渋谷区議会議員

斎藤竜一

RYUICHI SAITO

斎藤竜一の活動報告
DRAGON NEWS VOL.21

こんにちは!さいとうりゅういちです!

桜の季節も終わりを告げ、平成の時代もあとわずかとなりましたが、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

私も、平成とともに今任期の最後を迎えますが、渋谷の新しい時代のために、新たな挑戦をしてまいります。

2月25日から始まった第1回定例議会では、自民党議員団幹事長として区長、教育長に質問をいたしました。新年度予算について持続可能な行財政運営を提言したほか、世間を騒がした子どもの虐待については、人材や予算に課題がある児童相談所の設置にこだわらない、渋谷区独自の子育て支援スタイルを構築すべきと提言いたしました。

また、本区でおきた強盗事件を2度と起こさぬため、防犯カメラの設置拡充を進め、安全安心を2020に向けて国内、世界に発信するよう求めました。

この他にも、人生百年時代を見据えた高齢者施策や、子どもたちの未来のための教育施策の充実、また西参道プロジェクトに続く北参道での取り組みなど行政全般にわたり質問いたしましたが、裏面の報告もご参照いただければと思います。

今期の4年間は、総務委員長、議員団の幹事長、そして議会運営委員長として経験を積ませていただきました。この培ったものを今後も地域のそして渋谷の未来のために活かしていきたいと思っております。一番身近なところで、これからも皆さんと一緒に考え取り組んでまいります。

斎藤竜一の代表質問

1防災対策

平成は、自然災害にさいなまれた30年間と言っても過言ではありませんでした。想定外の災害が発生する状況を踏まえて、災害時の医療救護対策が必要と考えます。各種団体と連携をとり、保健医療調整本部の体制を構築すること、要配慮者の避難所の居室等の確保・二次の避難所の開設の充実を図ること。また帰宅困難者対策については、交通機関が運行停止した場合の混乱防止、帰宅困難者の受入施設を開設するなど、今後の取り組みと更なる充実を提言しました。

2防犯対策

来年に控えた東京2020大会後において、区民生活の安全確保と安心感を向上させ、来街者が安心して訪れることができるまちづくりを、区の主導により、強力に進めていくことが必要と考えます。区立公園等における防犯カメラの設置をはじめ、今後の「安全で安心なまちづくり」の実現へ各種施策を提言しました。

3障がい者福祉

新たに精神障がい者保健福祉手帳1級の所持者を、心身障がい者福祉手当の対象に加えることが実現され、施設などハード面の整備に加え、手当の支給拡大を図りました。社会参加をさらに広げるために、障がい者団体連合会からの要望の多い移動支援事業を、来年度予算において増額するなど、通所しやすい就労支援事業所の充実を実現しました。

4子育て環境整備

親による子どもへの虐待という痛ましい事件が報道されています。このような事がこれ以上起こらないように、警察署と協定を結び、「虐待の疑い」段階の情報も共有することで、早期発見・早期予防が必要と考えます。要保護児童対策地域協議会において、地域機関のネットワークを構築し、情報を共有したうえで、具体的な段階による支援策を実施できる体制を強化します。

5子育て支援

核家族化が進み、更に近くに親族がいない家庭では、子育ての悩みをひとりで抱えています。本来は、家族で子どもをいつくしみ育てる「子育て」が、孤独の孤と書いた「孤育て」になっていることが心配です。日々の子育ての相談相手が少ない、特に幼稚園入園前の保護者が気軽に立ち寄れる「子育てひろば・支援センター」の更なる拡充を提言しました。子どもと遊ぶだけでなく同地域の保護者との仲間づくりや、職員への悩み相談体制を充実します。

6街づくりについて

西参道プロジェクトとして、来年鎮座100年を迎える「明治神宮」の西の玄関口から、甲州街道に向かう参道を整備します。また、ササハタハツ・プロジェクトの起点となる緑道の整備や、首都高速道路の高架下を活用した商業施設などの誘致を含めた開発を行います。渋谷区が、「文化の香りあふれる落ち着いたまち」「賑わいのあるまち」の融合であるために、賑わいだけに特化しない落ち着きのある参道となるよう、また北参道の整備も進めるよう提言しました。

7キャッシュレス決済導入促進事業

キャッシュレス化の進む中国と比べると、日本ではまだ導入が2割程度にとどまっています。現金に対する信用性や店舗側では手数料が高い、周辺環境の整備や対応に不安が残ること、消費者側からは個人情報の流出などセキュリティに対する不安、金銭感覚の麻痺などが理由として挙げられています。キャッシュレス決済浸透に事業者側の負担軽減と消費者側が安心して利用できるための周知や説明の徹底を提言しました。

8英語教育の推進

2019年ラグビーW杯、2020年オリンピック・パラリンピックへ向けて、外国から多くの方の訪日が予想されます。これまで以上に外国語を活用する機会が増え、英語教育の重要性が増してきました。渋谷区では、2020年から小学3年生から外国語活動が、5年生から英語が教科として始まります。英語教育の必要性が高まるなか、国際都市渋谷の小・中学校の英語教育を更に充実させます。

斎藤竜一
渋谷区議会議員