津市議会議員

小林たかとら

TAKATORA KOBAYASHI

小林たかとら議員へのインタビュー

小林たかとら津市議会議員(三重県)へ、平成29年7月6日にインタビューをさせていただきました。

内容は以下の通りとなります。

津市で今、一番問題だと思われる事

小林貴虎議員

記者 津市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。

小林貴虎議員 個人的に力を入れていることとして、教育の問題と地域の経済的活性があります。教育の分野で気になっている点は、全国の学習調査で三重県全体も良い成績を収めていないのですが、津市も同様に小中学校の習熟度があまり高くないという点です。その問題と関連して、津市での教育を懸念している親御さんたちが増え、定住離れも生じてきておりますので、その改善も解決しなければならない問題だと思っています。また、人口がこの7年間で7000人減っているため、地元の経済にも大きな打撃を与えています。中部国際空港まで船で45分と地の利も良いところですが、地域の資源を活かし切れていないと感じています。

その問題に対する具体策

記者 現在、小林市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。

小林貴虎議員 サミットもあり、三重県全体が観光に力をいれPRしている成果も出て、三重県全体では年間3000万人、南西方面に年間およそ1500万人の観光客が車で訪れています。しかし、60年も前から伊勢自動車道津インター前の開発の話はあったのですが、遅々と進まず、未だ津は素通りされている状況です。農地転用の条件緩和が出てきていますので、この機会に津インター前の再開発をして、県と連動しながら観光誘致にも積極的に力を入れてほしい、ということを一般質問等でも訴え、執行部へ働きかけております。

議員活動報告

記者 小林市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なっていらっしゃいますか。

小林貴虎議員 電子媒体として、ブログとFacebookですね。幸いに昨年から議会中継画像がYoutubeでアップできるようになったので、定例会ごとにブログには動画付で説明をしています。また定例会後には必ず地元で報告会も行っています。あとは、年に1回ですが、一部の地域へ新聞折り込みをしています。

若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫

記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、小林市議は何が必要だとお考えですか。

小林貴虎議員 国会の事に関しては、例えば、テロ等準備罪だったり、組織犯罪処罰法など自分の生活にあまり直結していない観念的なこともテレビ等でいろいろと報道されているので、注目されていると思います。一方、我々地方議員がやっていることは、小中学校や保育園、上下水道、公民館など、毎日目にする物や毎日使うことに係る仕事なので、やっている内容はわかりやすく、10年、20年前に語られたことがどうなっているのか、今語っていることが今後どうなるのかというビジョンもわかりやすい内容だと思いますが、メディアには取り上げられにくいという状況にあります。ですから、ちゃんとした説明を受けて、ちゃんと理解できれば、政治の導入面では一番入りやすいところだと思います。
私も学生さんに質問もよく受けるのですが、若い方に限らず一般の有権者の方はどういうシステムで議会がどう動いているのか、また議員の権限を正確に把握している方はたぶん少ないと思いますね。取りあえず、議会に傍聴しに来ていただき、わからなければ議員をつかまえて聞いてみるという努力をしていただければと思います。そうすることにより、政治の流れもわかり、自分たちはどういう行動をとればよいのかということもわかってくると思います。

小林たかとら
津市議会議員