渋谷区議会議員

斎藤竜一

RYUICHI SAITO

斎藤竜一の活動報告
DRAGON NEWS VOL.3

こんにちは! さいとうりゅういちです!

新しい年を迎え、皆さんいかがお過ごしでしょうか。前回の報告が夏前でしたので、半年の間の区政報告をさせていただきたいと思います。

前回の報告の中でもお話しいたしましたが、これからは福祉や子育て環境の充実に力を注ぎたいという思いから、昨年六月より福祉保健委員会に所属いたしました。渋谷区管内の施設の視察、また先日は行政視察で金沢市、高浜市、豊岡市の福祉施設の視察を行ってまいりました。

環境や財政状況などの違いはありますが、渋谷区と地方の都市に共通して言えることは、福祉の現場に携わる方々の熱意ではないかと思います。単に施設を造るだけでなく、そこに従事する方々の日々のご苦労に支えられていることを実感してまいりました。そしてなによりその根幹にあるものは行政の取り組みであると思います。

私も区議会議員の一人として、そして福祉保健委員としてこれからも渋谷区の福祉行政に取り組んでいきたいと考えております。今後も身近なところから皆さんのご意見、ご要望をうかがってまいります。

地域での取り組み

地域の皆さんの一番身近なところで仕事をしていきたい、今までも様々なご要望に対して迅速に対応できるよう心がけてまいりました。最近では、原宿外苑中学校前の交差点にある、点字ブロックが破損して段差ができているとのご指摘をいただき、すぐに改修に努めました。

また「家の前の道が陥没しそうだ」とのご連絡にさいしては土木部と連携して迅速に対応させていただきました。

周辺の住民の方々から、「普通だと半年はかかることを数日でやっていただけた」と評価していただきました。ひとつひとつは小さなことかもしれませんが、地域の安全や安心を守るためにも重要なことであると思います。これからも皆さんからのご要望・ご意見にひとつひとつ丁寧にお答えしていきたいと思います。

議会報告

昨年9月30日より開かれました第三回定例会の初日に、会派を代表して質問いたしました。今回は来年度の予算編成を初めとして大きく分けて8点の質問をいたしましたので、報告させていただきます。

予算編成に対しての質問に続き、渋谷区内でも感染者が急増している新型インフルエンザに対する渋谷区の取り組みをうかがいました。すでに広報などでご存知かと思いますが、渋谷区では妊婦のかたや、基礎疾患がある方、また幼児・小中学生、65歳以上の方などへの助成をすることとなり、すでにワクチン接種も始まっております。優先順位外の一般区民への接種はこれから始まると思われますが、今後も注意深く見守ってまいります。

続いて教育問題について区長、教育長に質問いたしました。内容としては幼児教育と保育園の待機児対策について、幼保一元化をふまえた幼稚園教育と保育の機能を併せ持つ施設を造ることができないか、これにより幼児教育の充実、保育サービスの向上を進めていけないかというものです。これについて、区長から、山谷幼稚園において来年度より延長保育を合わせた運営を行なっていきたいとの前向きな答弁をいただき、またこの新しい形での施設の名称を一般公募したらどうかとも提案させていただきました。また教育長に対しては、「土曜・放課後学習クラブ」の今後の展望を伺い、小中一貫教育との連携を質問いたしました。

次に高齢者福祉について日常的な健康維持のための事業(女性にも評判が良い「いきいき麻雀サークル」やシニアバス旅行、また遊湯〜ひろば事業など)の拡大を提案し、社会保障制度確立にのため渋谷区の今後の方向性について質問いたしました。

次に震災対策として帰宅困難者誘導型防災訓練の実施について質問いたしました。これにつきましては、昨年11月18日に渋谷駅を中心とした、鉄道関係、デパートなどを含めた事業所、また近隣の大学とも合同に地域町会・商店会を中心とした訓練が大規模におこなわれ、大きな成果をあげたところであります。

つづいて景気対策および生活支援について、11月3日に発売開始されたプレミアム付き区内共通商品券事業、また住居喪失者対策について質問いたしました。

次に私が最近特に危惧をかんじております、自転車運転マナーについて伺いました。この質問に関しましては別に報告させていただきます。

最後に千駄ヶ谷地区の方々が特に関心が多い、原宿警察署跡地の有効利用について再度区長に質問をし、計画が多少遅れてはいるが、22年度中の土地取得に向けて関係機関と協議を引き続き進めていくとの心強い答弁を伺いました。

私が今回質問いたしました項目はもとより、他の諸問題につきましても今後注意深く見守り、提案をいたしてまいります。

自転車問題

昨年の7月に区内の都立第一商業高校において「スケアード・ストレート方式」というスタントマンを使った自転車安全教室が開かれました。

昨今の自転車運転マナーの低下は著しく、今後社会問題にもなるであろうこの問題について、先の代表質問でも取り上げ、区長からより啓発活動を充実させ、また区内の中学校で順次この方式を使った自転車安全教室を行っていくという答弁をいただきました。また、所属している交通・公有地問題特別委員会の区内各警察署との懇談会の席でも、一昨年に引き続き自転車の運転に関する提案をさせていただき、今年にはいってからの取り締まりの強化も含めた啓発活動の充実を確約していただきました。

補償問題などを含めると小さい子どもから高齢者まで不幸にしてしまうこの問題について、今後も注意深く見守っていきたいと思います。

斎藤竜一
渋谷区議会議員