池田市議会議員

冨田ひろき

HIROKI TOMITA

冨田ひろき議員へのインタビュー

冨田ひろき池田市議会議員(大阪府)へ、平成30年6月27日にインタビューをさせていただきました。

内容は以下の通りとなります。

池田市で今、一番問題だと思われる事

冨田裕樹議員

記者 池田市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。

冨田裕樹議員 昔の池田市は、豊能地区の中心地として栄えてきた経緯があります。阪急電鉄や阪急百貨店、宝塚歌劇団等を作った小林一三氏など、当時の池田の商人が中心となり、兵庫県をまたいだ北摂の全体の発展を牽引してきた勇姿があります。しかしその後、その栄華が逆に足枷となり、保守的な街づくりを長年続けてしまった結果、隣接する箕面市、川西市は人口増加と新開発によって街全体を発展させていく一方、池田市は取り残され、人口増加も見込めないまま、高齢化も加速する中で、街づくりのビジョンが未だ明確に見出せていない、ということが一番の課題だと感じています。

その問題に対する具体策

記者 現在、冨田市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。

冨田裕樹議員 今後池田市は、定住人口を増やすことで安定的な税収を確保しなければなりません。その為にも、関西で最も住みやすく、住みたい・住み続けたいと思っていただけるような、新しい街づくりを実現させていかなければなりません。その為に私は、1)街並みを綺麗に整備すること、2)緑を豊かにすること、3)子ども子育て支援を更に充実させること、4)防犯と危機管理体制を強化させること、5)交通の利便性を高めること、6)バリアフリー化を推進させること、7)社会的弱者の支援を強化させること、等を柱に政策提言しております。また、池田市のブランド力を向上させるため、美観を推進し、洗練された街づくりのための政策提言を行なっています。

議員活動報告

記者 冨田市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なっていらっしゃいますか。

冨田裕樹議員 主に年に3、4回チラシを作成して、全戸配布しています。

若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫

記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、冨田市議は何が必要だとお考えですか。

冨田裕樹議員 ネット投票や開票、18歳選挙権など、環境整備や制度改変も必要ですが、若者の目を向けるために最も必要なことは、民間の常識を有しつつも、社会の未来を明確に描ける政治的スターが出てくることだと思います。地方都市の市町村議員であれば、しがらみなどなくても議員になり社会に貢献することは可能です。しかし、都議会議員、府議会議員、県議会議員や国政レベルになると、政党の看板を抱えて戦わなければ当確は難しいのが現状です。また、本人に能力があったとしても、政党の公認争いにおいて、縁やコネ・世襲を退けてポストを奪うことはなかなかできません。それは有権者の皆さんも無意識的に理解していることだと思います。それを打ち破れるようなスター選手が出てきた時に、政治の闇を打破できると実感できた若者達は、政治に興味と関心を持つのではないかと思います。

冨田ひろき
池田市議会議員