渋谷区議会議員

斎藤竜一

RYUICHI SAITO

斎藤竜一の活動報告
DRAGON NEWS VOL.22

こんにちは!さいとうりゅういちです!

厳しかった残暑も過ぎ、紅葉のシーズンを迎えておりますが、皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

私も、4月には皆様からの温かいご支援をいただき、4期目の議会活動を行わせていただいております。区議会では総務委員、五輪パラリンピック対策特別委員として、また議員団では政務調査会長として、区政の様々な課題に日々取り組ませていただいております。特に政務調査会長としては、3期12年の経験を生かして、来年度の予算要望や会派の代表質問などのまとめ役として努めております。

これまでの活動を振り返りますと、一番身近な区議会議員として、地域の抱える課題についてはパイプ役として取り組む一方、渋谷区全体の課題についても未来につながる施策を提言してまいりました。

来年にはいよいよオリンピック・パラリンピック大会が開催されます。新しい庁舎や公会堂が開設し、渋谷駅周辺の再開発が進むなか、中心部にとどまらない、豊かな生活環境の構築に向け、これからも令和の未来を見据え全力で取り組んでまいります。

子どもたちの充実した野外活動のために!

6月から7月にかけて、二の平渋谷荘や河津さくらの里しぶやの区民保養施設や、峰の原青少年山の家などの青少年宿泊施設の視察に行ってまいりました。保養施設については、訪れた方も多いかと思いますが、本区では長年子どもたちの野外学習の場として利用されてきた、山中高原学園、富山臨海学園の契約終了に伴い、今年より御殿場の国立中央青少年交流の家と、栃木県の国立那須甲子青少年自然の家を利用しております。両施設とも広大な敷地のなか、自然に触れ合うプログラムも充実しており、野外学習や友達との想い出づくりの場として、最適な環境だと思います。開設からだいぶ経っているため、設備の老朽化など細かい課題はありますが、施設のスタッフの情熱は補って余りあるとも感じました。

今後も、改築を検討している新島青少年センターも含めて、子どもたちの未来のためにしっかりと提言し、見守っていきたいと思います。

代表質問

9月10日より本年第3回定例議会が開催されていますが、今回6月に行われた改選後初の議会の報告をいたします。第2回定例議会の代表質問では、まちづくりや子育て・福祉など大きく7点質問いたしました。

昨年の騒動を受けて条例が制定されたハロウィン対策については、酒類の販売自粛や路上での飲酒制限などの内容に対して、運用手法や違反となる基準も明確ではないため、検証した上で改正も含めた実効性を伴うものとするよう提言いたしました。7月から、条例の改正に基づき公共の場所での路上喫煙などに罰則が適用されたことを受けて、街中でのポイ捨てが目立ってきている現状を鑑み、条例の周知とモラルやマナーの意識づけを要望いたしました。

子育て支援については、本年度から開始された、渋谷区子育てネウボラ(妊娠期から18歳まで長期に総合的な支援をする制度)について、発達障がい児の専門人材の拡充、一時保育や病児保育の利用をしやすくすることなど提言いたしました。また昨今多発している登園や散歩中の園児の列に車が衝突する痛ましい事故から子どもたちを守るために、保育施設と公園などを結ぶバス移動サービスの実施を要望いたしました。

大人の引きこもり対策については、渋谷区として64歳までを対象とした実態調査を行うことを提言し、区役所内にニート・引きこもり相談窓口を設置するよう要望いたしました。

障がい者のサポートについては、特性や支援上の配慮事項がわかる個人カードを活用する取り組みが実施されることを受け、その内容を災害時の避難生活などでも共用できるようにするため、庁内横断的に管理することを提言しました。また、本年度から実施されている障がい者スポーツ体験教室について、参加がしやすいように区内の複数地域での実施や、移動手段のサポート体制など要望しました。

この他にも、商店街振興策としてのキャッシュレス決済の導入に関する質問などいたしましたが、今後も、身近な課題や、渋谷区全体の未来につながる施策に対して、委員会などの機会でもしっかりと提言してまいります。

斎藤竜一
渋谷区議会議員