朝霞市議会議員

ししくら千代子

CHIYOKO SHISHIKURA

ししくら千代子の活動報告
VOL.10

平成27年6月定例会 一般質問

朝霞市議会総務常任委員として、自治基本条例制定について福岡県北九州市、福津市、糸島市の先進市を視察勉強して参りました。

まず、自治基本条例とは自分たちの地域の街づくりについて自分たちで考えて決めていくためのルールのことで、いわゆるその街の憲法ともいうべき大事な性質をもった条例であります。

視察させていただいた3市共、街を良くしたいという住民の思いが条文に十分反映されるよう、より多くの住民が関わり十分な時間をかけて議論を交わして作りあげたという事でありまして、その議論を交わしていく過程が大変重要であるという事でした。

朝霞市におきましても、自治基本条例について勉強会等行なわれているようですが、制定に向けてこの市の考え方をお聞き致しました。

【答弁(1回目)】

1点目の自治基本条例についての(1)について、御答弁申し上げます。 自治基本条例の制定につきましては、前提として、市民の皆さん、議会そして行政が、朝霞市に求められるまちづくりの理念を共有していくことが大切であり、現行の第4次総合振興計画の基本方針である「パートナーシップによるまちづくり」を進めていくためにも、重要なものであると考えております。

平成26年5月に開催いたしました「市民が主役のまちづくりをするための講演会」を契機として、講演会の参加者を中心に、“自治基本条例を考えるための市民の会”が立ち上がり、現在、市民の会の皆さんとともに、まずは自治基本条例の必要性について、検討を重ねている状況にございます。

市といたしましては、自治基本条例は、行政が一方的に準備して制定する性質のものではなく、市民の皆さんが主体となって本市の課題や多様な市民ニーズについて率直な議論を交わしていくプロセスが必要だという認識に立ち、市民の会の活動を支えながら、より幅広い方々の意見を伺える機会をつくり、真に朝霞市民にとって必要な条例の制定について検討を進めてまいります。

との答弁がありました。

ししくら千代子
朝霞市議会議員