座間市議会議員

伊田まさひこ

MASAHIKO IDA

伊田まさひこ議員へのインタビュー

伊田まさひこ座間市議会議員(神奈川県)へ、平成23年9月6日にインタビュー取材をさせていただきました。

内容は以下の通りとなります。

国政との違いについて(有権者が地方議員に期待されている事柄とは)

伊田雅彦議員

記者 国政との違いとして、有権者が地方議員に期待されている事はどのような事柄だと思いますか。

伊田雅彦議員 市民の方々の要望や意見などいろいろあると思いますが、市民の方がかしこまって話すのではなく、肩を張らずに話しができる身近な存在であることが最も大切だと思います。生活に密着した地域独特の事項などを伝えられるということが求められると思いますので、最終的には自分たちが住んでいる街が住みよい街だと認識してもらうためにも、私たち議員も地域に密着した事柄に精通しながら意見をいただけるという存在でなければいけないと思っております。

座間市で今、一番問題だと思われる事

記者 座間市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。

伊田雅彦議員 キャンプ座間の返還跡地利用構想問題です。返還跡地の一部に病院を誘致しようということで利用構想もまとまっているのですが、神奈川の県央医療圏では座間市が病床過剰地域の中に入っているため、現状は勝手に病院を誘致できないという状況にあります。県に対しては跡地利用構想の話がまとまって以来、病床過剰地域の撤廃と県の弾力的な運用を求める交渉をさらに積極的にしておりますので、跡地利用構想に出したような病院誘致が早く実現できるようにしていくことが、今後の大きな課題だと思っています。

その問題に対する具体策

記者 現在、伊田雅彦市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。

伊田雅彦議員 私ども会派は病院誘致を積極的に進めている会派ですので、会派の広報紙等で意見を出させていただいて、駅頭や各家庭へ配布したりしています。私自身としては、市政報告会を開いておりますので、できるだけ事細かに経緯等の説明をさせていただいております。市民の方にも正しく理解していただき、更に市民の方からも大きく声を上げてもらうよう活動しております。

議員活動報告

記者 伊田雅彦市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なってらっしゃいますか。

伊田雅彦議員 地元の地域を中心に30人前後が集まる座談会のような形で、市政報告会を開いています。また、ちょっとした会合に顔を出した時など、市政報告会という形を取らずとも、直接お話しする中で立ち話程度でも報告させてもらっています。あとは、会派の広報紙や自分のブログでの報告ですね。

若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫

記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、伊田雅彦市議は何が必要だとお考えですか。

伊田雅彦議員 月並みかもしれませんが、インターネットやブログなどのツールを使うというのが今の社会では大事なのかなと思います。ただ正直言って、政治の硬い話ばかりでもアクセスしてもらえませんので、私のブログでは政治の話ばかりでなく、自分自身を分かってもらうためにもプライベート的な報告も交えています。そこから政治にも興味を持ってもらえればと思います。また、私は議員になる前から少年野球のコーチをやっており、スポーツを通して皆さんと接する機会がありましたので、その中から自然ときっかけを作り、理解して興味を持ってもらうことも大切だと感じています。

支持者へのメッセージ

記者 最後に支持者にお伝えしたいメッセージがあればお願いいたします。

伊田雅彦議員 市民の方々が議会に対してどう思っているかということで、この春、座間市議会で議会改革に関するアンケートを取った結果、その中には厳しいご意見もありました。いろいろな方向性があると思いますが、皆さんからのご意見を真摯に受け止め、議会は市民の皆さんのために一生懸命活動してまいります。その努力を理解していただけるように、私自身もそうですが、議会全体で今後も努力していかなければいけないと思っております。

記者 ありがとうございました。

伊田まさひこ
座間市議会議員