舞鶴市議会議員

肝付りゅうじ

RYUJI KIMOTSUKI

肝付りゅうじ議員へのインタビュー

肝付りゅうじ舞鶴市議会議員(京都府)へ、平成30年1月17日にインタビューをさせていただきました。

内容は以下の通りとなります。

肝付隆治議員

舞鶴市で今、一番問題だと思われる事

記者 舞鶴市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。

肝付隆治議員 少子高齢化による人口減少が一番問題だと思います。その中で地域コミュニティが崩壊していく原因はいろいろあると思いますが、住民同士が非常に無関心で、舞鶴市を活気ある街にしていこうという意欲が薄れてきていると感じられます。舞鶴には何もない、ちっともかわらないし魅力もないという意見をおっしゃる方が多い割には、それに対する要望や意見を発信することが少なく、そういう物の見方や考え方が強いため、近所付き合いも上手くいかなくなる傾向があります。また、行政頼みのところがものすごく強いと感じます。

その問題に対する具体策

記者 現在、肝付市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。

肝付隆治議員 市議会議員が地域密着型であるのは当然のことと思いますが、個人的な見解としては、地域利益誘導型がものすごく強いような気がします。議員自体が住民の声を市政へ届けるということは、地域の人達の要望を聞いてまわるだけの伝声管と同じで、地域のリーダー的存在の人達が行政と直接交渉するということが少なくなっています。また、行政へ直接働きかけてくれる議員を地域の人達は高く評価し、議員もそれを手柄にする傾向が強くなっています。結果、地域のコミュニティを壊していることになると私は最近感じています。 私は、行政と地域のリーダーとのコミュニティは直接的な関係でなければならないと思っています。また、議員はその関係がちゃんとできているか監視し、その仕組みを作るのが議員の本来の役目だと思っています。

 

議員活動報告

記者 肝付市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なっていらっしゃいますか。

肝付隆治議員 基本的には、年に2回ほど後援会の方々を中心に活動報告書を配布しています。

若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫

記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、肝付市議は何が必要だとお考えですか。

肝付隆治議員 若い人達が政治に興味を持たない一番の原因は、社会の中心的責任の立場にある人達が政治に関心を持たないからだと思います。市長や議員は誰がやっても同じだというような考え方が多く、地域利益還元型や地域利益誘導型の発想ばかりです。議員も舞鶴市全体のことをもっと勉強をして、それを市全体に反映させるべきだと思います。また、有権者も舞鶴市を良くしようと真剣に考えて、そのためには議員が何をやっているかをちゃんと見ていただき、選んでいただくことです。社会の中心的責任の立場にある人達がそういうことを若い人に教育することが大事だと思いますね。

肝付りゅうじ
舞鶴市議会議員