渋谷区議会議員

斎藤竜一

RYUICHI SAITO

斎藤竜一の活動報告
DRAGON NEWS VOL.15

こんにちは!さいとうりゅういちです!

卒業式のシーズンも過ぎ桜の花も美しい季節になってまいりましたが、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

私も新たな年を迎え、この3か月の間、通常の委員会活動をはじめ定例議会・予算特別委員会など全力で取り組み、また地域の新年会などの席で皆さんの要望など伺ってまいりました。28年度の予算も決まり(詳しくは裏面で)渋谷区が新たな未来を形成する時期を迎える今、他の自治体に比べ行政サービスの充実に評価をいただいてはおりますが、待機児童の問題が未だ解消されないなど課題も残っております。引き続き解決を目指して提言してまいります。

2月に新国立競技場の建設予定地の視察に行ってまいりました。今年度の予算には、千駄ヶ谷周辺での電線地中化に対する調査の費用も計上されております。オリンピックだけでなく、その後の未来に向けた街づくりのため、年度が替わり議員生活も10年目を迎える今、より多くの期待に応えられるよう、これからも全力で取り組んでまいります。

行政視察報告

報告が遅くなりましたが、昨年の10月総務委員長として初めての行政視察に行ってまいりました。平成24年度に新庁舎が完成した那覇市をはじめ、三都市を視察し、渋谷区が現在進めている新庁舎建設に関するテーマを中心に、それぞれの市が建設計画に着手した経緯、また基本構想におけるコンセプトなど、担当者との質疑を交えながら、現在抱える課題も現地で施設を案内していただく中で垣間見えるなど意義深い視察となりました。

庁舎建設の考え方は、竣工時期の違いはありますが、人・環境にやさしい、市民に開かれた安心安全な庁舎という共通項があります。これは本区の庁舎建設にも重なるものであり、旧庁舎の解体も始まり建設工事の段階に入る今、新しい渋谷区の庁舎が、区民の皆さんの期待に応えるものとなるよう、これからも委員会等を通じて提言してまいります。

平成28年度予算決定!

3月の第1回定例議会において、平成28年度の予算が議決されました。

一般会計が845億円余、国民健康保険や介護保険事業などの特別会計が485億円余、総額で1330億円余の前年度とほぼ同額の当初予算規模となります。

この一般会計予算を区民一人当たりに換算すると約38万円になり、子育て支援や高齢者・障がい者支援など福祉の充実に約52%を充てるほか、教育やまちづくり、環境の向上など適切に使われる内容となっております。

主な新規事業としては、コミュニティFMを活用した区政情報の発信や、「しぶや区ニュース」の刷新・全戸配布、障がいや疾病などで集団保育が困難な児童のための居宅訪問型保育事業や、路上生活者などへの支援としてハウジングファースト事業などのダイバーシティとインクルージョンの推進、避難所等備蓄食料品のアレルギーフリー化、犬猫用ペットフード備蓄や、客引き行為等防止指導員のパトロール体制の強化などによる、災害対応力の強化や安全安心の街づくり事業。高齢者向け住宅を幡ヶ谷に開設し、また認知症地域支援推進員を新たに配置し、初期集中支援チームの拡充を図るなどの福祉の充実。

私立認可園の開設や、保育施設貸借物件に係る賃料補助の上乗せ加算など子育て支援の充実が図られます。

その他にも、宮下公園を世界に誇れる立体都市公園への整備が進められ、西原スポーツセンターのエントランス、大体育館床改修などパラリンピアン支援を含めたスポーツ振興、そして、現在の青少年派遣研修に加え、新たに中学生によるシリコンバレー派遣研修を始めるほか、すべての公立小中学校、幼稚園をオリンピック・パラリンピック教育推進校に指定するなど、子供たちの未来を見据えた事業が展開される予算になっております。

このように28年度予算は、本区が抱える諸課題に取り組む内容になっていますが、高齢者福祉施設の不足や、待機児童の増加に歯止めがかからないなど問題が山積しているのも事実です。

子供たちや高齢者などすべての区民が、未来に希望を持ち安全安心に住み続けられる渋谷を目指し、各予算の執行状況も丁寧に確認しながら一番身近な場所で皆様の要望を伺い、 これからも真摯に取り組んでまいります。

バスタ新宿オープン!

長年にわたり近隣の皆さんにご協力いただいてきた新宿駅南口の基本整備事業が節目を迎え、商業施設を備えたオフィスビルと新宿南口交通ターミナルがオープンいたします。

私も、この事業の説明会や現場見学会に参加し、また事前の協議などで地域の皆さんの要望など届けてまいりました。

ターミナルの愛称も「バスタ新宿」と決まり、これからはより利便性の増した地域環境に期待するところではありますが、開業してから出てくる問題もあると思います。

今後も注意深く諸課題に取り組んでまいります。

区民の財産を守るために!!

3月の定例議会で「渋谷区清掃及びリサイクルに関する条例」の一部が改正されました。

以前より地域の方々からご指摘のあった、段ボールや空き缶などの資源ごみが不法に収集されているという問題を解決するために、条例の中に廃棄物の収集又は運搬の禁止を加え、禁止命令及び罰則が新設され、悪質な違反者には20万以下の罰金が7月より処されることになります。

日ごろ地域の美化推進にご協力いただいている方々の意をくむべく、これからも提言してまいります。

斎藤竜一
渋谷区議会議員