日光市議会議員

田村こうさく

KOSAKU TAMURA

田村こうさく議員へのインタビュー

田村こうさく日光市議会議員(栃木県)へ、平成26年1月22日にインタビューをさせていただきました。

内容は以下の通りとなります。

国政との違いについて(有権者が地方議員に期待されている事柄とは)

田村こうさく議員

記者 国政との違いとして、有権者が地方議員に期待されている事はどのような事柄だと思いますか?

田村耕作議員 国政との大きな違いは、“身近”であるということだと思います。そして、期待されていることは、その“身近”に山積する多くの課題解決をしながら、常に地域住民の行政サービスの向上させていく事だと思っております。

日光市で今、一番問題だと思われる事

記者 日光市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。

田村耕作議員 どの自治体も財政問題と言いたいところだと思います。勿論、日光市も決して財政的に恵まれている訳ではありませんから、財政問題と言いたいのですが、先日改めて思わされたのが、原発問題からの真の風評被害からの脱却。これが一番の問題かと思います。
子供達の安全確保のための対策として、校庭・通学路等の除染や18歳以下の子供がいる家庭への除染など子供達への安全の確保や一時9割もの観光客が減少した風評被害等への観光対策など多くの対策を講じたことで、市民生活が安定され観光客が例年通り少しずつ戻っていることが現実的に感じられるようになってきました。
しかし、旅館経営者や物産店主等に話を聞くと、「原発事故以前に戻ったといわれるけど、現実は程遠い。」と、多くの人が口を揃える様に言います。更にその細部に至る話を聞くと、まだ完全に立ち直っていないと感じざるを得ません。
いったいどこで線引きをすれば解決する問題なのか、先を見ればゴールが見えにくい問題ですが、根気強く取り組まなくてはならないと考えております。

その問題に対する具体策

記者 現在、田村市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。

田村耕作議員 会派の政策要望の中で、放射能対策について予算要求をし、その充実を図ってきました。しかし、細部にわたるまでの根本的な解決策とまではいくものではなかったので、更に具体的な問題を抽出し、一般質問や予算審査特別委員会等の場でその解決策を見出していきたいと思っています。

議員活動報告

記者 田村市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なっていらっしゃいますか。

田村耕作議員 多くの機会を捉えて一人でも多くの方にお会いして伝えることが何よりも正確で一番伝わりやすいと思います。しかし、これだけSNS等が普及する情報化社会の中で、今後はそのネットワークシステムを有効に利活用し、しっかりとした正確な活動報告をしていくべきと考えます。

若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫

記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、田村市議は何が必要だとお考えですか。

田村耕作議員 かつて私も政治に興味を持たない若い有権者でした。しかし、ある国会議員の選挙を手伝ったことが“きっかけ”で、政治が自分に身近なものだと思えるようになり、興味を持つことができ、今日に至っております。35歳で市議会議員になって以来、同世代や若い世代の方たちと酒を酌み交わしたり、膝を交え、腹を割って話すことで多くの若者が興味を持ってくれました。必要なのはその過程の中で、何らかの“きっかけ”を言葉や体験等で気づきを植え付け続けることだと思います。

支持者へのメッセージ

記者 最後に支持者にお伝えしたいメッセージがあればお願いいたします。

田村耕作議員 真の政治家として市民の負託にこたえるため、人の心の痛みがわかる思いやりのある政治家としてこれからも邁進していく所存ですので、今後ともご支援くださいますようよろしくお願いいたします。

田村こうさく
日光市議会議員