渋谷区議会議員

斎藤竜一

RYUICHI SAITO

斎藤竜一の活動報告
DRAGON NEWS VOL.8

こんにちは!さいとうりゅういちです!

例年よりいくぶん遅い桜の開花もすぎ、新緑が眩い季節になってまいりましたが、皆さまいかがお過ごしですか?

私も皆様方からのあたたかいご支援をいただいて、二期目の議員活動も二年目を迎えております。三月の定例議会では予算特別委員会の委員長を拝命して、二十四年度の予算審議に務めてまいりました。

また、昨年の第四回定例会では、会派を代表して質問をし、渋谷の今、そして未来に向けての政策を提言いたしました。今回のニュースでは、代表質問と二十四年度の予算についてご報告したいと思います。

昨年の一年をあらわす漢字が「絆」だったことは記憶に新しいところですが、私も六年前に立候補を決意するにあたり、後援会のしおりの中で「絆」の一言を掲げました。

昨年の震災以降、普通に過ごしてきた日常が変化してきている今、五十年、百年先を見据え子どもたちに明るい未来を担保できるよう、地域の絆を守りいちばん身近なところで、愛する街に全力投球で取り組んでまいります。

渋谷のイメージアップ!!

今年は昭和七年に渋谷区が誕生してから八十周年を迎える節目の年になります。少年少女合唱団の結成や、「こども夢チャレンジ」など渋谷の未来を担う青少年の育成事業も数多く実施されますが、新たに渋谷区観光協会も設立されます。都内や近郊からだけではなく、海外からも多くの方が来訪する渋谷のイメージを今まで以上に良くしていくためにという観点から、昨年の代表質問で渋谷のイメージアップを提言いたしました。

委員会で視察した金沢市の例をあげて、街区表示板を整備し将来的にはタッチパネルの採用など来街者にもわかりやすくなるように、また公衆トイレを今まで以上に衛生的で使いやすくなるよう整備・新設を要望いたしました。

今年にはいり、区内の表示板も整備が進んでおり、また新設された公園「臨川四季の森」にも使いやすいトイレが配備されるなど、着々と整備されております。今後もウォーキングなどが楽しくなる街づくりを提言してまいります。

代表質問

(平成二十四年度予算への要望)

平成二十四年度の予算編成に向けて、昨年の第四回定例会で代表質問をいたしました。質問項目の中から本年度の予算に反映されたものを中心に報告させていただきま す。

まず、「渋谷の未来に向けて」の四ヵ年計画の中で未着手である、旧原宿警察署跡地施設について質問いたしました。長年にわたって地域待望のコミュニティ施設の建設について今後のスケジュールや利用する方々の要望をどのように取り入れていくのか・・・。

新年度予算の中に東京都からの用地取得費と初期設計等が組み込まれており、今後は地域や関係諸団体との協議が進められてまいります。コミュニティの核となる施設の完成が待ち遠しい限りです。

次に、放射能対策について測定の拡大、給食食材のサンプル検査の充実を提言し、これについても四月から放射能測定体制の強化が図られることとなりました。また、小学校の保護者を中心に提出された「給食の安全を守る」請願も三月の定例議会で全会派一致で採択されました。

次に福祉計画について二十四年度から新たに始まる福祉計画、障がい者福祉計画について質問し、介護予防につながる「いきがいづくり事業」の更なる拡充や、地域包括支援センターを出張所単位の十一ヶ所に拡大するよう提言いたしました。渋谷区では引き続き高齢者福祉施設の充実を図っていくとともに、身近なところでは、要支援または要介護一以上の認定を受けた方に出前でも外食でも利用できる食事券の補助を行い、地域で人と人とのつながりが持てる事業が始まります。

またかねてより本会議や委員会の席で提言しております、自転車の安全対策についても、今年より「渋谷区自転車安全利用対策協議会」が設置されることとなり、質問の中で取り入れた走行しやすい道路の整備も含まれた対策の強化が図られることになりました。小さいお子さんから、高齢者までの安全が守られる環境が整っていくようこれからも提言してまいります。

そのほかにも、小中一貫教育校「渋谷本町学園」の開校にともなう本町地区の整備や、古着・布団回収事業の拡充について質問し、これらについても新年度の予算に反映されております。

大変厳しい財政状況のなか、予算が有意義に執行されるよう、これからも皆さまのいちばん身近なところで全力投球で取り組んでまいります。

斎藤竜一
渋谷区議会議員