須崎市議会議員

木下永次郎

EIJIRO KINOSHITA

木下永次郎議員へのインタビュー

木下永次郎須崎市議会議員(高知県)へ、平成28年7月4日にインタビューをさせていただきました。

内容は以下の通りとなります。

須崎市で今、一番問題だと思われる事

木下永次郎議員

記者 須崎市で今、一番問題だと思われる事は何だと思われますか。

木下永次郎議員 地震や津波の防災対策問題ですね。

その問題に対する具体策

記者 現在、木下市議がその問題に対して具体的に取り組んでいる事があればお聞かせください。

木下永次郎議員 城山というところに1億数千万円かけて避難場所を作りました。高台へ繋がる避難道2つに加え、今後は3つ目の避難道を作る計画があります。
今の社会は、お金や物にゆとりがある社会になってきているので、人に迷惑さえかけなければ何をしても良いという自己中心的な風潮が強いですね。そして、携帯等の便利なツールに没頭して人とのコミュニケーションが少なくなってきており、お互いが助け合うという気風が薄れてきています。これからの孤独死や避難所生活問題について踏み込んで対応できる姿勢がなりたっていないと思います。私も若い人との接触はあまりありませんが、お互い市民が寄り添いあって、昔のように助け合っていくという気風を盛り上げていきたいと思っています。私達団塊の世代は、7人も8人も家族がおり、家庭から躾が備わってきて、年とともに社会性も着実に身につくという世代でした。昔のようにおじいさんがいて、親がいるという3世帯同居であれば、介護の問題も子育ての問題も教育の問題も全て網羅してうまくまわっていくという理想像にも近かったと思いますが、今は核家族化が増え、人との関わりも見て見ぬ振りをする傾向が強くなっています。それによって、子育てに行き詰って虐待をしたり、自殺まで招く深刻ないじめ問題も出てくる社会になってしまったのだと思います。若者が我々との同じ思いになるための仕組み等を模索しながら、須崎市に大きな災害があっても、一人の人命も失いたくないということを大きな目標として、対応しています。

議員活動報告

記者 木下市議は現在議員としての活動報告は、どのような方法で行なっていらっしゃいますか。

木下永次郎議員 地元の声を拾うということで、まずは地元へ出向いて皆さんの心配ごと等を聞き、一般質問等で質問をしています。

若い有権者が政治に興味を持ってもらうための工夫

記者 若い有権者の方々に政治に興味をもってもらうためには、木下市議は何が必要だとお考えですか。

木下永次郎議員 安保法案の問題や原発の問題など、どんな問題も自分達の身近なことに繋がる問題ですので、いろいろな意見も聞きつつ、自分なりに勉強をして、一票を投じてほしいと思います。

木下永次郎
須崎市議会議員