 人口の少子高齢化が進み、今後、産業もどんどん衰退してくという悪循環になり地域の誇りすら失いつつある点だと思います。いかにこの自治体を存続させていくかということが一番大きいと思っています。

その問題に対する具体策

記者 現在、近藤市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。

近藤芳人議員 平戸市では毎年約700人位の人口が減っています。平戸市という大きな単位で考えても市民ひとりひとりには自分事に感じないところがあると思いますので、集落単位で人口を増やす努力目標を立てるように提案しています。町づくり協議会も集落ごとにありますので、その地区ごとの強みや人脈を活かし、町から出て行った人達のデータベース化を進めながら、Uタ-ン者を引っ張り込む戦略です。

議員活動報告

記者 近藤市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なっていらっしゃいますか。

近藤芳人議員  4年に1度、政治活動報告として紙ベースで配布していますが、主に私はFacebookとホームページを活用しています。また、市議になって3期目となりますが、毎議会ごとに一般質問に立ち、内容については、議会から出す議会通信の方に記載されますので、そちらも活動報告の一つと考えております。

若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫

記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、近藤市議は何が必要だとお考えですか。

近藤芳人議員 議会での結論ではなく、どのようにして決定しているかというプロセスの「見える化」ですね。プロセスの中に自分達の意見がタイムリーに取り込まれるという仕組み作りです。たとえば、議会の議案が議会開会1週間前に我々の手元に届くのですが、基本的には積極的な公開状態にはなっていませんので、できればそれを虫干しのようにオープンにすることです。例えば、新しい事業については、5W2Hを網羅した事業概要の公開が必要です。議案も難しい表現になっているので、読んで分かるような議案書を作り、それをインターネットで公開し、それに対する有権者の意見を議会事務局で集約して、我々議員全員に見せてもらうという議会の仕組みを作れば、今よりも皆さんが参加意識をもって、興味をもてるのではないかなと思います。

近藤芳人
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