伊藤ちか子稲城市議会議員

CHIKAKO ITO

伊藤ちか子議員へのインタビュー

国政との違いについて(有権者が地方議員に期待されている事柄とは)

伊藤ちか子議員

記者 国政との違いとして、有権者が地方議員に期待されている事はどのような事柄だと思いますか。

伊藤ちか子議員 やはり身近な問題で、例えば交通渋滞の問題やヒブワクチンや新型インフルエンザ問題など直接自分に影響あるものが地方議員と国政との違いかなと思います。本来ならば国政ですぐ取り上げて一斉にやって欲しいのですが、とても財源がかかるからそれは難しいと。そうすると地方自治体で独自にやる事もできるわけで、小回りのきくことが地方議員に求められているのではないかなと思っています。

稲城市で今、一番問題だと思われる事

記者 稲城市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。

伊藤ちか子議員 稲城市に限らず、後継者不足などのいろいろな問題でどんどん都市農業が衰退してきています。ニュータウンの開発に伴う住宅政策なのですが、稲城市に新しく若葉台という所が出来ましたが、蛙も虫もいないような住宅街で、働く事と住む事が分散化されてしまっていますよね。やはり、住宅の中にも農業があったり生産緑地があったり、そういう当たり前な生活が衰退してきていることが問題だと思います。東京都もどうやったら都市農業を守れるのかということで、具体的に対策を考えていますが、税制の問題もあると思います。

その問題に対する具体策

記者 現在、伊藤市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。

伊藤ちか子議員 私自身その問題に対して何をしているかというと、税制改正ですね。それから都市農業を守るには自分が農業がわからなければ駄目なので、ここ2年間、朝の草むしりからサツマイモ作り、柿作り、落花生作りなど何でもやっています。稲城市に初めて体験型農業を実現できました。やはり自分の体験をもとに議会で発言することによって政策に繋がると私は思っています。

議員活動報告

記者 伊藤市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なってらっしゃいますか。

伊藤ちか子議員 年に2回「ひまわり」という活動報告を出しています。

若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫

記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、伊藤市議は何が必要だとお考えですか。

伊藤ちか子議員 稲城市の議会で、インターンシップ制度を私が初めて導入しまして、高校生から大学生、社会人、とにかく全ての人を受け入れ、もう20人以上の人たちが私の手元から警察官になったり、若い人たちがいろんな形で活躍されてます。出来ることはそういうことだと思っています。

記者 ありがとうございました。

支持者へのメッセージ

記者 最後に支持者にお伝えしたいメッセージがあればお願いいたします。

伊藤ちか子議員 不満、不安などを持った時に愚痴ではなくて、自分の情報を身近な議員に伝えてもらえれば、それが第一の解決方法でもあるかなと思いますね。不安な材料を分散化させることによって住みやすい社会をお互いに作っていくようにと思っています。

記者 ありがとうございました。

伊藤ちか子稲城市議会議員